熊本から島原まで約30分!熊本フェリー「オーシャンアロー」で渡ろう

熊本から島原まで約30分!熊本フェリー「オーシャンアロー」で渡ろう

熊本といえば、九州でも人気の観光エリア!阿蘇の雄大な自然や、日本を代表する名城熊本城、馬刺しにラーメンなどの熊本グルメや可愛らしいくまモンなど、観光の魅力がいっぱいです。そんな熊本旅行で盲点なのが、有明海をちょっと渡ればそこは長崎県だということ。熊本港から熊本フェリーの高速船に乗れば、対岸の島原まではたったの30分!さらに足を延ばして、天草諸島や長崎の街の慣行もできちゃうんですよ。この記事では、そんな便利な熊本フェリーの利用情報と、島原・天草のおすすめ観光スポットをご紹介します!

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熊本から島原まで約30分!熊本フェリー「オーシャンアロー」で渡ろう

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1. 熊本フェリーの「オーシャンアロー」で島原に渡ろう!

熊本フェリーは、熊本港~島原外港の約20kmを結んでいます。同航路には九商フェリーという別のフェリー会社も就航していますが、熊本フェリーの所要時間は九商フェリーの半分の約30分!なぜこんなに時間の差があるのかというと、その秘密は熊本フェリーの所有する高速船「オーシャンアロー」号にあります。

オーシャンアローは石川島播磨重工業(現IHI)が開発した超細長双胴船で、カーフェリー級の規模をもつ高速旅客船としては日本で初めてのものです。ただ速いだけでなく、船内も快適!広々としたフロアで優雅にくつろぎながら、あるいは甲板で雄大な雲仙岳を望みながら、旅情そそられる航海が楽しめますよ。

◆運航ダイヤと料金について

熊本フェリー(オーシャンアロー)は、朝7:30の熊本発便から夕方17:30の島原発便まで、基本的に1日6往復運航されています。これに加えて、4~12月の土日祝日には熊本18:30発・島原19:20発の第7便が増便されます。

熊本~島原は利用客が比較的多いうえに、同じ航路に2社が就航していることから、料金が格段に安いのも大きな特徴!車長4m未満のコンパクトカーなら、運転手分の運賃込みで3,800円と、フェリーの一般的な相場に比べて破格のお値段なんですよ。往復してもリーズナブルなので、ご家族そろっての旅行にもお得でおすすめです。

(※情報は2024年3月現在のものです)

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2. 熊本フェリー「オーシャンアロー」の乗り場、熊本港へのアクセス

熊本港

熊本港は、熊本市街の西に突き出た人工島にあります。熊本港へのアクセスと所要時間は、車またはバスで以下のとおりで、熊本フェリーも九商フェリーも使用するターミナルは同じです。

<車>
熊本駅前から    約20分
益城熊本空港ICから 約40分
熊本空港から    約50分

<バス>
熊本駅前2番のりばから九州産交バス     約30分
熊本交通センター2番のりばから九州産交バス 約40分

なお、車両ごと運搬する場合は、出航の20分前までに乗船手続きを済ませてください。

駐車場は両社別で、ターミナルの建物を通り過ぎて手前が熊本フェリー、奥側が九商フェリーとなります。

ターミナルの建物では、セーラー姿のくまモンがお出迎えしてくれますよ!

チケット窓口は、両社隣り合わせになっています。

ウッド調のターミナルの2階には、ゆったり座れる待合室もあります。

ターミナルにはカフェや売店もあったのですが、私が始発便に乗る前と終便で戻ってきたころは、残念ながら営業時間外で閉まっていました^^;

徒歩の方は、こちらのゲートからいざ搭乗です!車の方は、駐車場に戻って車内で待機しましょう。

3. 熊本フェリー「オーシャンアロー」の船内

オーシャンアローの船内は2階建てになっています。こちらは1階の一般席。高速バスのようなゆったりひじ掛け付きのシートで、窮屈感はありません。

さらにプラス400円で、リクライニングの付いた豪華なスペシャルシートが利用できます。予約は必要なく、受付も支払いも当日の船の中で行います。

スペシャルシートの利用者には、平日限定でソフトドリンクの無料サービスも!

景色に加えて、ドリンクや軽食を楽しみながらの船旅もおすすめですよ。

カウンターバー(売店)ではサンドイッチなどの軽食やスナック類、アイスにお菓子と、いろいろ販売されています。フェリーのオリジナル商品やくまモングッズなどもあるので、お土産探しにも利用できます。

スイーツメニューも、充実していておすすめです!

そしてこちらが2階のようす。

2階はテーブル席を中心としたラウンジのような造りになっています。奥の壁にはモネの睡蓮も飾られていてゴージャスですね!

船内はもちろんWi-Fiも完備です。

出典: ぴー / PIXTA(ピクスタ)

天気が良ければ行きは遠く阿蘇の山並みまで、

出典: y.u-stable / PIXTA(ピクスタ)

帰りは雲仙岳に連なる山々を仰ぐことができますよ!

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4. 熊本フェリー「オーシャンアロー」の島原港

島原港(島原外港)のターミナルは、島原市街の南にあります。バスも鉄道(島原鉄道)も通っているので、徒歩での旅行でもアクセスが不便ということはありません。

バスは本数が少ないですが、島原市街だけでなく雲仙方面にも通じています。鉄道の場合、島原外港駅は終点なので島原市街・諫早方面のみ、1時間に2本程度の運行となっています。

こちらが、ターミナル内の窓口付近のようす。

島原港のお土産コーナーは、熊本港よりもかなり広くてラインナップも豊富!熊本では入手が難しいカステラやからすみなどの長崎土産が揃っているのも魅力です。

うどんカウンターもあるので、旅のスタートや〆の腹ごしらえもバッチリ!

休憩にはスイーツ!という人には、こちらのカフェにタピオカドリンクやソフトクリームがありますよ。

ターミナル内には観光案内所もあるので、島原半島の観光情報を事前に集めておきたい人におすすめです。

5. 島原半島のおすすめ観光スポット!

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

ここからは、島原半島の観光スポットについて主だったものを挙げていきます。雲仙岳が形成した島原半島には、温泉や湧き水など火山由来の自然観光スポットがいっぱい!また、江戸時代初期に島原の乱が発生したことから、キリシタン関連の史跡も数多く見られます。

◆原城跡

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

島原半島南部の原城跡は、2018年に世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」に登録された注目度急上昇中の観光スポット!1637年(寛永14年)に発生した島原の乱で、天草四郎時貞率いる一揆勢が立てこもったところです。

鎮圧までにおよそ4か月を要したこの大規模反乱の後、原城は二度と使えないよう徹底的に破壊されました。荒れ地や畑となっていた原城跡は近年ようやく発掘調査が進められ、大量の人骨や十字架などが見つかっています。

世界遺産の史跡となってからは、駐車場や無料のレンタルサイクルおよびシャトルバスなどが整備されています。また、当時のようすをフルCGで再現したVR映像もおすすめ!スマホアプリとしてDLできるほか、現地でタブレットの無料貸出も行っています。

◆島原城

出典: そら / PIXTA(ピクスタ)

島原市街の中心に構える島原城もまた、島原の乱にまつわる歴史観光スポットです。島原藩主松倉重政・勝家父子の悪政に耐えかねた領民は、まずこの島原城に攻め寄せました。しかし皮肉なことに、領民を容赦なく酷使して築き上げられた島原城の守りは堅く、一揆勢は諦めて原城へと向かったのです。

現在は本丸に5層5階の復興天守閣がそびえ、内部は資料館となっています。もちろん最上階からの眺めも良く、雲仙岳の稜線がすぐ目の前に広がります。

◆湧水庭園「四明荘」

出典: Midipa / PIXTA(ピクスタ)

島原は湧き水が豊かなことでも有名!市街中心部を含め60カ所以上から湧き出る島原の天然地下水は、名水百選にも選ばれている折り紙付きの清水です。

なかでも商店街のすぐ近くにある湧水庭園「四明荘」は、その清澄な湧水を庭園の池に利用した美しい観光名所!明治後期に地元の医師が別邸として造営したもので、池に張り出して設けられた縁側からは、水に遊ぶ鯉の姿がくっりきと見えますよ。

◆島原武家屋敷街

出典: Yama / PIXTA(ピクスタ)

島原城のすぐ西には、江戸時代の武家屋敷街の町割りが残っています。とくに下の丁の武家屋敷通りは、中央を湧水の水路が貫く独特の造りが特徴。道沿いには低い石垣塀の屋敷が並び、そのうちいくつかは観光用に無料で開放されています。

また休憩所兼の売店をはじめ、周辺には飲用できる湧水も点在。誰でも自由に飲んだり汲んだりできるので、観光の際はぜひ空のペットボトルを用意しておきましょう。

◆土石流被災家屋保存公園

道の駅「みずなし本陣ふかえ」に併設している土石流被災家屋保存公園は、雲仙普賢岳噴火における土石流被害を後世に伝える施設です。1991年(平成3年)、水無川を時速100kmものスピードで流れ下ってきた土石流は、流域の家々をいとも簡単に飲み込んでしまいました。

現在、公園内には土砂に埋もれた家屋が、当時のままの状態で計11棟保存されています。被災家屋の見学は無料。戦後史有数の火山災害となった普賢岳噴火について、その凄まじさを端的にうかがうことのできるスポットです。

◆仁田峠

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

島原半島のシンボル雲仙岳へは、車やバスで容易に上ることができます。その最高地点に近い展望スポットが仁田峠です。

駐車場近くの展望台からの眺望ももちろん素晴らしいですが、おすすめはそこからさらに妙見岳へと登る雲仙ロープウェイ。なかでも、秋の紅葉の美しさはとても筆舌に尽くせませんよ!

◆雲仙地獄

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

雲仙妙見岳のすぐ南西、標高約700mの地帯に雲仙温泉があります。温泉街のホテルや旅館をすぐ目の前に見下ろす雲仙地獄は、雲仙火山のエネルギーを顕著に感じられる観光スポットです。

荒涼とした岩場にもうもうと吹き上がる噴煙。島原藩主松倉父子がキリシタンの拷問に使用したとされる熱湯とガスは、今も地獄の名にふさわしい臭気や唸りを放っています。

そんな悲しい歴史をもつ雲仙地獄も、温泉としてはきわめて良質!昭和初期に外国人向けの「雲仙観光ホテル」が開業したほど、世界的な温泉保養地です。

◆小浜温泉

雲仙岳の西麓海沿いに伸びる小浜温泉(おばまおんせん)も、雲仙温泉と並ぶ島原半島の温泉観光スポットとして知られています。温泉の湧出量日本一といえば別府ですが、小浜温泉は「湧出量×湯温」で求められる放熱量が日本で一番大きいといわれているんですよ!

その謳い文句が誇張ではないことは、あらゆる旅館や道路の側溝などから、絶えずもうもうと上がる煙からうかがえるでしょう。温泉街には日本一長い足湯「ほっとふっと105」や、温泉熱で食材を蒸し上げる地獄釜など観光の見どころもいろいろあります。

◆千々石海岸

出典: kattyan / PIXTA(ピクスタ)

島原半島の付け根に近い雲仙市千々石(ちぢわ)には、「日本の白砂青松100選」に選ばれた観光スポット「千々石海岸」があります。とくに北西の展望台からは、緩い弓なりの美しい砂浜が望めますよ!

またここは、戦国時代に天正遣欧使節としてローマに派遣された4人の少年の1人「千々石ミゲル」が生まれたところ。千々石氏の居城があった釜蓋城跡からも、千々石海岸と橘湾の景色を一望することができます。

6. 島原~天草も島鉄フェリーでラクラク!

2泊3日の旅程が確保できれば、熊本・阿蘇で1日、島原半島で1日、そして天草諸島で1日という大満足の観光が楽しめます。

熊本フェリーの往復割引を利用して、熊本に連泊するのももちろんリーズナブルでおすすめ!ですがもう1つ、島原半島から天草へ重ねてフェリーで渡るという方法もあります。

ここで登場するのが、島原半島南端の口之津港と天草下島の鬼池港を結ぶ「島鉄フェリー」。1時間ないし45分間隔で、1日になんと最大17便も往復運航しています。

両港間はたったの8kmほど、所要時間は約30分です。島原半島も天草下島も、お互いにすぐ目の前に見える距離にあります。

こちらが口之津港ターミナル、

そしてこちらが鬼池港のターミナルです。

車両運搬込みの場合でも、予約は不要で先着順。料金もリーズナブルなので、自転車やバイクでの旅行者でも気軽に利用できますよ。

7. 見どころいっぱいの天草諸島!

出典: Ichi / PIXTA(ピクスタ)

熊本県の南西部、島原半島の南に位置する天草諸島。上島と下島を中心に、大小たくさんの島々が散らばる景色豊かな地域です。

天草で最も大きな下島は、本州も含めて日本で12番目の面積をもつかなり広い島!車エビの養殖やウニ漁などの盛んな天草は、見どころも広範囲に点在しています。そのため、しっかり1日がかりで観光しないと、時間があっという間に足りなくなりますよ!

◆世界遺産「崎津集落」

天草下島南西の、羊角湾が複雑に入り組む一角に、世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の1つ崎津集落があります。ここはかつて船よりほかに交通手段がなかったほどの険しい土地で、海に臨む港町の雰囲気が今も色濃く残っています。

集落の中心には、昭和9年(1934)に建立された美しい崎津天主堂があります。高台の諏訪神社や、入り江を挟んだ展望広場から眺める天主堂と集落の景色はおすすめ!明治時代には石炭の積出港として賑わい、当時の旅館を改装した資料館や網元の屋敷なども見どころですよ。

◆大江天主堂

崎津からトンネルを6つほど抜けた先に大江地区があり、集落を見下ろす高台に、白亜の美しい教会が佇んでいます。この大江天主堂(大江教会)は、世界遺産には登録されていないものの、崎津天主堂に1年先立つ昭和8年(1934)の築。崎津天主堂のゴシック様式に対して、こちらは装飾の少ないロマネスク様式で建てられているのが特徴です。

堂内は自由に見学できるほか(写真撮影は不可)、眼下には天草の島と海の風景が広がります。丘の麓には天草ロザリオ館があり、キリシタンにまつわる歴史的資料が展示されているほか、天草のお土産を購入することもできますよ。

◆富岡城跡

天草下島の北西部には、函館などと同じ陸繋島の富岡半島があります。この天然の要害の地に築かれた富岡城は、1637年(寛永14年)の島原の乱に際して、天草で蜂起した一揆の攻撃対象となりました。

山上の富岡城は領民を苦しめる元凶としてその後に取り壊され、石垣を残すのみに。2005年(平成17年)以降、櫓や門などが復興され、富岡ビジターセンターとして整備されました。堅固で美しい昔日の姿を取り戻した富岡城は、今では天草の人気観光スポットの1つとなっています。

◆下田温泉

出典: KAZE / PIXTA(ピクスタ)

天草で温泉につかりたいと思ったら、下田温泉がおすすめ!約750年の歴史をもち、白鷺が傷を癒しているのを見て発見されたと言い伝えられているんですよ。

海に臨む川沿いの温泉街には、10数軒の温泉宿泊施設と共同浴場が1軒建ち並んでいます。源泉温度約51度の塩化物泉で、立ち寄り観光には無料の足湯「下田温泉五足の湯」もあります。

◆おっぱい岩

全国に「おっぱい」と付く観光名所はチラホラありますが、こちらの「おっぱい岩」は見れば見るほど味わい深く、リアリティが感じられます。海水の作用で創られた自然の造形ですが、その詳しいメカニズムはいまだ不明。女性が触れば胸が大きくなったり、お乳の出が良くなるともいわれているんですよ!

天草下島の北部、通詞島の対岸に横たわるこのおっぱい岩は、干潮時にしか姿を拝むことができません。ご利益にあやかりたい女性や、どうしても目に焼き付けたいという男性は、観光の前に必ず潮汐表を確認しましょう!

◆天草松島と天草五橋

出典: mirei / PIXTA(ピクスタ)

天草諸島には大小100を超える島々がありますが、とくに多くの小島が寄り集まっているのが、大矢野島と天草上島の間です。宮城の松島になぞらえて天草松島と呼ばれるこの美しい島々を縫って、これまた美しい5つの橋が渡っています。

千巌山と高舞登山は、そんな天草松島と天草五橋の景色を存分に楽しめるおすすめの眺望スポット!どちらも天草上島の入り口にあり、山頂近くまで車で登ることができます。日中はもちろん、この両山から望む夕焼けの海はまさに絶景ですよ!

◆三角西港

出典: Koji / PIXTA(ピクスタ)

上天草市の大矢野島を目の前に臨む三角西港(旧港)は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産」にも登録されている観光名所です。宮城県の野蒜築港、福井県の三国港と並んで「明治の三大築港」と呼ばれ、石積みのモダンな埠頭が目を惹きます。

港湾地区には当時の旅館や簡易裁判所、荷役倉庫など多くの貴重な歴史的建造物を移築・保存。世界遺産観光の旅行客のほか、埠頭から釣り糸を垂らす地元の人たちの姿もしばしば見られます。

◆御輿来海岸

出典: fururu / PIXTA(ピクスタ)

この幻想的な夕日の景色は、三角港から熊本市内へ向かう三角半島北岸の道沿いで見ることができます。日没と干潮が重なった時だけに現れる、カメラマンならずとも一度は出会ってみたい絶景中の絶景!海岸への道は1本しかないため、「その日」が来ると御輿来海岸(おこしきかいがん)周辺には多くの人が押し寄せます。

また、御輿来海岸の東にある「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」は、打ってかわって満潮時が見どころの観光スポット!海苔の養殖用の小道と電柱が海に向かって続いていて、潮が満ちると道路は沈んでしまいます。海面を島原半島に向かって転々と連なる電柱も、有明海ならではの風景です。

もちろん熊本や阿蘇観光も!

出典: siro46 / PIXTA(ピクスタ)

飛行機や新幹線で熊本入りしたその日は、もちろん阿蘇や熊本市内の観光もしっかりできます。

阿蘇山は、地震や火山活動の影響で山頂周辺の立ち入りは規制されがちですが、草千里や米塚などの雄大な景色は十分に見ごたえありです!

出典: きよパパ / PIXTA

阿蘇のカルデラは水豊かな土地で、とくに阿蘇山の南麓一帯には白川水源をはじめたくさんの湧水ポイントがあります。また、北麓には内牧温泉などいで湯も点在!ぜひ阿蘇の自然の恵みも満喫してみてください。

熊本市街で一番の観光名所の熊本城は、地震の影響により本丸はじめ城内にほとんど立ち入ることができません。

ですが、周囲をぐるっと一周することは可能です。熊本の再生を願いながら、復興途中の石垣や櫓などのようすを見学してみましょう。

出典: Ryu / PIXTA(ピクスタ)

水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)は、熊本市内のもう1つの定番観光スポット。熊本藩主細川家の大名庭園で、こちらは比較的地震の影響を受けずに済んでいます。

54万石の大大名らしい壮大な作庭で、広い池にまろやかな築山の稜線が独特の景色を生み出しています。庭園前参道のお土産通りも見どころなので、観光の時間は少しゆったりめに取ると良いですよ。

◎まとめ:熊本フェリー&レンタカーで大満足の九州の旅!

熊本で1泊以上の旅行を計画している方に、フェリーを使えばその日帰りで島原半島の観光も可能なことをご紹介しました。さらに1日あれば、魅力的な天草諸島の旅もプラスできますよ!フェリーやレンタカーを上手に使って、九州は熊本・長崎の観光旅行をめいっぱい楽しんでくださいね。

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