東洋一ともいわれる富士山の湧水群!柿田川公園の観光の魅力をご紹介!

東洋一ともいわれる富士山の湧水群!柿田川公園の観光の魅力をご紹介!

霊峰富士の山麓には、豊かな伏流水の湧くスポットが数多くあります。今回ご紹介する柿田川公園もそのなかの1つ。三島市に隣接する静岡県清水町に端を発する柿田川は、全長約1.2kmしかなく、一級河川としては日本最短です。しかしながらその水量はとても豊かで、水源のほとんどが富士山からの湧水というから驚きです。しかもそんな自然豊かな観光名所は、国道1号線のバイパス沿いにあるんですよ。都心からもアクセスしやすい柿田川公園の魅力に、早速迫ってみることにしましょう。

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東洋一ともいわれる富士山の湧水群!柿田川公園の観光の魅力をご紹介!

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1. マウンテンブルーの水が湧く「第2展望台」

柿田川公園 第二展望台井戸跡

柿田川の源流である柿田川公園周辺には、「わき間」と呼ばれる湧水の噴出口が無数にあります。そのうちのいくつかは井戸として囲いがされ、工業用水や生活用水として使われました。

なかでも観光スポットとして目を惹くのが、第2展望台から見える大きな円形のわき間です。透き通った水面の奥に、得も言われぬ神秘的な深い青色が漂っています。これがかつては紡績工場の井戸だったなんて、とても想像がつかないほどの美しさですよ!

2. 数十ものわき間が見られる「第1展望台」

柿田川湧水公園 第一展望台

第2展望台がブルーの美しさであるとすれば、第1展望台の見どころは「わき間」の数です。浅い川底のあちこちから水が湧き出ていて、砂を巻き上げたり円い波紋を広げていたりする様子が見られます。

もし夏に訪れるなら、清らかな川の水中にしか咲かないミシマバイカモという小さな花に出会えるかも。ミシマバイカモは、自然環境で自生しているのはこの柿田川の実という希少な植物なんですよ!さらに運が良ければ、秋には川を遡上する鮎を目にすることもできます。どちらも澄み渡った柿田川ならではの光景です。

3. 湧水群を間近に見ながら散策できる「八つ橋」

公園の端の方にあるため、見逃してしまう人も多い「八つ橋」ですが、遊歩道の木道桟橋の下にも多くの「わき間」が見られます。途中にはかつての船着き場の跡などもあり、湧水とともに暮らしてきた人々の歴史に思いを馳せることもできます。

八つ橋から眺める柿田川のようすは、川というより高原の湖のよう。水草や葦などが生い茂り、周囲の樹々に目を向ければ、小魚を狙うカワセミの姿が見られるかもしれません。

4. 水を汲むこともできる「柿田川湧水の道」

柿田川公園の駐車場から近い「柿田川湧水の道」では、富士山の伏流水を使ったいろいろなものを味わうことができます。豆腐料理やとうふジェラート、湧き水で淹れたコーヒーに紅茶など、美味しい天然水を使った料理はひと味もふた味も違いますよ!

お土産品のショッピングも楽しめるほか、周辺には水汲み場も数か所あるのでペットボトルなどの容器は必携です。柿田川公園の散策後に立ち寄って、ぜひゆったり観光の余韻を楽しんでください。

5. 小さな子供も水で遊べる「湧水広場」

柿田川 湧水広場

小さなお子さま連れのファミリーなら、子供をきれいな水で遊ばせたいと思うのが親心でしょう。柿田川公園には、そんなちびっ子たちに思う存分水遊びさせることのできる広場も整備されています。

水深は浅く、水温が1年を通して約15度に保たれているため、夏は冷たく冬もほどよいあたたかさ。子供だけでなく、大人が歩き疲れた足を浸けても気持ち良いですよ。

◎最後に:縁結びスポットもあり!

第2展望台の近くには、京都の貴船神社を勧請した分社があります。貴船神社は水神であると同時に、縁結びの神様でもあるんですよ!細い参道は「えんむすび通り」と名付けられていて、途中には触ると良縁が得られるといわれる紅白の丸い石「おむすび」があります。こちらも少々目立たない場所にありますが、柿田川公園を訪れたらパワースポットとして立ち寄ってみてください。また「湧水の道」の「Wakura柿田川」では、ご神水に浸すと文字が浮かび上がる「水みくじ」もあるので、こちらもぜひ旅行の思い出にトライしてみてくださいね。

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