ジャンボフェリーで神戸から小豆島へ!神戸港の乗り場や船内もご紹介

ジャンボフェリーで神戸から小豆島へ!神戸港の乗り場や船内もご紹介

ジャンボフェリーは、神戸・高松・小豆島(しょうどしま)を結ぶフェリーです。神戸港から小豆島の坂手港まで約3時間20分。平日は1日3便、土休日は1日4便運航されています。フェリーは、自由席とプレミア席がある「りつりん2」とバルコニー個室やファミリー個室、ロフト個室など完備した「あおい」の2隻。神戸港の乗り場への行き方やジャンボフェリーの船内についてご紹介します。


※本記事内容は平成31年時の現地情報を記載しています。

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ジャンボフェリーで神戸から小豆島へ!神戸港の乗り場や船内もご紹介

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1. 小豆島へは船が唯一の交通手段

小豆島には空港や陸路もないため、船で向かいます。各都道府県から運航していますが、神戸の繁華街、三宮駅のほど近くにある神戸三宮フェリーターミナルから小豆島に向かうのが便利です。

神戸で都会の観光を楽しんでから、のどかな島々に行く。なかなかない贅沢な旅ができちゃいますよ。

2. 三宮駅~ジャンボフェリーの乗り場「神戸三宮フェリーターミナル」へ

三宮駅から連絡バス(有料)も運行していますが、わたしは三宮駅近辺から歩いて向かいました。2km弱距離があるため、時間に余裕をもって出発してください。フェリーターミナルに向かうまでの道のりには、神戸税関など趣のある建物や公園などがあり、歩いていて楽しかったです。

3. 神戸三宮フェリーターミナル到着

フェリーターミナルは黄色い外壁が目印。

フェリーターミナルにはコンビニなど飲食店が併設されていないため、向かう途中にある神戸ポートオアシスのコンビニによるのがおすすめです。

デイリーヤマザキがあります。

◆乗車手順

着いたらまず乗船申込書に記入をします。予約していてもジャンボフェリーでは全員記入する必要があります。

記入が終わったら、受付にて提出。その際予約確認番号とお名前をお伝えください。車やバイクで乗車する場合は免許証と車検証の提示も必要となります。お忘れなく!

◆1階窓口

ターミナルに入ったらすぐに受付があります。受付の真正面に先ほどの乗船申込書がありますので、先に記入してください。

1階にはスーツケースが入る大きさのロッカーが4つ、手荷物が入るほどの大きさのロッカーが6つ、飲み物とアイス、フライドポテトなどのホットスナックの自販機もあります。朝の時点ではロッカーに空きがありましたが、瀬戸内芸術祭開催時期は混雑が予想されます。もし神戸に大きな荷物を預けておきたい場合は、三宮駅付近で預けておくのが良いかもしれません。

◆2階待合室・乗船口

2階には200席以上席があります。売店もありましたが、わたしが乗車した11:20発の便の前にはまだ開店していませんでした。

◆3階展望室

こちらにもベンチが。外に出ることができ、港に泊まっている大きな船やホテルオークラがある神戸港あたりまで眺めることができます。お子さん連れの方は乗船時間まで景色を楽しむのもおすすめですよ。

展望室のテラスから見える神戸港。

4. ジャンボフェリの船内

乗船する船の到着アナウンスが流れ、いざジャンボフェリーに乗船。バイクや車で乗船する方も事前に預けているので、いかにもロードバイク乗ってますという姿の方や、学生、小さいお子さん連れの親子三代家族など、様々なお客さんがいて、女一人でも全く気になりませんでした。

船への連結部分。

船に乗り込む直前で係の方に乗車券の半券を切ってもらいます。半券は小豆島で観光地や飲食店での割引にもなりますので、失くさずにとっておきましょう!

船内に入ったらきらびやかなエントランスがお出迎え。

入ってすぐにスーツケース置き場があるので、そこに置けば重いスーツケースを持って階段を上がる必要はありません。ただし鍵付きではないので貴重品は持ち歩いた方が安心です。

個室からレディースルーム、寝転がれる和室まで

様々な客層に合わせて席が用意されているのがジャンボフェリーの魅力の一つ!個室(高松行きのみ)やゆったり座ることができる洋室イス席、畳の敷き詰められた和室など、指定席以外は自由に利用することができます。(※指定席は事前に予約が必要)

和室ではおじいちゃんとお孫さんが一緒に寝転がっている姿や、家族で洋室イス席で楽しく会話している様子も。無料ブランケットの貸し出しもあるので、お昼寝もできますよ。赤ちゃん連れの親御さんも安心。キッズルームや授乳室もあり、いろんな層のお客さんが過ごしやすい環境になっていました。無料の充電スポットや船内のWiFiもあり、ネット環境に不自由はしません。

揺れがほとんど気にならないので、走行中も難なく船内を移動できます。展望デッキにのぼり風を感じながら景色を楽しんだり、景色の見える窓際の席で遠くにいる船を眺めてぼーっとしたりと穏やかな時間の中。船旅を過ごすことができました。

◆明石海峡大橋に大接近!

出港から45分~1時間ほどで明石海峡大橋の真下を通過!橋を渡ることはあっても、真下から見られるのは船旅ならではのこと。展望デッキに登り近づいてくる明石海峡大橋を待ち構えます。

近い近い!

真下を通過!一瞬!

快晴の中、展望デッキにいるジャンボトらやんと明石海峡大橋のショットも撮ることができました!!風が強くてスマホが飛んでいきそうだったので、撮影するときは気を付けてくださいね。

バーコード頭にちょび髭、ポーランド民謡を歌う世紀のトリックスター トらやん。加工無しでこの空と海の青さ!

◆ジャンボフェリー名物立ち食いうどん

2階の売店横にうどんコーナーが。名物だと聞いていたので早速「島うどん」を注文。タケサンしょうゆあげせん〈島の味〉がのっていて、だし汁に染みてとってもおいしかったです。おなかいっぱいな状態でもぺろりと食べれちゃいます。およそ3時間半の船旅のあいだに、ぜひご賞味ください。

5. 小豆島 坂手港に到着

およそ3時間半の船旅。酔いやすいわたしですが、まったく揺れも気にならず快適に過ごすことができました。あと2時間くらい乗っていたかったくらい!

到着するころにSTU48の「瀬戸内の声」が流れます。瀬戸内の澄んだ景色と曲がぴったり。ついに小豆島着いたんだと心が躍ります。

坂手港に降りると、前回の瀬戸内芸術祭でも話題となった「スターアンガー」が。回転するミラーボールの上に叫ぶ竜。あたりの穏やかな景色と裏腹に存在感を放っています。

6. オリーブバスで土庄港へ

小豆島を巡るならレンタカーかオリーブバス。ジャンボフェリー船内でも販売していました。今回は2日券フリーパスを購入。便数は限られていますので、スケジュールを立てる際は事前にバスの時刻表を確認していくことをお勧めします。

1日券 大人 1,000円 小人 500円
2日券 大人 1,500円 小人 750円

※チケット価格は2019年4月現在のものです。

7. 願いが叶う⁉エンジェルロードは絶景

1日2回、干潮時刻の前後2時間前にあらわれるエンジェルロード。大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うといわれています。3月下旬の夕方の5時ころに訪れましたが、道がしっかりと浮かび上がっていました。全体を見るならば、エンジェルロード手前にある階段を昇り、展望台からの景色!絶景ですよ。

恋人同士、家族連れ、学生のお友達グループなどいろんな方が観光に来ていました。宿の送迎の運転手さんに「東京からきたの?」と当てられびっくり。関東から女子一人で来る人が多いらしいのです。みなさんひとりでもちっともさみしくなく、絶景を楽しめるので安心してくださいね!!!

展望台に上る際は石畳の階段、エンジェルロードも砂浜なのでヒールでは歩きづらく危険です。スニーカーや歩きやすいサンダルで行くのが良いでしょう。

周辺には撮影スポットがたくさん。

エンジェルロード周辺にはカフェや撮影スポットがたくさんあります。Instagramに旅の思い出にぜひ。

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8. 坂手港から高松へ

坂出港の待合室外観。

小豆島名物オリーブサイダーやお菓子などのお土産、コーヒーも。売店は開いていない場合もあり、坂手港のまわりにはコンビニも無いので乗船前にお土産を買っておくのが安心です。

さようなら小豆島。

9. 高松へ1時間30分弱で到着

1時間30分弱で高松港に到着。神戸ー小豆島ー高松の航路のため神戸から訪れる方もいました。ジャンボフェリー高松港からJR高松駅までは無料送迎バスが運行しています。駅前のバスターミナルに到着するので、そのまま高松観光にも出かけることができますよ。同じバスターミナルから、高松空港行きのシャトルマスも運行しています。

◎最後に:神戸ー小豆島ー高松をフェリーで巡って

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今回フェリーでの旅はほぼ初めて。そして船酔いしやすい私ですが、ジャンボフェリー神戸―小豆島ー高松便はまったく揺れが気になりませんでした。

瀬戸内海の穏やかな海、そして大きな船だったのもありますが、この船旅は倍の時間乗船していても苦にならないと思います!それは乗船客によって船内で思い思いの過ごし方ができるからでしょう。カーペット席でオセロをするおじいちゃんとお孫さん。和室でスマホを充電しながら熟睡する男子二人組。小さいお子さんとキッズルームで遊びながら過ごす親御さん。移動しながら自由に過ごし、景色に癒されるフェリーならではの旅を楽しむことができます。

ジャンボフェリーでは直島行きなど、他にも航路がありますので瀬戸内芸術祭で瀬戸内を巡る際はぜひご利用ください。

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