台湾で人気のパワースポット!指南宮の見どころやお守りをご紹介

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台湾で人気のパワースポット!指南宮の見どころやお守りをご紹介

指南宮は台湾の台北市にある道教の聖地です。1890年に木柵山の中腹に創建されました。参拝に訪れる観光客や運気を変えたい方なども多く訪れ、お守りを持つだけでも効果が凄いといわれるパワースポットとして知られています。今回はそんな指南宮の見どころや食事、ロープウェイでの行き方などについてご紹介します。

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台湾で人気のパワースポット!指南宮の見どころやお守りをご紹介

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1. 大雄寶殿(だいゆうほうでん )

出典: MiNe

大雄寶殿は、釈迦様や菩薩様などの仏像、正面には2頭の象があり、日本とタイのような雰囲気が漂っています。それは日本統治時代に道教を押さえつけ、仏教を広めようとしたためです。

大雄寶殿では正面の門の天王門を拝みます。次に本堂を拝み、最後に布袋様をなでましょう。大雄寶殿には、中国の仏教で護法神とされている関羽の像があります。建物も魅力的ですが、景色も素晴らしいです。猫空の山やお茶畑、さらには台北の街並みを見ることができます。

2. 純陽寶殿(じゅんようほうでん)

出典: animangel / PIXTA(ピクスタ)

純陽寶殿は、中国の有名な仙人・呂洞賓(りょ どうひん)が祀られている3階建ての建物で、日本統治後に復元されました。指南宮の正殿であり、呂洞賓は「純陽真人」とも呼ばれるため、純陽寶殿の由来となりました。純陽寶殿は、台湾伝統建築界の巨匠・陳應彬(Tân Èng-pin)の後期における象徴的な建物です。

赤い提灯が沢山あり、龍の彫刻が施された石造りになっています。赤い提灯に気を取られていると、見落としてしまうかもしれませんので、注意深く見てみましょう。また、純陽寶殿の奥には「山西呂祖聖尊寶殿」があり、中国の山西永樂宮が指南宮に贈った白玉彫刻の呂仙祖を祀っています。

3. 凌霄寶殿(りょうしょうほうでん)

凌霄寶殿は1963年着工、1966年竣工した2360坪の建物です。外観からは2階建ての建物に見えますが、実際には6階建ての鉄筋コンクリート造りとなっています。

玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)という道教の最高神や多くの神様が祀られています。凌霄寶殿の2階は上段下段とあり、上段には玉皇大帝が祀られています。下段の前列に呂洞賓と関聖帝君(関羽)、司命帝君、後列に三官大帝が祀られています。

赤い絨毯が特徴的な凌霄寶殿ですが、火災防止のため絨毯の上ではお線香を持たないようにしましょう。凌霄寶殿からは台北のランドマーク「台北101」も見えます。凌霄寶殿奥には60体の太歳神が祀られた「太歳殿」があります。60干支それぞれに神様がいるため、六十大歳神と呼ばれています。

4. 指南宮にあるショップで絵馬を買おう

指南宮には売店があります。売店で金色の絵馬のようなものを購入し願い事を書きましょう。その絵馬を本殿中央にある地球儀上で右回りに3回まわし、境内の好きなところにぶら下げると願いが叶うといわれていて、たくさんの絵馬が架けられています。売店の店員さんは、「日本の方ですか?」と日本語で話しかけてくれるので安心です。

その他、純陽寶殿にはお守りなどを売っているおばあさんがいます。純陽寶殿の参拝やルールなど教えてくれて案内もしてくれますよ。案内後にお守りを勧めてくる場合もありますが、記念に購入するのもいいでしょう。

5. 指南宮近くのレストラン

純陽寶殿の下に「大衆餐廳」という食堂があります。1日3回決まった時間に素食(ベジタリアン料理)を食べることができます。食事の時間は朝が6~8時、昼が12~13時、晩が17~18時です。

中に入ると席に案内されて御飯やおかゆ、円卓の席が埋まると大きな皿やに入ったおかずやスープが出されるので自分で取り分け食べましょう。料理が足りなかったら、空いている席に移動して料理を食べて大丈夫です。台湾の素食はとてもおいしいので、食べたい方はこの時間を狙って大衆餐廳に行くことをおすすめします。

6. 猫空ロープウェイも観光の楽しみ

出典: TAO / PIXTA(ピクスタ)

猫空ロープウェイは猫空(まおこん/鉄観音茶の生産地)へ観光客を導く交通手段です。床が透明のキャビンや90度近い方向転換が楽しめ、観光客にとても人気です。猫空ロープウェイの停車駅は「動物園駅」「動物園南駅」「指南宮駅」「猫空駅」で、指南宮へ訪れる際は指南宮駅で降りましょう。

終点の猫空は木柵鉄観音茶の産地として知られ、本格的なお茶と茶葉料理が楽しめる茶藝館があります。全長は約4kmで300m近くを上昇します(動物園駅は海抜24.1m/猫空駅は海抜299.3m)。

猫空ロープウェイの料金は動物園駅~指南宮駅で100元です(2019年4月現在)。休日は観光客で混雑するため、時間に余裕をもって行動しましょう。

◎ 最後に:指南宮のアクセス

指南宮へのアクセス方法は、台北駅からMRT板南線に乗り「忠孝復興」駅へ。MRT文湖線に乗り換えて「動物園」駅で下車します。猫空ロープウェイの乗り場まで徒歩約5分です。猫空ロープウェイに乗ったら「指南宮」駅下車で徒歩約3分です。猫空ロープウェイもEASY CARDが使えるので切符の心配はいりません。

今回は台湾にある指南宮の見どころをご紹介しました。道教の聖地となっており、建物だけでなく、眺望も素晴らしいので訪れてみてはいかがでしょうか。

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