梨花洞(イファドン)に行ったことはありますか?。ここは今、壁画アートなどで有名な路上美術館になっています。それも駱山共同プロジェクトと呼ばれる公共事業のひとつとして行われているんです。60名以上の芸術家が参加しています。
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梨花洞の路上美術館/インスタグラマーにおすすめのアートスポット!
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1. 路上美術館までのアクセスと鑑賞ルート
【路上美術館入口までの行き方】
梨花洞へ行くには地下鉄4号線「恵化駅」の2番出口を起点にするのがおすすめ。南へまっすぐ歩いたら、最初の交差点を左に曲がります。、まっすぐ進んだら横断歩道のあるT字路を左折してください。その先に梨花洞路上美術館の入り口があります。
【路上美術館に着いたら】
入口の少し先にある階段を登ると壁に描かれたアートが現れます。ここから北にある駱山(ナクサン)公園方向を目指して歩きましょう。路上美術館の北側入口まで歩いて見て回るのがおすすめです。途中にはカフェもいくつかあるので、歩き疲れたら一服しましょう。坂や階段が多いので、のんびり観光するのが吉です。ちょっとしたところに隠れている作品もあるので、よく目を凝らしながら散策すると面白い発見があると思いますよ。
2. どんなアートが見られるの?
たくさんのアーチストが参加しているので、これといった一貫性がある訳ではありません。様々な種類のアートに出会えるのが面白いポイントです。なかでも一番有名な壁画アートは天使の羽。このスポットで写真を撮ることを目的に訪れる旅行客がとても多いんです。
他にもソファーで休む女性やピンクの壁もぜひ見て頂きたいアート。紳士と犬や家の中に入りたい猫などのオブジェも面白いですよ。時にはコンセプトがわかりづらい謎アートも出てきますが、それもまた一興です。
3. 階段と坂が多いノスタルジックな街並みも見どころ
梨花洞を歩くときはスニーカーを準備してください。街中は坂と階段が多いので、洒落た靴だと歩くのが大変です。梨花洞は古い街なので、階段を登った先から見る景色はノスタルジックで写真映えします。色あせた瓦屋根と鄙びた家並みが織りなす風景は、ドラマや映画のロケ地にもよく使われています。壁画アートやオブジェも楽しい梨花洞ですが、この懐かしい街並も魅力的。大都会ソウルとは対照的な雰囲気を味わってください。
4. 観賞後は駱山公園を観光
駱山(ナクサン)公園は梨花洞路上美術館沿い(東側)にあります。公園には復元された朝鮮時代の城郭があり、併せておすすめしたい観光スポットです。小高い丘の上にあって、夜景が美しいことで知られています。見晴らしがいいので韓国ドラマや映画のロケ地としてもよく使われています。ソウルの人にとっても馴染みのある公園のひとつです。
5. その他、路上美術館周辺の見どころは?
梨花洞窟から歩いて約15分のところに東大門市場があります。食料品や衣料品、アクセサリーに化粧品など数々の商品が売られているので、よければ帰りに立ち寄ってみてください。東大門市場は眠らない街と言われていて、夜でも市場が開いています。
梨花洞路上美術館を散策して駱山公園で夜景を見たら、遊歩道を歩いて東大門市場まで来る観光ルートがおすすめです。梨花洞のノスタルジー、駱山公園の美しい夜景、東大門市場の熱気、表情豊かなソウルの趣が一日で体験できるはずです。
◎ 最後に:観賞と散策はマナーを守って!
路上美術館とは呼ばれていますが、街には一般市民が暮らしています。散策する際は近隣住民の迷惑も考え、マナーを守って観光しましょう。大騒ぎをしたり、ポイ捨てしたりする旅行客がいるため、最近では立ち入り禁止の場所も増えてきています。観光する側も迎える側も気持ちよく過ごせるように気遣いを忘れないでください。