名称:中正紀念堂
住所:中華民国台北市中正区中山南路21号
公式・関連サイトURL:https://www.cksmh.gov.tw/
「中正紀念堂」は台湾の首都、台北にある観光スポットです。蒋介石を記念して建てられて巨大な建物で、その敷地もとても広大です。衛兵交代式が行われることでも有名で、息のあった動きには感動します。台北の都心に位置しているため、MRTでのアクセスが良いです。今回は中正紀念堂の見どころやアクセス、周辺にある国家戯劇院についてもご紹介します。
目次
衛兵交代式で有名な台湾定番の観光名所「中正紀念堂」を紹介
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1. 一糸乱れぬ更新が見もの「衛兵交代式」
「衛兵交代式」は、衛兵が1時間ずつ蒋介石像を護衛し、その衛兵の交代が見られるイベントです。衛兵交代式が見られる時間帯は、毎日9時~17時。交代するまではほとんど動かず、微動だにしません。初めて見ると、精巧に作られた衛兵の像が立っていると思う程です。訓練に訓練を重ねた成果なのでしょうが、凄いとしか言いようがありません。ぜひ、実物を見てもらいたいです。
時間になると交代する衛兵が出てきて、休憩する衛兵と一緒に行進します。その動きも見事で、息がぴったりと合っています。行進しながら配置につくと、衛兵交代式の終了です。衛兵は、「身長178cm以上、視力・体力ともに良好」という規定をクリアした選ばれた者がなれます。陸海空軍の兵士が順番に担当しています。とても見ごたえのあるイベントですので、衛兵の顔や服装もじっくり見てみましょう。
2. 大きくて美しい本堂
中正紀念堂の入口には、高さ約30mの巨大な大中至正門が建っています。とても迫力があり、美しい門です。この門の前で記念撮影する観光客もたくさんいます。本堂は、面積が約15,000平方mで、高さは70mあり、無料で見学することができます。屋根は深い青の瑠璃瓦、外壁は純白の大理石でできています。また、八角形の屋根は、「忠・孝・仁・愛・信・義・和・平」の八徳を表しています。
本堂の長い階段が89段あるのは、初代中華民国総統の蒋介石が89歳で亡くなったため、という説があります。 本堂の中には、蒋介石のブロンズ像が鎮座しており、高さは6.3mあります。ちなみに中正紀念堂の「中正」は蒋介石の本名です。本堂の周辺はとても広く、スケールが大きくて圧倒されます。早朝には多くの人が集まり、太極拳をしている姿を見ることができます。夜になると若者がダンスの練習などをしており、中正紀念堂は台北の人々の生活にかかせないスポットといえるでしょう。
3. 食事もショッピングも楽しめる「国家戯劇院」
中正紀念堂と合わせて、観光したいのが「国家戯劇院」です。中正紀念堂のすぐ近くにあります。国家戯劇院は、國家兩廳院が運営する国立劇場でありながら、食事やショッピングも楽しむことができます。「戲台咖」(シアターカフェ)と呼ばれるモールでは、演劇や芸の書籍や雑貨を売っているショップのほかに、レストラン、カフェなどがあり、食事やショッピングができます。また、建物内部もとても美しく、大理石の床があったり、赤い絨毯が敷かれ、ほかにも絵画やシャンデリアが華やかさを演出しており見応えがありますよ。
4. 手軽に買える中正紀念堂のお土産
結局、残った2100元は、台湾土産に1000元、余りの2100元は日本円にしました。
— nyao (@nyaofunhouse) December 10, 2017
台湾土産は、中正紀念堂のスノードームと、なんか龍?の小さい置物。こういうのは邪魔にならないのが大事だよね。 pic.twitter.com/hpyC4XN38C
中正紀念堂の1階には、お土産の買えるショップが入っています。衛兵をモチーフにした「人形筆」(2色ボールペン)や中正紀念堂のコースター、ノート、ストラップなどオリジナルグッズがたくさん売られているので、お土産探しにもおすすめですよ。
5. 中正紀念堂のアクセス
中正紀念堂へのアクセスは、台北駅からだと、MRTの淡水信義線に乗りましょう。わずか2駅で「中正紀念堂駅」に着きます。5番出口を出るとすぐです。「台北の原宿」といわれる西門町からは、西門駅からMRTの松山新店線に乗り、2駅目の中正紀念堂駅下車です。中正紀念堂は台北の都心に位置しているため、アクセスが非常にいいですね。 また、観光ツアーで台湾を訪れると、中正紀念堂はとても有名な観光スポットのため、ツアーに組み込まれています。その場合は、他の観光客と一緒に貸し切りバスに乗り、日本語を話せるガイドから案内してもらえるので、MRTに乗るのが不安、という方にも安心です。
◎最後に:夜のライトアップもおすすめ
中正紀念堂や大中至正門などは夜(19時~22時頃まで)になるとライトアップされ、昼間とは異なる幻想的な雰囲気に包まれます。また、89段の階段の上から見下ろす風景も格別なので、ぜひ写真を撮りましょう。昼と夜に訪れてみるとまた違った雰囲気を楽しめます。ぜひ、今回の記事を参考にして中正紀念堂をさらに満喫できるプランを立ててくださいね!