名称:甘川文化村(甘川洞文化村)
住所:大韓民国釜山広域市沙下区甘川洞1-14
甘川文化村(カムチョン文化村。甘川洞文化村とも)は韓国の第2の都市・釜山にある小さい村です。この村はカラフルなアートで溢れた、路上美術館のような街並みが人気のイチオシ観光スポットです。釜山に行ったことある方でも、甘川洞文化村にはまだ行ったことがない方も多いのではないでしょうか。今回は、甘川文化村の見どころや釜山駅からのアクセス、おすすめ情報などをご紹介します。
目次
【甘川文化村】まち全体が美術館みたい!アート満載のSNS映え観光スポット♪
1. 甘川文化村の魅力・見どころ
甘川文化村の魅力は、なんといってもカラフルな建物が集まる独特な街並みです。入り組んだ路地が迷路のように見えるため、「韓国のマチュピチュ」と呼ばれています。もともとは朝鮮戦争によって北朝鮮から避難してきた人々が作った村でしたが、2009年のマチュピチュプロジェクトきっかけに、現在の美しい街並みが形成されました。2015年には140万人もの旅行者が訪れ、今や韓国屈指の観光地となっています。
甘川文化村の見どころは、村全体がアート作品になっているところです。路上アートがあちらこちらに点在し、観光客を飽きさせません。街を歩きながらユニークなアート群を楽しみましょう。この美しい街並みは、韓国のみならず、日本の映画やテレビドラマのロケ地としても使われています。
2. 甘川文化村の楽しみ方~グルメ・買い物・街歩き~
甘川文化村の中を散策してみましょう。グルメスポットあり、ショッピングスポットあり!まちあるきにも最適です。
■ 甘内(カムネ)カフェ
甘川文化村おすすめのグルメは、甘内カフェのマカロンアイスです。とてもカラフルなのでSNS映え間違いなし!また釜山名物のシアッホットクもおすすめです。ナッツ入りのホットクですが、もちもちした触感がクセになります。
■ 韓紙マウルでショッピング
ショッピングを楽しむなら韓紙マウルがおすすめです。こちらでは、ここでしか買えないハンドメイド雑貨が売られています。
■ 星の王子さま
街中にあるオブジェと記念撮影をしましょう。例えばサン=テグジュペリ著『星の王子さま』に登場する「幼い王子と砂漠キツネ」のオブジェはとても人気があります。「甘川とひとつになる」のオブジェも人気スポットです。他にも自分の気に入った作品を探して記念撮影してみましょう。
■ スタンプラリー
観光案内所で販売されている日本語ガイドブックにはスタンプラリーが付いています。便利なので購入しておきましょう。甘川文化村情報センター(ハヌルマル)/アートショップ/ミニショップ/幸福発電所/甘内コミュニティーセンターでも購入可能です。
スタンプを集めてコミュニティーセンターに持って行けば、オリジナルのポストカードがもらえます。このポストカードを甘川文化村情報センターに持って行き、切手を貼ってポストに投函できるのですが、投函できるポストは2種類あります。黄色いポストに投函すれば、宛先に数日で届きます。赤いポスト投函すると1年後に宛先へ届きます。
3. 甘川文化村へのアクセス
甘川文化村へのアクセスは、釜山駅から地下鉄1号線に乗り土城(トソン)駅で下車。土城駅からはバスかタクシーで向かいます。
■ マウルバス
マウルバス(小さいバス)は、1-1/2/2-2番のいずれかに乗って「甘川小学校(カムチョンチョドゥンハッキョ、英語:Gamjung Elementary School)」で降ります。バス停ではたくさんの人が乗り降りしますが、不安な場合は運転手に尋ねてみましょう。バスは現金のほか、交通ICカードも利用できるので、用意しておいた方が便利です。バス停前にはは大きな甘川洞文化村の地図があるので、最初に案内センターの場所を確認してくださいね。
■ タクシー
タクシーで行く場合は土城駅からは約10分です。村内には急な坂道もあるので体力を使いますが、土城駅から徒歩で行くことも可能です。所要時間は30分ほど見ておきましょう。体力に自信のある方や時間がある方は徒歩で向かってもいいかもしれません。
4. 甘川文化村内の交通手段
甘川文化村内での交通手段は徒歩です。細い道が入り組んで、坂や階段が多いので、これといった交通機関はありません。甘川文化村では現在でも地元住民の方が生活をしているので、村内を歩いて回る際はマナーのある行動を心がけてください。
◎ 街歩きに適した服装と靴で甘川文化村を観光しよう
甘川文化村は、街中にアートが溢れた見ごたえのある観光エリアです。たくさん写真を撮影して、Instagramにアップして楽しみましょう。散策中はたくさん歩くことになるので、街歩きに適した服装と靴で臨んでください。甘川文化村では一味違った雰囲気が楽しめるので、釜山観光の際はぜひ立ち寄ってみてください。