歴史あるエキゾチックな街並みが魅力!長崎市の観光スポット20選

歴史あるエキゾチックな街並みが魅力!長崎市の観光スポット20選

長崎市と聞いてイメージするものは何ですか?異国文化、グルメ、史跡、原爆、、、きっと次から次へと思い浮かぶことでしょう。観光都市としてさまざまな顔をもつ長崎市は、その魅力、見どころの多さから国内外問わずたくさんの観光客を魅了し続けています。ここではグラバー園や平和公園などをはじめ、長崎市の外せない観光名所を厳選してご紹介していきます!

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歴史あるエキゾチックな街並みが魅力!長崎市の観光スポット20選

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1. グラバー園

グラバー園

和・洋・中さまざまな文化が息づく、異国情緒溢れる長崎市。その中でも代表的な観光名所がここグラバー園です!グラバーとは、造船、製鉄業などあらゆる西洋の近代的な技術を日本へ伝えたスコットランドの貿易商人、トーマス・ブレーク・グラバーのこと。1863年に建設された彼の住居が、グラバー園の始まりです。

園内には旧グラバー邸をはじめとする、江戸時代後期から明治時代にかけて造られた洋館が点在。西洋風のレトロなたたずまいと、チューリップやコスモスなど四季折々の草花との調和は必見です。さらに園内のレトロ写真館では、豪華でクラシックなドレスをお手頃価格でレンタルすることも可能。好みのドレスを着て、風情ある洋館とともに思い出の写真を撮ってみるのもいいですね。

2. 大浦天主堂

大浦天主堂

1865年の建造以来150年以上の歴史をもつ日本最古のキリスト教会、大浦天主堂。1597年に豊臣秀吉の命で捕らえられ長崎で殉教した26人の聖人に捧げるため、殉教地とされる西坂の丘に向かって建てられています。

情緒ある外観はもちろん、内部には十字架にかけられたキリストが描かれたステンドグラスや、26人もの聖人が処刑される様子を描いた油絵、さらには竹と漆を用いた日本独自の様式で造られたリブ・ウォールト天井など見どころは満載!こだわりが随所に感じられます。また、グラバー園のすぐ横にあるのも魅力のひとつ。グラバー園&大浦天主堂の組み合わせは王道の長崎観光ルートです。ぜひレトロな西洋の世界に浸ってみてくださいね。

3. 路面電車(長崎電気軌道)

路面電車(長崎電気軌道)

100年以上にわたって、長崎市民や長崎を訪れる観光客の足として活躍する路面電車。歴史ある街並みの中を走るその姿を見ると、一度は乘ってみたくなりますよね。

市内に5つの路線が展開され、多くの観光地にはこの路面電車だけでアクセスすることも可能。乘っているだけでも楽しめてしまうレトロな車両が、あなたを長崎の観光名所へと連れて行ってくれます。運賃は長崎市内のどこまで乘っても一律!さらに観光客には嬉しい一日乗車券も用意されています。

4. 平和公園

平和公園

戦争、そして原爆の悲惨さを後世に伝えようとつくられた平和公園は、長崎を語る上で欠かすことができません。なかでも高さ9.7mの平和祈念像はあまりにも有名。右手は原爆の恐ろしさを、左手は平和を、閉じた瞳は犠牲者への黙とうを表現しています。

被爆直後、多くの人が水を求めうめきながら命を落としたと言われています。平和祈念像の手前にある平和の泉は、そうして犠牲になっていった被爆者の霊に水を捧げ、冥福を祈るためにつくられました。毎年8月9日に、世界の恒久平和を祈る平和祈念式典が行われるのもこの公園。戦争、そして平和について深く考えさせられる場所です。

5. 長崎原爆資料館

長崎原爆資料館

1945年8月9日、アメリカ軍によって原子爆弾「ファットマン」が長崎市内に投下されました。長崎原爆資料館では、当時の様子を風化させず後世に伝えようと、原爆の凄惨さがよくわかる約1500もの資料の展示がされています。

館内では、原爆の投下時刻である11時2分を指したままの時計、被爆した浦上天主堂の模型などのほか、原爆投下後すぐに撮影された映像が見ることが可能です。さらに、予約制ですが「平和案内人」と呼ばれるボランティアガイドが館内を案内してくれるサービスも。展示物や当時の長崎の様子をわかりやすく解説してくれます。

6. 稲佐山

稲佐山

長崎市内にそびえる、標高333mの稲佐山。展望台から望む夜景はひじょうに有名で、「1000万ドルの夜景」と称されるその美しさは世界基準。なんと2012年には、香港、モナコとともに世界三大夜景に選出されました!

展望台からはグラバー園や中華街、長崎駅など、長崎市を一望することが可能。まるで絵画のようにすら思える非日常の美景は、時間が経つことを忘れさせてくれます。頂上周辺にはレストランやホテルが多く建ち並び、いずれも心ゆくまま夜景を堪能できますよ。昼間の観光で疲れた身体を、ロマンティックな夜景で癒やしてみてはいかがですか?

7. 出島和蘭商館跡

出島和蘭商館跡

「鎖国」で有名な江戸時代に、唯一欧米との玄関口となっていた出島。幕末以降は埋め立てが進んで周辺は陸地になってしまったものの、ここ出島和蘭商館跡には、当時の建物や暮らしの様子が忠実に再現されています!

なかでもオススメは、カピタンと呼ばれるオランダ商館長が暮らしていたカピタン部屋です。畳の上に置かれたテーブルには西洋風の料理が並べられ、和洋折衷な雰囲気。建物の外観も、伝統的な家屋の一部に色鮮やかな水色が塗られており、風情が溢れています。

他にも旧出島神学校や旧長崎内外クラブなど、レトロな西洋建築がたくさん。長崎の海に突き出すように浮かんでいた、江戸時代当時の出島を再現した15分の1サイズのミニ出島も面白いスポットです。

8. 長崎出島ワーフ

出典: TOMO / PIXTA(ピクスタ)

上記の出島和蘭商館跡から歩いてすぐの場所にある長崎出島ワーフは、長崎港を望みながら食事を楽しめる観光&グルメスポット。長崎ならではの新鮮な海鮮料理からイタリアンバルまで、数多くのレストランやカフェが建ち並びます。

また、夜になるとライトアップされ、昼間とは違った幻想的な雰囲気につつまれます。食後はウッドデッキをゆっくり散策し、自分だけの時間を過ごしてみるのも良いですね。江戸時代が再現された出島和蘭商館跡と、モダンな長崎出島ワーフ。ぜひ2つ合わせて、観光に訪れてみてください。

9. 軍艦島(端島)

軍艦島

長崎港から約20kmほどの沖合に浮かぶ観光名所、軍艦島。誰もが一度はその名を聞いたことがあるのではないでしょうか?軍艦島は正式名称を端島(はしま)といい、日本を代表する石炭採掘の拠点となっていました。1960年前後には人口5000人以上、東京の約9倍もの人口密度を誇る一大都市にまで成長。石炭によって人々は豊かな生活を送り、活気のあふれる島だったと言われています。

1974年の閉山以降も、建物は取り壊されることなく当時のままの姿をとどめ続けており、現在は廃墟として観光客をはじめ多くの人々を魅了しています。なお、軍艦島の上陸には、観光客向けのツアーを利用すると良いでしょう。ロマン溢れる当時の遺構を、余すことなく目の当たりにすることができますよ!

10. 長崎新地中華街

長崎新地中華街

日本最初の中華街である長崎新地中華街は、横浜、神戸とともに日本三大中華街と言われています。一般的な中華料理店はもちろん、ちゃんぽんや皿うどんが味わえる長崎ならではのお店も多く点在!観光の合間のランチに最適ですね。

ランチのあとのデザートには、中に餡がぎっしりと詰まった「大月餅」、中国風の蒸しカステラ「マーラカオ」などの中華菓子を食べ歩いてみるのがオススメ!いろいろな店のグルメを食べ比べるのも面白そうです。たっぷりと長崎新地中華街で腹ごしらえをしたあとは、再び長崎の町の観光に繰り出しましょう。

11. 風頭公園

風頭公園

稲佐山の反対側にそびえる風頭山(ふうとうさん)の高台にある風頭公園。撮影スポットとして人気の坂本龍馬の銅像、他には龍馬をはじめ幕末期に活躍した偉人たちの写真を数多く撮ったカメラマン上野彦馬の墓がある、歴史ファン必訪の観光名所となっています。

夜景スポットとしても有名で、稲佐山とはまた違った視点から長崎市内を一望することが可能。世界を夢見た龍馬は、ここからの景色を見て何を思ったのか。想像するだけでも胸が熱くなりますね。また、園内では春になると桜が、夏になるとアジサイが咲き誇ります。市内の喧噪から離れ、豊かな自然を楽しむのにも最適の場所ではないでしょうか。

12. 長崎市亀山社中記念館

出典: Skylight / PIXTA(ピクスタ)

日本最初の株式会社と呼ばれる亀山社中の跡地にある長崎市亀山社中記念館。館内は当時に限りなく近く再現され、龍馬が愛用していたと言われるブーツやピストルなど、龍馬ファンにはたまらないアイテムがたくさん展示されています。建物自体も亀山社中の遺構として現在に伝わるもので、雰囲気はバツグン。ファンならずとも楽しめる、長崎で必見の観光スポットです。

13. 思案橋

出典: Skylight / PIXTA(ピクスタ)

長崎市が誇る繁華街、思案橋。名前に橋とありますが、橋としての思案橋は存在せず、繁華街そのものの名前となっています。

現在では和食・中華を中心にさまざまなレストランが軒を連ねており、いつでも観光客や地元の人々で賑わっています。いろんなジャンルの食事が楽しめますが、一番のオススメは卓袱(しっぽく)料理。卓袱とは、和・洋・中が合わさった宴会料理のこと。国際色豊かな長崎ならではの料理です。

もうひとつ、思案橋付近でオススメのグルメといえばトルコライス。スパゲッティ、ポークカツ、ピラフが一皿に乗った長崎発祥のB級グルメです!観光の合間に、手軽に長崎の味を楽しみたいときにはピッタリですね。

14. 浦上天主堂

浦上天主堂

大浦天主堂と並んで、長崎のみならず日本を代表するカトリック教会として、多くの観光客が訪れる浦上天主堂。元々は1925年に完成し、当時としては東洋で一番の大きさの教会でしたが、その20年後に原爆によって全壊。その後再建され、現在の美しい姿を取り戻しました。

教会内には実際に被爆した聖母マリア像が保存されています。平和の象徴として世界的に有名であり、この聖母像はこれまでに聖地バチカンやスペイン、チェルノブイリ原発事故で被害を受けたベラルーシなど各国を巡礼しました。

またここから500mほどの距離にある原爆落下中心地碑の近くには、原爆で全壊した浦上天主堂の一部が展示されています。平和公園や長崎原爆資料館にも近いので、ぜひ合わせて観光に訪れたい場所ですね。

15. 長崎孔子廟

出典: Skylight / PIXTA(ピクスタ)

中華街とはまた違った中国を味わえる長崎の観光スポットと言えばココ!長崎孔子廟は文字通り、1893年に造られた儒学の祖・孔子を祀った霊廟のこと。孔子廟自体は日本各地に存在していますが、長崎孔子廟は中国人が日本で建立した唯一の孔子廟なのです。中国の伝統的な様式が取り入れられた極彩色の建物は異国情緒が溢れます!

なかでも一番の見どころは大成殿。建立から一度も破壊されずに現在まで当時のままの姿を残している貴重な建物で、美しい外観、内部に祀られる孔子座像や父母位牌など見ごたえたっぷりです。

また併設の中国歴代博物館では、中国文化に関する品物が数多く展示されています。なかには国宝に指定されている貴重な品もあるとか。展示品は1年ごとに入れ替えられるので、何度行っても楽しい博物館ですよ。

▶ここは中国?長崎の穴場スポット・長崎孔子廟&中国歴代博物館!

16. 東山手洋風住宅群

出典: Skylight / PIXTA(ピクスタ)

明治20年代、長崎に駐在する外国人向けの集合住宅として建設されたと言われている東山手洋風住宅群。あくまで一般的な住居として建てられたために派手さや豪華さはありませんが、質素でどこかかわいらしいレトロな外観が訪れる観光客を魅了し続けています。日本の瓦屋根と洋風のドアや窓が共存した建物はまさに和洋折衷!国際的な長崎ならではの住宅ですね。

合計7棟あるうちの1棟は、東山手「地球館」という世界各地の料理が味わえるレストランになっています。アジアや欧米はもちろん、中南米やアフリカまでその内容はさまざま。ただし毎回シェフが変わり、提供できる料理が限られているため、あらかじめホームページなどで確認しておくと良いでしょう。また国際交流の場としても活用されており、誰でも気軽に英会話講座などのさまざまな企画に参加することができます。

17. 眼鏡橋

眼鏡橋

日本三大名橋に選ばれている眼鏡橋。長崎のランドマークとして観光客に人気のスポットです。水面に映った橋と合わせると眼鏡に見えるということが眼鏡橋という名の由来。大きすぎず、控えめなたたずまいが見るものに風情を感じさせます。

ここ眼鏡橋の周辺は、長崎の歴史ある下町として有名!小ぢんまりとした美味しいレストランやカフェなどが点在する、隠れたグルメスポットでもあるのです。橋と周辺の街並みをじっくりと眺めながら散歩するのも良し、グルメ巡りをしてみるのも良し。ぜひあなただけの観光ルートを見つけてみてくださいね。

18. 文明堂総本店

16世紀にポルトガルから長崎に伝えられたカステラ。伝来から500年近く経った今でも、長崎名物として観光客から地元の人々まで幅広く愛されています。文明堂総本店は、長崎に数多くあるカステラのお店のなかでも一番と言ってよいほどの知名度を誇ります。厳選された素材、こだわりの製法で作られたカステラは絶品そのものですよ!またカステラだけでなく、お店の外観も必見。黒基調で風格のある姿は趣たっぷりです。

19. 松翁軒本店

文明堂、福砂屋(ふくさや)と並ぶカステラの御三家として有名な松翁軒(しょうおうけん)は、江戸時代から続く老舗。こだわりぬかれたカステラは甘さ控えめ、しっとりとした触感で食べやすく素朴な味わいです。

一般的なカステラのほか、チョコラーテというチョコ風味のカステラや、宇治の玉露と煎茶がふんだんに使われた抹茶カステラなど、バラエティに富んだラインナップが松翁軒の特徴。さらに2階には喫茶店「セヴィリヤ」があり、情緒あるレトロな雰囲気の中でじっくりとカステラをいただくことができます。

20. アミュプラザ長崎

JR長崎駅の駅ビル、アミュプラザ長崎。その1階にある16店舗が並ぶおみやげコーナー「長崎おみやげ街道」には、美味しい長崎グルメが勢ぞろい!カステラやちゃんぽんをはじめ、長崎名物がひととおり揃っているので、観光の最後のまとめ買いにたいへん便利です。

なかでもドラゴンデリというお店は、長崎でしか買えない雑貨が数多く取り扱われている、見ているだけでも楽しい雑貨屋さん。食品など消耗品だけでなく、ずっと手元に残るお土産が欲しいという方には最適なお店です。

◎まとめ

歴史を感じられる観光名所からお買い物エリアまで、幅広く長崎市の魅力をご紹介しました。ぜひあなた好みの場所を見つけて、長崎観光を心ゆくまで楽しんでくださいね。

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