たくさんの魚たちと高確率で出会えるラグーン!ランギロアの観光情報4点

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たくさんの魚たちと高確率で出会えるラグーン!ランギロアの観光情報4点

タヒチを中心とするトゥアモトゥ諸島には、80前後もの環礁(ラグーン)がひしめいています。そのなかで最大の面積を誇るのが、フランス領ポリネシアのランギロア環礁。世界で見ても第2位、琵琶湖の2.5倍以上という大きさには驚かされます。ですが、環礁を形成している外縁の陸地はとても狭く、太いところでも幅500mほどしかありません。そのため、環礁はモトゥと呼ばれるたくさんの小島から成っていますが、人が定住しているのはそのうち2島だけです。そのうちの1つアヴァトルにある空港には、タヒチの首都パペーテからの便が就航しています。ランギロア環礁の特徴は、その大きさだけでなく、魚が集まりやすい環境にあります。そのため、美しい海と砂浜の景色はもちろんのこと、ダイビングを楽しむために世界中から観光客が訪れます。島自体は小さいですが、ここでしか体験できない観光の魅力はいろいろあります。そこでこの記事では、ランギロアの観光の見どころを4つご紹介します。

目次

たくさんの魚たちと高確率で出会えるラグーン!ランギロアの観光情報4点

1. ダイビング

出典: www.istockphoto.com

ランギロア空港のあるアヴァトルの東西両端は水道(パス)となっていて、干潮や満潮の際にラグーンの内から外、外から内への水流が生じます。そのためラグーンの内部に魚群がとどまりやすく、ランギロア環礁はいろいろな水中生物に出会える可能性の高いダイビングスポットとして知られています。

トロピカルで鮮やかな魚たちのほか、小型のサメの群れやウミガメ、イルカなどを間近で見ることができますよ。本格的なスキューバダイビングのほかにも、気軽にできるシュノーケリングも人気。ランギロアでもっともポピュラーなアクティビティなので、ダイビングのツアーはたいていのホテルで申込むことができます。自分もランギロアの海に暮らす生き物の1つになった気分で、海のなかまたちと一緒に遊泳してみましょう。

2. イルカウォッチング

南の海は憧れだけど、ダイビングまではちょっと…という人でも楽しめるのが、イルカウォッチングです。アヴァトルの東のティプタ・パスでは、主に夕方になると、イルカの群れが背びれで水を切りながら海峡を泳ぐようすが陸地から観察できます。

とくに干潮や満潮のころだと、野生のイルカたちが波に乗って高々とジャンプする姿を目にすることもできますよ!ランギロアの波と戯れているイルカの顔は、なんだかとっても楽しそう。よほど天気が悪くない限りは確実に見られる光景なので、ランギロア観光では外せないメニューの1つです。

3. タヒチワイン

ランギロアの名物といえば、新鮮なシーフードにココナッツやハチミツ。そこに新しく加わったのが、なんとワインです!南太平洋の島でワインがつくられているなんて、ちょっと意外ですよね。

アヴァトルのひとつ西側のモトゥにあるブドウ園では、1990年代から白ワイン用のブドウが栽培されています。ブドウの育成に適した土壌を探し、井戸を掘って水を確保。さらに日照時間を調整するなど研究を重ね、ついに2005年にワイナリーがオープンしたのです。

パリの品評会で受賞するなど出来栄えにもこだわっていて、なによりランギロアの魚介料理によく合います。島内の多くのリゾートホテルで取り扱われていて、アペリティフや食中酒としてだけでなく、お土産にも人気です。アヴァトルにあるワインカーヴでは、月・水・金曜日の午後5時からテイスティングも行われています。

4. ブラックパール

ランギロアでは近年、真珠の養殖もさかんになっています。とくにブラックパール(黒真珠)が特産で、小さな島内にいくつかの養殖場や加工場、販売店があります。加工場では、真珠を貝から取り出す作業を見学することも可能。また、ボートで養殖場を訪ねるツアーを行っているところもあります。

もちろん、せっかく目の前にたくさんの黒真珠がつやつやと輝いているわけですから、ランギロアのお土産に購入していきたいですよね。加工場で直接購入すれば、市価より割安でランギロア特産のブラックパールを手に入れることができますよ。きちんとアクセサリーに仕上げられたものも販売されているので、お好みのものをどうぞ。

◎まとめ

世界で2番目に大きな環礁ランギロアで、見逃せない観光のポイントについて解説しました。日本の星野リゾートも進出しているなど、ランギロアは世界的にも人気の観光地です。透きとおった海に白い砂浜はもちろんのこと、たくさんの生き物にであえるダイビングやイルカウォッチングと、ランギロアは観光のお楽しみ満載のリゾートアイランド!さらにはワインやブラックパールなどランギロアならではの特産品も整っているとあっては、ぜひ一度訪ねてみないわけにはいきませんね。

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