姫路の観光ランキング5選|姫路城、姫路セントラルパーク、そしてどこ?

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姫路の観光ランキング5選|姫路城、姫路セントラルパーク、そしてどこ?

世界的に知られる観光名所「姫路城」で有名な姫路市は、瀬戸内海に面した兵庫県第2位の都市です。JR山陽新幹線と神戸線、山陽電鉄の「姫路駅」周辺には、桜が美しい姫路城や日本庭園、公園、植物園、美術館や博物館など多彩な観光地がいっぱい。少し足を延ばすと、サファリパークや遊園地で人気の姫路セントラルパークや、太陽公園で遊べます。書寫山圓教寺は、ロープウェーで手軽に参拝できる紅葉スポットとしてもおすすめ。麓には塩田温泉もあります。今回は、数ある姫路の観光スポットから、特に人気があるランキング上位5選を紹介しましょう。

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姫路の観光ランキング5選|姫路城、姫路セントラルパーク、そしてどこ?

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1. 姫路城

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2015年に平成の修理が完了し、白漆喰の城壁が目にまぶしいほど真っ白に生まれ変わった国宝「姫路城」。連立式天守閣が優美な白い姿はまさに「白鷺城(しらさぎじょう)」の名にふさわしい日本の頂点に立つ名城です。

直径約95cmの心柱2本を中心に木で組まれた世界最高峰の木造大天守、3重の螺旋形になった複雑で秀れた城郭構造などが高く評価され、1993年に日本で初めて世界文化遺産に登録されました。

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一生に一度は実際に訪れ、登城してみたい姫路城の木造大天守には、もちろんエレベーターなどありません。天守内部には傾斜が急な階段もありますが、頑張って登りましょう。

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天守の最上部からはパノラマの景色を一望できますよ!

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城内はかなり広いため、大天守直行ルートや西の丸ルート、お菊井戸ルートなど時間にあわせたルートで観光できます。無料の専用アプリをダウンロードすれば、スマートフォンやタブレットで動画やガイドを利用可能。できれば余裕のあるスケジュールでゆっくり観光してくださいね。

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姫路城は桜の名所としても有名で、お花見の時期には整理券を発行するほど混雑します。公式サイトではリアルタイムで入城までの待ち時間を見られるほか、年間混雑予想も掲載されています。混む時期を避けて旅行スケジュールを立てる参考に便利ですよ。

大天守の手前にある広大な芝生広場「三の丸広場」などで、休憩したりお弁当を食べたりしてから入城観光するのもおすすめ。姫路城の歴史と壮大さをぜひ体感してみてください。

◆姫路城へのアクセス情報

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姫路城は、JRの山陽新幹線と山陽本線「姫路駅」から1kmあまり北に位置しており、新幹線のホームからもその美しい雄姿を望めます。姫路駅から姫路城まではバスかタクシー、元気な人なら徒歩でもOK。大手前通りのほか、みゆき通りや姫路グルメのお店が多い「おみぞ筋」などを歩くのもおすすめ。姫路城周辺も観光するなら、姫路市の「姫チャリ」などレンタサイクルを利用てもいいですよ。

大手前通りの地下や、大手前公園地下など、姫路城周辺には駐車場がたくさんあるので、レンタカーでもアクセスOK。ただし、桜の季節や連休など非常に混み合う時には、車は避ける方が無難です。

2. 好古園

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姫路城の南西角には、姫路城や姫山を借景にした池泉回遊式日本庭園「好古園(こうこえん)」があります。約34000平方キロメートルの広大な姫路城西御屋敷跡に造営し、1992年に開園。園内は、屋敷割に沿った築地塀などで区切られた9つの庭で構成されています。

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涼しげで落ち着きのある「竹の庭」、姫路城と庭園の眺めが素晴らしい「築山池泉の庭」、滝と色鮮やかな錦鯉が泳ぐ池を配置した好古園最大の「御屋敷の庭」など、それぞれが異なった趣。屋敷の遺構を生かし、茶室やあずまやを配した四季折々に美しい本格的な日本庭園です。

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映画『るろうに剣心』『幕末高校生』、ドラマ『水戸黄門』『大岡越前』などのロケ地にもなっているので、場面を想い出しながら散策してみるのも楽しいですね。訪れる季節によっていろんな景色が楽しめる好古園。御屋敷の庭を見ながら食事ができるレストランや、お抹茶をいただける茶室もあるので、姫路城観光とセットで訪れてみましょう。

3. 書寫山圓教寺(書写山円教寺)

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標高約371mの書写山は、姫路市の北西部にある姫路で最も高い山です。その山の上にあるのが、「西の比叡山」とも称される天台宗の別格本山「書寫山圓教寺(しょしゃざん えんきょうじ)」。966年に性空上人(しょうくうしょうにん)が創建した名刹で、西国三十三所の中で最大級の規模を誇る第27番札所。

山の上にあるといっても、境内は非常に広大です。圓教寺を参拝観光するには、ロープウェー山頂駅から厳粛な空気に包まれた深山幽谷の参道を歩くこと約30分。坂を下ると、京都清水寺の舞台を彷彿とさせる摩尼殿(まにでん)が迎えてくれます。

もう少し先へ歩いていくと、映画『ラストサムライ』や大河ドラマ『武蔵』『軍師官兵衛』のロケ地として有名になった大講堂・食堂(じきどう)・常行堂(じょうぎょうどう)に到着。厳かな雰囲気の中、健康道場や一日修行体験などに参加すれば、心身ともにリフレッシュすることができますよ。1時間ほどで手軽に体験したいなら、般若心経などの写経体験や、座禅体験がおすすめ。

ここからさらに道は「奥の院」へと続きますが、体力とスケジュールに合わせて無理のない範囲で引き返しましょう。

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書寫山圓教寺へのアクセスは、姫路駅~書写駅のバス往復乗車券と書写山ロープウェイ乗車券のセットが便利。景色を見ながら運動したい方なら、ロープウェイに乗らずに登山道を登ることもできます。

逆に足に自信がない方は、ロープウェイ山頂駅と摩尼殿を結ぶマイクロバスを利用できるので、無理をしないように楽しく参拝観光してください。新緑の頃はすがすがしく、秋には美しいモミジを愛でることができる紅葉スポットとしても楽しんでくださいね。

4. 姫路セントラルパーク

「姫路セントラルパーク」は関西圏最大級のサファリパークと遊園地を併設した大型複合レジャーランド。夏はプール、冬はスケートリンクもオープンする、年中いつでも楽しく遊べるレジャー観光スポットです。

姫路駅から北東へ約8km、広大な自然の中にある姫路セントラルパークへのアクセスは、姫路駅からバスで約30分。バスの往復乗車券と入場券やパスポートのセットがあるほか、サファリにも利用可能なレンタカーとセットになったおトクなチケットなどを利用すると便利です。

◆サファリエリア

姫路セントラルパークのサファリは、いろんな楽しみ方ができますよ!

3連ゴンドラに乗って空中散歩しながら動物たちを真上から観察する「スカイサファリ」、森のコースを歩きながら動物や鳥を間近で見たり触れあえる「ウォーキングサファリ」、気温や天気に左右されずに猛獣や草食動物たちの自然な姿を車窓から見られる「ドライブスルーサファリ」など、バリエーション豊かなサファリ体験ができます。

ドライブスルーサファリではサファリバスのほか、マイカーにのったまま自分たちのペースで周れるマイカークルーズも好評。生態などのガイド説明を聞きながら、動物たちの迫力を体感しましょう。

◆遊園地エリア

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遊園地エリアのスリル系アトラクションは、地上約35mから垂直落下の無重力を体感できる「フリーフォール」、日本初のインバーテッドコースター「ディアブロ」が人気。「トレジャーハンター」「冒険迷路」「マジックハウス」など家族で楽しめるアトラクション、氷点下30度の「南極物語」、爬虫類・哺乳類・鳥類などとふれあえる「ジャングル館」、約85mの大観覧車から広い園内を一望できる「ジャイアントホイール」、ゴーカートなどもありますよ。

◆季節限定のプール、スケート

夏期には自然の中のリゾートプール「アクエリア」がオープン。7段になったロックプール、遠浅の海水浴場のような渚プール、流水プールなどで泳いだり、サンデッキでゆったり過ごせます。スリル満点のサーフィンダウンヒル、フロリダで人気のエアスライダーなど4種類のスリル系スライダーは大人も大興奮!子供用のプールアトラクションは、大人でも楽しめる趣向を凝らした仕掛けがありますよ。

大観覧車の右手にある石でできた「風の城」は、11月下旬から4月上旬まで全天候型のスケートリンクになります。このスケートリンクは入園券で入場できるだけでなく、スケート靴まで無料でレンタル可能!週末は無料レッスンも実施しています。冬に姫路セントラルパークへ行くなら、ぜひアトラクションの合間に風の城で滑りましょう!

5. 太陽公園

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「太陽公園」は広大な敷地に世界の有名な建造物や世界遺産、遺跡などのレプリカやミニチュアがある体感型テーマパーク。実際に入って、見て、ふれて、体験して、世界旅行の気分を味わいながら丸一日遊んで観光できます。自然が豊かで広い園内は、駐車場・レストラン・売店がある中央部を境に、東側が「城のエリア」、西側は「石のエリア」と大きく2つにわかれています。

「城のエリア」のシンボルは山の頂にそびえる「白鳥城」。ドイツの有名な古城であるノイシュヴァンシュタイン城を2/3スケールで再現しています。この白鳥城は、駐車場横からモノレールに乗って行くことができます。白鳥城は見るだけでも素敵な観光スポットですが、内部の「王座の間」に描かれた「太陽の恵み」も必見。また、多数展示されているトリック3Dアートで遊びながら写真をいっぱい撮って、ワイワイ盛り上がりましょう。

出典: 白蛇の騎士 (CC BY-SA 3.0)

「石のエリア」には、万里の長城、天安門広場、ピラミッド、エトワール凱旋門、ミクロネシアの石貨神殿、イースター島のモアイ像など、石で造られた世界の建造物や遺跡などが点在。全長約2kmの「万里の長城」は、道幅・高さとも実物サイズ!「天安門」は中国の職人が手掛け、凱旋門は細部のレリーフが素晴らしく、ピラミッドは内部にも入れます。「秦始皇帝兵馬俑坑(へいばようこう)」は、中国の兵馬俑博物館で作成した兵馬俑のレプリカ1000体を展示。迫力があり、見応え抜群ですよ。

体験工房では、すりガラス模様の絵付けができるサンドブラスト体験や、スマホで撮った写真でオリジナルマグカップを作れます。太陽公園は世界各地の有名観光スポットをぎゅっと集約した、大人から子供まで楽しめる観光地。太陽公園は姫路市の北西部に位置し、書写山よりもさらに2kmほど西にあります。姫路駅からバスで行く場合は、便数があまり多くないので時刻を調べておくと良いですね。

◎まとめ

姫路は山陽新幹線など鉄道でのアクセスが良いばかりでなく、車での観光も便利。姫路城の近くを国道2号線が通っていて、周辺には駐車場が多数あります。無料で通行可能な姫路バイパス、山陽自動車道や播但連絡道路などの高速道路もありアクセス抜群。姫路市にはご紹介した姫路城などの観光名所のほか、官兵衛で知られるようになった御着城、播磨国総社、広峯神社など、歴史ある多数の寺社があります。遊べるスポット、瀬戸内海の島めぐりなど、バラエティに富んだ魅力あふれる姫路へ遊びに行きましょう。

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