富良野のラベンダーに癒されたい！絶景の観光スポット16選

富良野の夏の風物詩、ラベンダー。毎年ラベンダーを見に大勢の観光客が富良野を訪れ、魅了し続けています。一面に広がる紫の絨毯のような美しい光景は、一度は見ておきたいですね。そんな美しいラベンダー畑を観光できるおすすめのスポットをご紹介します。

1. ふらのワインハウスラベンダー園

富良野市街を望む丘の上にある「ふらのワインハウスラベンダー園」。富良野駅から最も近いラベンダースポットで、ふらのワイン工場と富良野の地産地消のレストラン「ワインハウス」に隣接しています。このワイン工場脇の丘綾地帯には、一面紫色に広がるラベンダー畑があり、夏期の日没から21時頃まで、ライトアップされた早咲きのラベンダーを見ることができます。

昼の太陽の下で輝くラベンダー畑とはまた違った魅力の、夜のスポットライトに照らされた幻想的なラベンダー畑は必見。また、隣接しているワイン工場では、ふらのワインの試飲や工場見学、お土産の購入ができるので、こちらも合わせて楽しむことができますよ。

2. 深山峠ラベンダーオーナー園

ラベンダーオーナー制度をとるこのラベンダー園では、誰でも一口5株からラベンダーのオーナーになることができ、自分の株のラベンダーは自由に摘み取りができます！オーナーには年間を通してラベンダーのドライフラワーやラベンダーのエッセンシャルオイル、メロンや富良野でとれた季節野菜のつめ合わせなどの贈り物が届くのも嬉しいですよね。

広大なラベンダー園と十勝岳連峰を見渡す圧巻のコントラストは、上富良野八景にも選ばれた素晴らしい眺望。また、このラベンダー園の近くには、トリックアート美術館やアートギャラリーがあり、観光にもおすすめ。売店や施設も充実しているのでぜひ立ち寄ってみてくださいね。

3. 富良野ジャム園（麓郷展望台）

富良野ジャム園にある麓郷展望台までは、勾配が少し急ですが、松のトンネルを抜けて丘をのんびりと登って行くお散歩コースと、専用バスに乗っていく方法があります、どちらも違った角度からラベンダー鑑賞を楽しむことができるでしょう。ここでは、ラベンダー畑の中での写真撮影が可能で、童話の世界のような風景が楽しめます。

また、敷地内のジャム工房では添加物をいっさい使わずに作り上げた約40種類のジャムを試食しながら購入が可能。北海道の味覚、ハスカップやメロンなど、様々な種類を試食して、お気に入りのジャムを見つけることができますよ。一日に2回開催されている手作りジャム体験では、イチゴジャム作りはもちろん、瓶に貼るラベルも自分でデザインすることができるので、世界にたった一つの独創的なジャムづくりを体験できます。また、漫画家やなせたかし氏のギャラリーが併設されているアンパンマンショップは、アンパンマン好きにはたまらない、ときめきの空間です。

4. 日の出公園ラベンダー園

小高い丘の斜面に位置する日の出公園ラベンダー園では、遅咲きのラベンダー「おかむらさき」がメインに植えられています。見ごろは、6月下旬から8月上旬頃までで、長い期間楽しむことのできるラベンダー園です。

駐車場から展望台までは長い遊歩道が続き、富良野の雄大な景色と美しい花々に囲まれながら、ゆったりとした散歩ができるのも魅力。公園の頂上までは、徒歩でのぼる事ができますが勾配があるので、のぼるのが難しい方は、有料のシャトルバスがあります。

展望台の西側にはラベンダー畑、東側には間近に見える十勝岳連峰が眺められ、絶景です。夕方には、夕日を浴びオレンジ色の輝きに満ちたラベンダー畑を鑑賞する事ができますよ。また、シーズン期間中はラベンダー畑がライトアップされるので、夜の来園もオススメ。また丘の頂上、展望台のすぐ側には恋人達が愛を響かせる「愛の鐘」があり、その雄大な景色とラベンダーがロマンティックな雰囲気です。

5. ハイランドふらの

「ラベンダーの海」と名付けられた、富良野市内で一番大きなラベンダー畑。紫色に輝くラベンダー畑からは、華やかで芳醇なあの素敵なラベンダー香りが漂います。こちらには森林散歩コースがあり「文学の森」「やすらぎの森」「ラベンダーの森」、それぞれに違った魅力のある3コースが用意されています。のんびりと、富良野の自然を感じる森林浴に最適ですね。

また、天然温泉に入浴できるのも「ハイランドふらの」の魅力のひとつ！目の前に広がるラベンダー畑を見下ろし、ゆっくりと天然温泉につかる時間は、まさに至福のとき。癒し効果のあるラベンダーの香りと、疲れを溶きほぐす富良野の温泉の湯が相まって、最高の時間を満喫することができるでしょう。ここでは宿泊も可能で、ラベンダー畑に面した客室からいつでもラベンダーを眺めることができます。24時間それぞれに違った趣をもつ富良野のラベンダーの姿は一見の価値ありです。

6. 中富良野町営ラベンダー園

冬にはスキー場として利用される、中富良野の北星山中腹に広がるラベンダー畑。ラベンダーの他にも色とりどりの花が咲き誇る、色彩豊かなラベンダー園です。

夏でもリフトで山頂まで行くことが可能で、リフトに乗ってまず最初に見えるのは、マリーゴールドやサルビアなどの鮮やかな花々、そして頂上付近に咲き誇るラベンダー畑。リフトで山頂まで昇りそこから眺める、山の斜面が一面紫色に彩られたラベンダー畑の光景は格別です。富良野の市街地を見下ろし、遠くに十勝岳連峰を望む、ひと味違った山頂からの眺めを是非、お楽しみください。

7. フラワーランドかみふらの

総面積15万ヘクタールの広大な園内に広がる、花の草原。全天候型の温室と、富良野のそよ風が心地よい外庭では、ラベンダーを始め、季節によって色とりどりの花々が咲き誇り、見応えある富良野の花畑を鑑賞することができます。こちらでは、40人乗りのトラクターバスで園内の一周が可能。ラベンダーの心地よい香りに包まれて、のんびりと美しい花畑を巡ることができるんです。あなたにとって、それはラベンダーと花と緑に包まれる富良野の特別な時間となるはずです。

また、園内には年間を通して体験可能な体験工房館があり、そば殻とラベンダーのポプリを使って作る安眠まくらや、数種類のポプリから好きな香りを選び、持ち帰ることができるオリジナルの香り袋選び。ラベンダーの押し花で作る、オリジナルのカードやプレートなど、たくさんの楽しみがあなたを待っているはずです。併設している売店では、たくさんの土産物とアスパラガスやコーンにジャガイモなどの地元の味覚を味わうこともできるので、まさに、富良野の夏を余すことなく堪能できるでしょう。

8. かんのファーム

こちらの「かんのファーム」では、赤・黄色・ピンク・オレンジ、もちろんラベンダーの紫と、約10種類ある色とりどりの花が咲き誇る、贅沢な眺望の農園です。ファーム内の売店「きん・こん・かんの」では、富良野の味覚、この農園でとれた新鮮野菜やジャガイモなどを使った軽食、ファーム自慢のオリジナルのラベンダーグッズなどを販売しているので、こちらも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

店内は、あちこちに飾られたドライフラワーの香りで満たされ、思わず手に取ってしまう可愛いラベンダーグッズがいっぱいです。また、この売店で販売されている不思議な味覚、ラベンダーラムネはクセになる美味しさで、ラベンダーの香りをそのまま詰め込んだ風味豊かな味わいです。富良野のお土産にはラベンダーグッズがオススメです。国道沿いの「かんのファーム」は車でのアクセスも抜群の良さ！是非、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

9. 彩香の里（佐々木ファーム）

なだらかな富良野の丘に広がる、一面紫色のラベンダー畑と澄み渡る青空のコントラスト。3種類のラベンダーを、それぞれの開花時期によって楽しむことができます。ここでは、生花の販売を行っている他、ラベンダーの摘み取り体験が可能で、摘み取ったラベンダーの持ち帰りができます。摘みたての香りの強いラベンダーを、ポプリやリースなどにアレンジしたり、自分で摘み取ったラベンダーの香りを、富良野から帰宅後に、お家で感じることができるのも素敵ですね。

また、こちらではリーゾートウェディング、その名も「lavender wedding」というものがあります。ラベンダーに囲まれる至福の一時、富良野の地で一生の思い出に残る結婚式を挙げてみてはいかがでしょうか。ロケーションフォトプランや挙式プランも充実しており、どちらも衣装やアルバムがセットになったプランです。希望に合わせて、気軽にこのラベンダーウェディングに体験ができます。ここ富良野でラベンダーの花開く、短い期間にだけできる特別なウェディングを挙げることができたら、一生忘れられない思い出になりますね。

10. ファーム富田

ファーム富田はラベンダー好き必見！ラベンダー好きが一堂に会するラベンダーの宝庫です。ここからラベンダーの魅力は発信された、そう言っても過言ではない程、富良野で最も有名なラベンダー畑の一つではないでしょうか。1976年、ここのラベンダー畑が当時国鉄だったJRのカレンダーになったことで、この美しい富良野の景色は広く世に知られるようになりました。

一面ラベンダーに埋め尽くされたトラディショナルラベンダー畑、色の違う4種類のラベンダーのグラデーションを楽しめるサキワイの畑。その他にも、8つの花畑で様々な花と富良野で出会えます。また、ここにはそれぞれに違う趣を見せてくれる数々の建物、魅力的な13の「舎」があります。ラベンダーの香水を製造する工程を見学できる「香水の舎」、香り豊かなドライフラワーが溢れる空間「ドライフラワーの舎」、ラベンダー刈り取りの時期には、実際にラベンダーのエッセンシャルオイル抽出行程を見ることができる「蒸留の舎」やフランス語で花の意味を持つ「ギャラリーフルール」では、夏のラベンダー畑の写真の他にも、四季折々の花畑の写真を鑑賞できます。

「花人の舎ルネ」でいただく、濃厚なラベンダーエキスが入ったファーム富田の一番人気、ラベンダーソフトクリームや、ラベンダーティー。ラベンダーエキス入りのクリームを包み込んだ、ラベンダー生カステラロールケーキを味わえる「ラポートの舎」など、富良野のラベンダーグルメも魅力のひとつです。ここでは、数種類のラベンダーと、多くの美しい花々を一度に楽しめるのはもちろん、その花々をもっと良く知る為の「舎」が立ち並ぶ、見どころ満載の富良野の観光スポットなのです。

11. ラベンダーイースト

こちらは富良野地区のラベンダー栽培発祥の地であり、日本最大級のラベンダー畑でもあります。

開園は７月のみなので、その時期にしか見ることのできない元祖ラベンダー畑は大変貴重な風景です。目の前に広がるラベンダーの鮮やかな紫、鼻に抜ける爽やかな香り、ここではラベンダーの美しさを全身で改めて感じることができるでしょう。

12. 千望峠駐車公園

高さ約400メートルの小高い峠に、大きくはないがひっそりとあるキレイなラベンダー畑はドライブ休憩に立ち寄りたい、富良野のラベンダー穴場鑑賞スポットです。

山の中腹にあるこの公園にはベンチも設置されているので、ドライブの小休憩にはピッタリ。富良野の雄大な絶景とラベンダーの香りに包まれて、心も身体もリフレッシュできること間違いなし。このラベンダーとくつろぐひと時を是非、体感してみてください。ラベンダーの先には、眼下に富良野地域の田園風景、近くには十勝岳連峰がそびえ立ち、上富良野八景にも選ばれた大パノラマは一見の価値ありです。

13. 十勝岳ラベンダーロード

こちらはラベンダーロードの道路沿い、7キロにわたって咲くラベンダーがつくる癒しの道です。一つ一つのラベンダーの存在感で彩られた道路からは、一面に広がるラベンダー畑とは一風違ったラベンダーの魅力を発見できます。富良野の緑の中、道路沿いに続くラベンダーのラインはどこまでも続くように感じられてついつい見入ってしまいます。

ドライブをしながら鑑賞するのも素敵ですが、少しの距離、ラベンダーの香りを吸い込みながらウォーキングをしてみるのもおすすめの楽しみ方です。爽やかな自然の緑と、ラベンダーの香りを感じながらの適度な運動で、心身ともにリラックスできますね！

14. かなやま湖畔鹿越園地ラベンダー園

かなやま湖畔沿い一面に広がるラベンダー畑と自然が作り出す景色は、感動の美しさです。鮮やかな森の緑と、のどかなかなやま湖、澄み渡る青空と美しく咲き誇るラベンダー畑が一体となった光景は、生涯忘れることのできない感慨深いものでしょう。

ラベンダーの時期にしか見られないこの絶景を一目見に、ここ富良野に足を運んでみてはいかがでしょうか。

15. 北の峰地区旅館組合ラベンダー園

こちらはリゾートホテルや旅館、ペンションなどが立ち並ぶ富良野市、北の峰地区のラベンダー畑です。規模は大きくないのですが、富良野観光の合間に散歩がてらラベンダーを見に出掛けることのできるラベンダー鑑賞スポットのため、朝や夕方に散策してみて、それぞれに違った雰囲気のラベンダーを見ることができますね。

手軽な距離感にもラベンダーがあるこの風景は、富良野の日常に密着したラベンダーの姿を感じることができ、富良野にとってラベンダーがいかに欠かせない存在となっているかを知ることができます。

16. NANAKAの花畑

坂の斜面に広がるラベンダー畑。ラベンダーのみの贅沢な花畑を無料で鑑賞できる富良野のラベンダー鑑賞スポットです。

自分で摘み取ったラベンダーはそのまま持ち帰りができるので、ラベンダーのリースや、ドライフラワーにアレンジするなど様々な楽しみ方ができます。またラベンダーの苗の販売もおこなっているので、株を持ち帰って自分のお庭に植え替える夢のような体験をしてみましょう！JR中富良野町駅から徒歩8分というアクセスの良さも魅力です。

◎まとめ

ラベンダーの本場、富良野ではそれぞれの場所で、たくさんの素敵なラベンダーに出会うことができます。大きさも立地も違う、数ある富良野のラベンダー農園では、オリジナリティ溢れる演出で、ラベンダーの新たな一面を見せてくれるでしょう。繊細でけなげに咲くあの1本1本のラベンダーが、広大な花畑一面に咲き誇る光景は、見た人を一瞬で虜にしてしまう不思議な魅力があります。美しい紫色の草原で、爽やかなラベンダーの香りに包まれて、富良野を満喫してみてはいかがでしょうか。

富良野のラベンダーに癒されたい！絶景の観光スポット16選