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旅行の醍醐味の一つと言えばおいしいグルメを食べること！日本は山一つ越えるだけで全く異なる食文化があるので、旅行先で馴染みのない味や出会ったことのないグルメに遭遇するのは楽しいものです。そこで今回は、宮崎市のおすすめグルメを紹介しましょう。宮崎市はチキン南蛮や地鶏などの馴染み深いグルメから誰もが幸せになるスイーツまで、心躍るグルメが揃っています。ぜひこの記事を参考に、宮崎グルメの下調べをしてから旅に出かけてくださいね。

1. 火の舞らくい 宮崎駅前

カツオと言えば高知という印象がありますが、実は南国宮崎では近海カツオの一本釣りによる漁獲量が日本一なんですよ。そしてカツオは宮崎の隠れたグルメでもあります。

宮崎市にある「火の舞 らくい」では、そんな宮崎名物のカツオ料理が自慢のお店。看板メニューには藁焼きかつおのたたきがあり、藁焼きとは火をつけた藁で一気に高温で表面を炙る調理法のこと。カツオの旨味を逃がさず香ばしい味わいになるんですよ。他にも宮崎では定番のシビ（キハダマグロ）のごまだれ漬け、宮崎鶏の藁焼きといった、宮崎に来たら絶対に外せない料理が揃っています。宮崎駅前店ではランチ限定メニューもあるので、お酒が飲めなくてもお昼に宮崎グルメを楽しめるおすすめの居酒屋です。

2. 一平寿し

海の幸に恵まれた宮崎ですが、この宮崎市にある一平寿しというお店はレタス、エビ、マヨネーズを使ったレタス巻き発祥のお店だと言われています。プリッとしたエビとシャッキとしたレタスの歯応え、レタス巻き用に作られたマヨネーズソースがマッチしてとてもおいしいと評判のグルメです。

レタス巻きが開発された当初は賛否両論ありましたが、今では宮崎が誇るグルメとして親しまれています。地元住民に愛される素朴なお店なので、あまりかしこまらずに気軽に訪れてくださいね。

3. おぐら本店

宮崎に来たら宮崎を代表する料理、チキン南蛮は外せません。タルタルソースをかけたチキン南蛮発祥のお店と言われているのが、この「おぐら 本店」です。可愛らしい白と赤のひさしがパーラーのような印象を受ける店舗で、大通りから路地に入った奥にあるにも関わらず人が絶えることはありません。

ここのチキン南蛮はボリュームたっぷりですが、ふんわりと柔らかい鶏胸肉を使用し、さっぱりとした甘酢でぺろりと食べれてしまうのが不思議です。また、タルタルソースが絶品と名高いというのも食べてみれば納得。これはおぐらの創業者である甲斐義光氏の飽くなき探求心によって作られたもので、今でも守り続けている味なんですよ。宮崎市のチキン南蛮といえば？と聞かれれば、間違いなくおすすめできる名店です。

4. 塚田農場 宮崎本店

全国チェーン店として精力的に展開している塚田農場ですが、宮崎の地鶏が食べられるお店として本場宮崎でも人気の居酒屋です。自社養鶏場で育てた宮崎が誇る「みやざき地頭鶏」が自慢。その他にも宮崎グルメは一通り揃っているので、多彩な宮崎名物を楽しむことができますよ。チェーン店ということもあって、気負わずに入れるところもうれしいポイント。

契約農家による野菜がそのままお通しとして出てくるのは、豪快かつ新鮮で食べ応えのあるおいしさ！チェーンと言っても、侮ることはできないお店です。

5. 宮崎牛鉄板焼ステーキハウス ミヤチク

飼育開始前や繁殖用の子牛のことを素牛といい、宮崎県はこの素牛の生産が盛んです。そして素牛をそのまま飼育してブランド化したのが、宮崎が生んだ奇跡の味「宮崎牛」です。もちろん黒毛和牛の高級品なのでそこそこのお値段がしますが、ミヤチクは地元の畜産会社が経営をしているため、お手頃な値段で宮崎牛を楽しめるお店なんですよ。

目の前で焼いてくれるので、立ち上る炎とお肉が焼ける芳しさは何とも言えません。基本的にコース料理がメインになっていますが、コースの中にはサラダバーとドリンクバーも含まれていてお得なので、おすすめです。店内はどこかレトロでラグジュアリーな空間で、高級な肉を味わうにはまさにピッタリのお店。宮崎グルメを味わうなら、雰囲気も抜群のミヤチクはおすすめです！

6. 食彩健美 一木一草(いちもくいっそう)

宮崎観光ホテルの中にあるレストラン一木一草。宮崎の地元農家が育てた食材を利用した、地産地消を掲げるバイキングスタイルのレストランです。朝は40種類、昼と夜は80種類の料理が並びます。宮崎産の野菜はもちろん、冷や汁やチキン南蛮といった宮崎グルメが選ぶ食べ放題が楽しいレストランです。

宮崎名物のほかにも、幅広い年代層を考慮したグルメが並んでいるので、一木一草は常に賑わう人気店。そして宮崎観光ホテルの中にあるので、宮崎観光の宿泊先の候補にしてみてはいかがですか？

7. 地鶏炭火焼 粋仙

宮崎駅からほど近い場所にある絶品の地鶏グルメが食べられるお店が、地鶏炭火焼 粋仙。宮崎市で人気を博している名店なので、常に多くの人で賑わっていますよ。出張や旅行の際に必ず訪れるというファンもいるほどで、できれば予約をして行くのがおすすめです。

粋仙は宮崎自慢の地鶏「みやざき地頭鶏」の指定取扱店。朝に絞めたばかりの新鮮なみやざき地頭鶏を取り寄せているので、定番の炭火焼以外にも刺盛りも自慢の一品です。看板メニューの炭火焼は真っ黒で、馴染みのない人にとってはなかなか手を付けにくいかもしれません。しかし、一口食べればその美味しさとコリコリの歯ごたえがクセになる、絶品グルメなんですよ！

8. 辛麵屋輪 宮崎店

辛麵とは宮崎県延岡市が発祥のご当地グルメで、全国的にも有名になった宮崎グルメの一つ。醬油味のスープにニンニクと唐辛子がたっぷり入っていて、辛麺というだけありとっても辛いです。しかし、不思議と味わい深い旨味があるので病みつきになる人が続出中の絶品面料理なんですよ。

宮崎市にある辛麵屋輪 宮崎店では辛さを調節することができるので、辛い物が苦手な人でも安心して食べることができます。麺にモチモチの韓国麺を使用している点が珍しいポイント。全体的にカロリーが低く、〆の一杯にも罪悪感がいらない逸品なんですよ。南国の宮崎で、汗を噴き出しながら食べたいグルメです。

9. 元祖焼鳥 丸万本店

橘通りの裏路地にある宮崎地鶏の焼き鳥屋が「元祖焼鳥 丸万本店」。趣がある店構えで、元祖と看板を掲げる1954年に創業した老舗です。樫の木の備長炭で炙るということにこだわり、看板商品ともいえる宮崎地鶏のもも肉の焼き加減はミディアムレア。そのままかぶりつくか、一口サイズに切ってもらうかはお好み次第です。お肉を一口食べれば、炙られて旨味が凝縮した鶏の油が口の中に溢れますよ。メニューの種類はかなり絞られていてシンプルですが、定番のもも肉以外にも手羽先も人気があり、ボリューム、味、値段と3拍子そろった満足グルメです。

10. 釜揚げうどん 戸隠本店

全国的にあまり知られていませんが、宮崎はうどんも有名なんですよ。讃岐うどんのようにコシがあるうどんではなく、絶妙なタイミングで湯掻いたつるつるとした細い麺が特徴。人によってはコシがないと思ってしまうほどの柔らかいうどんです。そのうどんを天かすが浮いた麵つゆでいただくのが、宮崎の釜揚げうどんです。

宮崎市で創業40年を超える戸隠本店の釜揚げうどんは、ゆずの香りが効いた甘めの麵つゆと、もちもちとした細麺のなかに独特のコシがあります。一度食べたらやみ付きになってしまう絶品の釜揚げうどんは、飲んだあとの〆の一杯にもおすすめ。ぜひ隠れた宮崎グルメであるうどんも試してみてくださいね。

11. 道の駅フェニックス

道の駅は安心して運転するための休憩場といった役割から、地元特産物を販売したりPRを行ったりと地域活性化の役割を担うようになりました。そのため、最近は道の駅そのものが観光地として観光客から親しまれています。

道の駅フェニックスは宮崎屈指の絶景ポイント「堀切峠」から少し離れた場所にあります。ここは絶景を望めるレストランと5種類のソフトクリームで有名です。2階の日南海岸を一望できるレストランでは、宮崎のローカルフードや郷土料理が楽しめますよ。また、名物のソフトクリームは定番のミルクや日向夏、マンゴーといった南国宮崎を代表するくだものと、明日葉とエビといった変わったものまであります。ぜひ地元の素材を使ったスイーツもドライブの途中に試してみてくださいね。

12. フルーツ大野

マンゴーをはじめ日向夏や金柑と、南国宮崎はフルーツが特産品として有名です。宮崎市の中心地にあるフルーツ大野は宮崎市を代表する老舗果物屋さんで、店内にイートインコーナーが併設されていてパーラーとしても有名です。

一番人気のメニューは王道のフルーツパフェ。これは季節によって果物が変わります。でもせっかく宮崎に来たのなら、宮崎のトロピカルフルーツを使ったトロピカルパフェや宮崎名物マンゴーパフェなどを食べてみたいもの。ランチも行っており、デザートに通常サイズのパフェが無料でついてきます。宮崎グルメでは外せないフルーツを味わいたければ、フルーツ大野に行けば間違いありません！

13. 織田薪(おだまき)

宮崎では飲んだ後の〆はうどん、しかも釜揚げうどんと決まっています。宮崎市の繁華街にある織田薪は宮崎を代表するグルメ、釜揚げうどんの名店です。宮崎市の中心地にあることもあって、飲んだ後の〆に利用されることが多く、夜遅くでも人が並んでいることも。

麵つゆはカツオなどの魚の出汁が特徴的ですっきりとしています。汁の中に柚子が入っていて、香りがふんわりと立ち上がりますよ。細いけれど少し平べったい麺とよくマッチし、するすると進む庶民派グルメです。

14. 炭火焼肉 縁

畜産大国宮崎の宝である宮崎牛を手頃に、リーズナブルに楽しめるお店が「炭火焼肉 縁」です。ここは宮崎牛だけではなく、宮崎地鶏や九州産和牛等のグルメを炭火七輪でおいしく頂けるお店。また、海産物も取り扱っており、宮崎牛以外のご当地グルメを楽しめるのポイントが高い名店です。

さらにリーズナブルに宮崎牛を楽しみたいのなら、ランチをお勧めします。平日限定でランチ営業をしていますが、ランチとはいえメニューにぬかりはありません。ランチでも炭火七輪を使用して肉を焼き、ボリュームも文句なし！気持ちのいい接客との評判も高く、味、雰囲気ともにおすすめしたい宮崎グルメのお店です。

15. あうわ

トマトの生産量がトップの熊本県が隣接している宮崎でも、トマトは馴染みが深い野菜。そしてローカルグルメにトマトラーメンという、新感覚ラーメンをとうとう生み出したようです。トマトをただ入れるだけではなく、麺にも特徴があるラーメンに仕上がりました。

「あうわ」の麺にはバジルが練りこんであり、スープは豚骨ベースでトッピングはチーズ。まるでイタリア料理のようで、トマトが苦手という人でも完食できてしまうおいしさなのが「あうわ」のトマトラーメンです。〆にトマト炊き込みごはんを注文して、最後はリゾット風にいただくのが定番の食べ方。気軽に食べられるご当地グルメは、食事をぱっと済ませたい時におすすめです。

16. おらが村

宮崎市のおいしいグルメスポットには芸能人や野球選手のサインが壁いっぱい飾ってありますが、この「おらが村」にもたくさんのサインが並んでいます。宮崎地鶏は焼き鳥や炭火が定番ですが、ここおらが村は鶏鍋の専門店です。

鶏鍋と書いてシャン鍋というこの料理は、まずはスープをいただきます。そして自分で鶏のつみれを鍋に入れ、1分ほど経ったほぼレアの状態で合わせ酢に付けて食べます。このレアの状態のつみれが絶品で、おもわず唸るおいしさ！最後には鶏や野菜の旨味が溶け出したスープにご飯をいれ、どんなグルメファンも大満足の雑炊のできあがりです。鍋の他にも刺身や宮崎グルメの定番、炭焼き、チキン南蛮などもあり、お腹に余裕があればぜひ食べてみてくださいね。

17. 森の詩季

イオン宮崎店の裏手あたりに、レンガ造りの趣のあるレトロな建物があります。ここは創業40年以上、宮崎市で珈琲専門店として営業している純喫茶「森の詩季」です。喫茶店に求めることはまず、居心地が良いこと。森の詩季の店内はアンティーク調でまとめられ、とても落ち着いています。

もちろん料理も侮れません。分厚いパンケーキや軽食と言えないボリュームのサンドウィッチ、パスタなどが食欲をそそります。宮崎の名物グルメが食べられるお店ではありませんが、地元の人たちの憩いの場。のんびりとした南国宮崎で、本格的なコーヒーと一緒に休憩するのにおすすめの喫茶店です。

18. お菓子の日高 本店

隠れた宮崎銘菓は隠し切れないほどの大きな大福、なんじゃこら大福です。なんじゃこら大福を販売しているお菓子の日高は、和菓子だけではなく洋菓子も扱っており、なんじゃこらシューも看板商品の一つです。

なんじゃこら大福の大きさは子供のこぶし程で、ずしりと重たいのが特徴。中身に苺、栗、あずき、クリームチーズとまで入れば、なんじゃこらとなる大きさも納得ですよね。さらにひとつひとつ手作りしていて、味もおいしい逸品。他にも宮崎名物チーズ饅頭や「はにわ」をかたどったチョコモナカのみやざき人など、ユニークな商品が並びます。スイーツグルメ好きの人に、訪れてほしいお店です。

19. 大盛うどん

2013年に創業100年を迎えた大盛うどんは、大正2年に開業した老舗うどん店です。店名に冠する通り、量は通常の1.3倍で偽りはありません。大盛うどんの麺は宮崎特有の柔らかな細麺ですが、出汁がちょっと異なります。

大盛うどんは宮崎の郷土グルメである釜揚げうどんがメインではなく、かけうどんのように丼にお汁が入っており、その汁の色が黒いのが特徴。これは宮崎だけではなく九州でも珍しく、いりこで出汁をとった濃く甘めの仕上がり。この味は創業から変わらず、100年以上も宮崎で愛される味なんですよ。とは言え、宮崎では珍しい味のグルメなので、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか？

20. 元祖にくまき本舗 宮崎本店

前東国原英夫知事は宮崎県のPRを大々的に行いましたが、その時に広まったB級グルメが肉巻きおにぎりです。今では宮崎市内でよく見掛けるようになった肉巻きですが、元祖にくまき本舗は肉巻き発祥のお店なんですよ。

そもそも肉巻きは賄い飯だったもので、今ではお酒の〆などで定番になっています。醤油ベースのたれに漬け込み、それをお握りに巻き付けてオーブンで焼いた肉巻きは、嫌いな人がいないと言っていいほどおいしいもの。元祖にくまき本舗は宮崎市の繁華街にあるので、気軽にテイクアウトできる手軽でおいしいグルメです。

◎まとめ

今回は宮崎市を中心に、人気のあるグルメスポットばかりを紹介しました。宮崎は肉、野菜、フルーツと、おいしい食材の宝庫。もちろん今回紹介した以外にも、たくさんのおいしいグルメを堪能できるお店が数えきれないほどあります。郷土料理だけではなく、どんどん新しいグルメを開発している宮崎はさすが南国、前向きな雰囲気を感じますよね。もし宮崎市に訪れる際には、こちらの記事をぜひ参考にして、おいしいグルメを食い倒してみてくださいね！

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