名称:九份茶坊
住所:台湾新北市瑞芳区基山街142号
公式・関連サイトURL:https://www.jioufen-teahouse.com.tw/jp/?lang=jp
レトロな雰囲気が漂う台湾の九份。台湾映画のロケ地として使われたこともあり、またジブリ映画のモデルにもなった場所とも言われ、ノスタルジックな雰囲気が観光客を魅了しています。そんな九份にはおいしいお茶やお茶菓子、茶葉料理を味わえる茶芸館がいくつもあります。ここではその中から人気のお店を紹介しましょう。
1.九份茶坊
九份茶坊は九份のメインストリート、基山街沿いにある有名な茶芸館です。もとは地元の名士翁山英の住居だった場所を芸術家でオーナーの洪志勝さんが気に入ってアートスペース兼茶芸館に改装したもの。100年もの歴史ある建物を改装しただけあって、中は昔の雰囲気がたっぷり。まるで博物館のようにアンティークが並び、焙煎した芳ばしいお茶の香りが部屋いっぱいに広がっています。
そんな隠れ家のような空間でいただくお茶と茶葉料理は格別。果実がぎっしり詰まったパイナップルケーキや烏龍茶葉入りチーズケーキなどのスイーツ、凍頂烏龍茶の茶葉をたっぷりと入れた茶梅、竹炭の衣がかかった竹炭ピーナッツなど茶葉料理を心ゆくまで楽しむことができます。
2. 水心月茶坊
水心月茶坊は九份茶坊の少し先にあり、九份茶坊と同じオーナーの茶芸館です。九份では珍しい赤レンガの建物で、もとはアーティスト洪志勝のアトリエでもあったところ。店内にはオーナーの作品やオーナー所蔵の油絵が所狭しと展示してあり、棚には厳選された茶葉や陶器が置かれています。九份茶坊と同様、水心月茶坊からの光景も素晴らしく、特にテラス席から見る夕暮れには心を奪われてしまいそう。
名物のパイナップルケーキや茶梅などの茶葉料理をいただくことができます。ランチタイムには、茶葉を使った茶葉料理のセットがあるので、ぜひお試しください!
名称:水心月茶坊
住所:台湾新北市瑞芳区輕便路308号
公式・関連サイトURL:https://www.jioufen-teahouse.com.tw/jp/artist-teahouse?id=66
3. 九戸茶語
九戸茶語は九份でひときわ目立つ華やかな建物で、豎崎路(シューチールウ)にあります。この通りは、両側に茶芸館が並び、提灯が灯る石段の道なのですが、千と千尋の神隠しのワンシーンを思わせる最も九份らしい場所です。九戸茶語はその石段を降りたところにあり、お店をバッグに写真撮影をする人が後を絶ちません。台湾映画「悲情城市」の舞台のすぐそばにあり、古い雰囲気を残した趣のある内装となっています。
九戸茶語は1階は茶藝館で、2階、3階はレストランになっています。レストランはツアーも多く利用し、茶葉料理を楽しめます。茶葉を使った焼き石による蒸しエビ、蒸し餃子、養生湯、茶葉入り炒飯、ジャスミンティーゼリーのセットがあり、茶葉料理を堪能できます。
名称:九戸茶語
住所:新北市瑞芳区九份軽便路300号
公式・関連サイトURL:http://www.kunohe.com.tw/
4. 阿妹茶楼
阿妹茶酒館は九份の豎崎路の階段道沿いにあり、瓦屋根に連なる赤提灯が並ぶ独特な雰囲気のお店です。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の湯婆婆の油屋のモデルになったと噂されていて、日本からも観光客がたくさん訪れる有名店。その真偽のほどは分かりませんが、ノスタルジックな雰囲気が漂う店内は映画の世界そのもの。屋上からは九份の街並みを一望することができ、九份の絶景スポットにもなっています。
阿妹茶酒館は茶葉料理もおいしく、台湾茶と一緒に楽しめます。ジャスミン茶を使った茶餅、うぐいす豆を使った緑豆糕、茶梅などお茶によく合うスイーツも揃っています。
名称:阿妹茶楼
住所:新北市瑞芳区豎崎路市下巷20号
公式・関連サイトURL:http://www.amei-teahouse.com.tw/jhtml/index.php
◎まとめ
九份には茶芸館がたくさんあります。ここで紹介した九份の茶芸館は、観光客にも人気のお店なので入りやすいでしょう。中には日本語のメニューが置いてあるお店もあります。茶芸館はお茶がメインなのですが、茶葉を使ったスイーツや茶葉料理を出している店もあり、お茶と茶葉料理の両方を楽しむことができます。ぜひ九份ではいろいろなお店でお茶や茶葉料理を楽しんでください。