台北の士林区でおいしいランチが食べられるお店を紹介！

台湾の都市、台北にある士林区には、台北市民が週末にレジャーに出かける陽明山や、歴代宮廷の収蔵物を有する国立故宮博物院、歴史的な建造物が数多くあるほか、台湾を代表する観光夜市として国内のみならず国外でも有名な「士林夜市」など、観光スポットが満載な街です。そんな士林には、夜市だけでなく、美味しいランチもいただけるお店がたくさんあるんです。観光やショッピングだけでなく、ランチも旅の重要なお楽しみの一つですよね。士林区でおすすめのランチのお店をご紹介します。

1. 故宮華晶

故宮晶華は国立故宮博物院の西側にあるレストランで、気軽に台湾料理を味わうことができるお店です。宋朝に発展した青磁の「冰裂紋（陶器のひび割れ）」を表現した建物の外観は、台湾の建築デザイナーが手掛け、館内のインテリアは日本人の橋本夕紀夫氏が手掛けています。店内にはいたるところに新石器時代や西周宗周時代の楽器をイメージした柱やライト、国宝の書画のレプリカなどが飾られ、古代中国と現代がミックスされた素敵な空間。

日本語スタッフも数名いるほか、日本語メニューもあるので安心して注文ができます。人気メニューは故宮炒飯。乾燥ホタテの貝柱とねぎ、卵白のみというシンプルな具材の炒飯です。広東料理では卵白のみ使う料理が多く、全卵を使うよりさっぱりといただけます。また故宮晶華では、故宮博物院の収蔵する名品「翠玉白菜」を再現した白菜料理や、「肉型石」を再現した高品質の豚のもも肉を使った角煮など、収蔵品を見事なまでに模した創作メニューも提供しておりそちらも大人気です。目で楽しみ、味も絶品の台湾料理、故宮博物院を見学した後に素敵なランチの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

2. 阿宗麺線（士林分店）

阿宗麺線は麺線のお店。麺線とはカツオ節や貝の出汁たっぷりのスープにそうめんを入れたもので、日本人の舌にも合う優しい味が特徴です。立ち食いできる本店の西門店が有名ですが、士林分店では店舗の奥に座席が用意されているので座って食べることができます。

阿宗麺線ではカツオ出汁のスープに豚の大腸とパクチーが入った麺線が人気。台湾では珍しくかつお出汁がかなり強く、とろみのあるスープに臭みが少なく柔らかい豚の大腸と麺線がマッチしてくせになる美味しさです。お店は台北最大級の夜市「士林夜市」の一角にあり、店内はいつもお客さんでいっぱい。台湾を代表するB級グルメ、麺線の有名店で優しい味わいの美味しいランチをいかがでしょうか。

3. 豪大大鶏排（士林二店）

こちらも台北で最大級の夜市、士林夜市にあるお店で、士林夜市でも有名で常に行列のたえない台湾式チキンのから揚げのお店です。ここのから揚げの特徴はその大きさ！巨大なから揚げは、2人でシェアしてちょうどいいくらいのビッグサイズで、その大きさだけでなく、パリパリの皮や味付けが美味しいと評判です。油もしつこくないので食べやすいですが、一人で食べると満腹になってしまうので、食べ歩きしたい場合は何人かでシェアするのがおすすめ！

辛いのがお好みであれば、リクエストすると店員さんがスパイシーな赤い粉をかけてくれます。いつも行列の絶えない士林を代表するビッグなから揚げの人気店、士林観光のランチにぜひ召し上がってください。

4. 忠誠號蚵仔煎

士林最大のグルメエリアである士林市場と地下美食街にも店舗がある「忠誠號」は、豚がコック帽をかぶったロゴが目印。「臭豆腐」や「カキ入りオムレツ」、「魯肉飯」など、台湾を代表するB級グルメが揃っていてリーズナブルに食事を楽しめます。このお店の人気メニューは、「カキ入りオムレツ」と「魯肉飯（ルーローハン）」！カキ入りオムレツは、柔らかな口当たりととろみの付いた甘いたれが絶品です。ルーローハンは、豚バラ肉を醤油と砂糖で甘辛く煮たものをご飯にかけた料理で、ご飯に甘辛いたれがしみ込んでこちらも絶品の美味しさ！

臭豆腐は匂いが独特で苦手な方や食べず嫌いな方も多いですが、台湾に来たらぜひ一度は味わってほしい逸品です。台湾を代表するB級グルメがいろいろ食べられる人気店でープンは14時30分～。少し遅めのランチにぜひいかがでしょうか。

◎まとめ

台北にある士林区には、故宮博物院の名宝を再現した台湾料理をいただけるレストランや、日本人の口に合う優しい味の麺線店、士林で大人気のビッグサイズな唐揚げ屋さん、台湾のB級グルメがそろった人気のお店など、美味しいランチを味わえるお店がたくさんあります。レストランで座ってゆっくりランチするのも良し、テイクアウトして手軽にランチをとるのも良し、さまざまなスタイルで士林での素敵なランチタイムをお過ごしください。

台北の士林区でおいしいランチが食べられるお店を紹介！