海と山の幸、そして黒いお菓子。和歌山県那智勝浦町のお土産4選

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海と山の幸、そして黒いお菓子。和歌山県那智勝浦町のお土産4選

紀伊半島でも有数の観光地として知られる那智勝浦町。東側は海に面し、港一帯には温泉が湧く美しい場所です。熊野那智大社や那智の滝、熊野参詣道などが世界遺産に登録され、世界中から観光客が訪れています。全国でも有数の那智勝浦温泉があるのも那智勝浦の魅力です。そんな那智勝浦町では、名産品やその風土を生かして作られた土地ならではのお土産も自慢。今回はそんな那智勝浦のお土産をご紹介します。

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海と山の幸、そして黒いお菓子。和歌山県那智勝浦町のお土産4選

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1.お滝もち

那智勝浦大社へ続く参道のふもとに位置する和か屋本店。シーズンを問わず、那智勝浦大社を訪れる観光客で賑わうお店です。こちらで購入できるお土産が、那智の大滝を模して作られた「お滝もち」。小豆餡が入ったもの細長いお餅を軽く焼いたお菓子で、ひと口食べれば口の中に香ばしい香りが広がります。

店内では実際にお餅を焼いているところを見学することができ、お茶と一緒に焼き立てを楽しむことも可能です。店内は和モダンな造りで雰囲気たっぷり。広いお土産物売り場に加え、気になる休憩室やお手洗いもとってもきれいです。大型無料駐車場完備なので気軽に立ち寄ってみてください。

2.海の生ハム

「海の生ハム」という名前を聞いたことがありますか?明治30年創業の老舗水産業者「ヤマサ脇口水産」が販売する、カジキマグロで作った生ハムです。那智勝浦はマグロが獲れる漁港として有名です。そのため、カジキマグロで作った海の生ハムは、那智勝浦の風土を伝えるお土産にオススメです。

原材料はカジキマグロ、塩、昆布のみ。添加物を一切使用しないことにこだわり、今や那智勝浦を代表するお土産です。カジキマグロのもちもち感を可能な限り残そうと研究を重ね、その技術が完成するまでなんと2年の歳月を費やしたのだとか。そのまま食べるのはもちろん、少し手を加えるだけでテーブルがもっと華やかになりますよ。ヤマサ脇口水産が販売する那智勝浦自慢のお土産、海の生ハムをぜひご賞味ください。

3.色川茶

那智勝浦町色川地区では昔からお茶栽培が盛んです。南紀特有の温暖な気候とおいしい空気がいい茶葉を育てる環境に最適で、那智勝浦町で作られた「色川茶」はとっても風味豊かな茶葉として知られています。そのルーツはなんと室町時代。かつてから熊野を訪れた旅人の疲れをおいしいお茶で癒していたんですね。

そんな色川茶は、ほうじ茶や玄米茶、煎茶、紅茶などさまざまなお茶に加工されているのでお土産にもぴったり。飲む人の好みや用途に合わせて選ぶことができますよ。お茶の販売所は那智勝浦の美しい茶畑のすぐ隣りです。お土産を買いに立ち寄る際は、ぜひ緑の美しさや空気のおいしさを、全身で感じてくださいね。

4.黒飴かりんとう饅頭

和歌山県南部の特産品、紀州備長炭を模して作られる那智ねぼけ堂の黒飴。その黒飴を使って作られるのが「黒飴かりんとう饅頭」です。北海道産の小豆と手亡豆(てぼうまめ)で作った餡を、じっくりと煮詰めた黒飴蜜を練り込んだ生地で包み、時間をかけて蒸し上げたおまんじゅうで、子どもから大人まで大人気。黒糖には100%沖縄産のものを使用。甘すぎず飽きのこないスイーツです。

元々は大阪にお店を構えていた那智ねぼけ堂ですが、お菓子作りに欠かせない美味しい水を求めて和歌山県の那智勝浦へ引っ越したというこだわりぶり。お店限定の個性的な商品もあるので、那智勝浦町を訪れた際は立ち寄ってください。また、お土産で買って食べる前はオーブントースターで2分ほど焼くと、出来たてのカリカリ食感が楽しめますよ。

5.那智黒

那智勝浦で那智の滝や熊野那智大社などを観光しているとよく見かけるのが「那智黒」の看板。お土産店などではこの那智黒を販売しています。那智黒は那智黒石で作られた碁石をイメージしてできた黒飴。お手頃な価格なことから那智勝浦のお土産として昔からの定番です。黒糖の甘さが口いっぱいに広がり、喉にも優しい那智黒。那智勝浦のお土産にいかがでしょうか。

◎まとめ

和歌山県那智勝浦町のお土産をご紹介しました。古くから熊野詣で多くの参詣客が訪れた那智勝浦。やはり魅力的なお土産がたくさんありましたね。旅の思い出とともに、家族や友人へ買って帰りましょう。

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