名物のなまはげをモチーフにした品まで！秋田市のおすすめのお土産を紹介！

秋田県の県庁所在地秋田市。古代から北東北の中心地のひとつとして栄え、観光の魅了の多いところです。特産品の多い土地でもあり、名物のきりたんぽやハタハタは、いまや東京などでも珍しい食材ではなくなりました。また夏には東北三大祭りの1つ秋田竿灯まつりが行われ、たくさんの観光客でにぎわいます。

そんな秋田市を訪れたら、お土産に何を買えば良いのでしょう。そのお土産には、何でもなまはげをモチーフにした品まで発見できるのだとか。そんな品をお土産として買って帰れば、一目で秋田を楽しんできたんだなと分かるので、とても便利ですよね。なので今回は、そんな魅力的な秋田市のおすすめのお土産を紹介させていただきます。お見逃しなく！

1. 金萬

東北新幹線や山形新幹線、秋田新幹線に乗り慣れている人なら、一度は車内で「金萬」の広告を見たことがあるはず。秋田で60年以上に渡って親しまれているお土産品です。

いわゆる「都まんじゅう」のひとつで、蜂蜜入りのしっとりしたカステラ皮の中に、上品な甘さの白餡が詰まっています。秋田県内では、なぜか「28個食べました」が決まり文句のCMで有名です。

そんな地元密着のお土産「金萬」は、秋田市内のお土産屋さんはもちろんのこと、一般のスーパーでも当たり前に購入できます。秋田新幹線でも車内販売されていますが、「生」タイプの金萬は、秋田市内でしか手に入りませんよ。

2. さなづら

「さなづら」とは、山ブドウの1種の秋田での呼び方。昭和32年の発売以来、大人向けの銘菓として愛されてきました。山ブドウの濃縮果汁を寒天で固めたお菓子で、自然の甘みと酸味が優しく口の中を駆け巡ります。

天然でなければ出せない深みのあるワインレッドは、お土産にもらった人の目に印象ぶかく映ること間違いなしですよ。ブドウのポリフェノールの抗菌作用により、常温で40日保存できるというにも、お土産にするには嬉しいポイントですね。ブドウに含まれるポリフェノールやアントシアニンは生活習慣病や動脈硬化の予防に効果があるとされ、ノンカロリーの寒天は食物繊維の塊なので、ヘルシーなお土産としても喜ばれるでしょう。

3. 秋田蕗

秋田の数ある特産品のひとつに、フキ（蕗）があります。とはいっても、秋田蕗（アキタブキ）は「これっくらいのお弁当箱」に入るような可愛らしいものではありません。高さは約2m、葉の直径も1.5mほどに達するというオバケフキで、傘の代用品になると秋田音頭に歌われているほどです。

そんな秋田蕗は、伝統的には茎の部分を砂糖漬けにして食べるのですが、葉の部分は捨てられるのがほとんどでした。そこで、近年この秋田の名物を無駄なくお土産にできないかと、さまざまな工夫が試みられています。自生している秋田蕗を使ったノンカフェインの「あきた蕗茶」や、粉状にして稲庭うどんに練りこんだふきうどん、秋田ふきまんじゅうに羊羹などなど。秋田蕗のお土産はいまや秋田市内の至るところで目にすることができます。

「秋田ふき粉会」では、秋田蕗の粉末そのものも売り出しているので、お土産に購入してオリジナルのフキメニューを考案してみるのも面白いですね。

4. なまはげまんじゅう

秋田と聞いて思い浮かぶものの1つに、男鹿半島のなまはげがあります。今日ではさまざまななまはげグッズを見かけるようになりましたが、そのさきがけともいうべき「なまはげまんじゅう」を発売したのが、昭和36年創業のフジタ製菓です。

なまはげの鬼の面をイメージした人形焼で、怖さというより少しかわいさを感じてしまうような甘～いお土産です。なまはげに泣かされた小さな子供たちも、これを食べればきっとまた笑顔になることでしょう。

秋田土産のなまはげまんじゅうは、フジタ製菓本店のほか、秋田駅ビル「トピコ」や秋田空港おみやげ広場「あ・え～る」などで購入できます。

◎まとめ

秋田県秋田市のおすすめのお土産のご紹介でした。どの品も魅力的で、どれをお土産にしようか迷ってしまいますね。ここでご紹介したもののほかにも、秋田といえばいぶりがっこやまげわっぱ、比内地鶏の燻製などもおすすめです。

秋田の駅ビル「アルス＆アピコ」にたいていの秋田お土産が集まっているので、何を買おうか迷ったらとりあえず立ち寄ってみると良いでしょう。