ここもニューヨーク！緑豊かなスタテンアイランドの市場をご紹介

スタテンアイランドは、ニューヨークの5区の1つで、マンハッタンの南側に位置しています。湖や緑の多い、自然豊かな島でブルックリンとヴェラザノ＝ナローズ橋で繋がり、スタテンアイランドからブルックリンへは無料のフェリーで渡れます。

また、ニュージャーシー州とは3つの橋で繋がれています。ニューヨーク開拓当時の面影を残す古い街で、昔からの市場もあり、そこに住宅街が広がっています。そこで、今回はスタテンアイランドの地元に根付いた人気の市場や産地直売の市場をいくつか紹介します。

1.Sataten Island Mall Greenmarket

地元密着型で品質に定評のある市場です。自家製のパイやパン、ペストリー、メキシカン産品、ハーブ、新鮮な魚介類、地元の蜂蜜、熟成した果樹園の果物、そして、地元で有名な栄養豊富な黒い泥で栽培された野菜などが、豊富に並んでいます。グリーンマーケットは、地域の農家が直接販売できる施設があり、そこの商品には明確な価格が記載されています。有機栽培により生産された生産物が評判です。

また、地域の方々のコミュニティー広場としての機能も持っており、いつでも多くの人々でにぎわっています。ハーブや地元産の花の香りを楽めるのが、この市場の特徴です。

2.Gerardi's Famer Market & Nurery

スタテンアイランドで高い評価を受ける農家の直営店です。安くて品質の良い農産物をそろえています。1985年からリッチモンドテラスのフルーツスタンドとして知られている「Enzo Gerardi's」は、地元の名所として有名になってきました。

小さな折り畳み式のフルーツスタンドから始まり、今では家族経営ながら、フルサービスのガーデンセンターに育ちました。ニュージャージー州アトランティックカウンティーには43エーカーの農場が2つあります。毎日ここから、新鮮な野菜、果物をマーケットに届けています。試食コーナーもあり、新鮮さはお墨付きです。

その他、ガーデンセンターには、各種の園芸用品も取りそろえてあります。プロの方が趣味で園芸をされる方の相談に親身に乗っています。

3.St.George Greenmarket

このマーケットは毎週土曜日に開催されています。ニューヨーク市街やダウンタウン、マンハッタンのスカイラインなどが見下ろせる丘の上に建っています。毎週土曜日に農場から直接届けられる新鮮なフルーツ、野菜、チーズ、そして肉や魚貝など豊富な食材が提供されています。ベリー類や果物、トマトなどのジュースも販売されています。

毎回、地域の農家の人達によって、何か新しい発見があるように、いつでも工夫されています。又、コミュニティー活動や調理デモンストレーション、レシピ交換などのイベントも同時開催されています。土曜日以外でも、園芸にまつわるワークショップを開催しているので、ちょっと覗いてみてはどうでしょう。

4.Family Fruit Famers Market

フォミリーフルーツマーケットは、完全に家族経営の市場です。生産農家市場として既に30年にわたり、地域に愛され続けています。島の生産物市場として、新鮮で最高の生産物を供給することを使命と考えています。新鮮な野菜や肉、魚及びその加工品などが豊富です。

◎まとめ

スタテンアイランドの市場は、どこも地元密着型のフレンドリーです。買い物をしながら気楽に話掛けられる雰囲気があります。ほとんどが住宅地ですから、静かな佇まいで、まだ開拓当時のニューヨークが残っているところもあります。

田園都市の中のローカルマーケットという素敵な雰囲気が何よりの魅力です。ステタンアイランドへは自由の女神が船上から見学できるということで人気の無料フェリーが1日中運行しています。ぜひ、マンハッタンとは違ったニューヨークの一面の覗きに、スタテンアイランドに訪れてみませんか？

ここもニューヨーク！緑豊かなスタテンアイランドの市場をご紹介