歴史の宝庫・宮崎県で神話にふれる!宮崎自慢の歴史スポットを巡る旅

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歴史の宝庫・宮崎県で神話にふれる!宮崎自慢の歴史スポットを巡る旅

数多くの神話が残る宮崎県には、神々にゆかりの深い観光スポットがたくさんあります。そんな宮崎県で神話や伝説を紐解きながら歴史を学び、神秘的なパワーを感じてみたいと思いませんか?この記事では、「神話のふるさと」とも呼ばれる宮崎県でぜひ訪れておきたい歴史スポットについてご紹介していきます。
観光しながら歴史を学び、しっかりとお参りして心身ともにリラックスしちゃいましょう!

目次

歴史の宝庫・宮崎県で神話にふれる!宮崎自慢の歴史スポットを巡る旅

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1.縁結び祈願にご利益あり!夫婦杉にもしっかりお参「高千穂神社」

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「高千穂神社」は、およそ1900年前に創建されたという歴史ある神社です。主祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神で、夫婦円満や子孫繁栄、家内安全などにご利益があると言われています。
ここは高千穂でも有数のパワースポットとして有名なんですよ。

高千穂神社の見どころの一つとなっているのが、2本の杉の幹同士がくっついた「夫婦杉」。この杉の周りを大切な人と手を結んで3回まわるとより縁が深まると言われており、連日たくさんの観光客が足を運んでいます。夫婦杉が刺繍されている「縁結守」は、縁結びのお守りとして大人気!お土産にもおすすめです。

高千穂神社では、ちょっと珍しい観光も楽しめます。それが毎晩20時に公開される夜神楽(よかぐら)。
夜神楽は、五穀豊穣を祈るために神楽を奉納する行事で、国の重要文化財にも指定されています。この歴史ある神楽の舞を、幻想的な雰囲気の中で鑑賞できるなんて素敵だと思いませんか?

ただし、事前予約は一切不可なので、観覧希望の方は受付開始の19時までに高千穂神社内の神楽殿へお越しください。また、神楽はあくまでも「神事」ですので、最低限のルールは守るように心掛けましょうね。

2.聖域ムードに満ちた境内でパワーを補給「天岩戸神社」

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日の神・天照大神(アマテラスオオミノカミ)が弟君・須佐之男命(スサノオノミコト)のいたずらに憤慨し、身を隠したとされる天岩戸。この天岩戸を祀ったのが「天岩戸神社」です。この天岩戸神社も高千穂エリアにあり、パワースポット巡りに含まれる人気の観光地となっています。

天照大神が天戸岩に隠れたことにより世が闇に包まれてしまったため、頭を悩ませた八百万の神々が天安河原(あまのやすかわら)にて相談を始めました。その時、芸能の女神・アメノウズメノミコトが面白い踊りをはじめ皆で笑いあったところ、天照大神がその笑いに誘われ出てきと伝えられています。

天岩戸神社を観光するなら、せっかくなので西本宮と東本宮の両方に足を運んでみましょう。
西本宮には本殿がないのですが、その代わりに天岩戸を直接拝める「天岩戸遥拝所」があります。天照大神が最初に鎮座したという東本宮には、何とも言い表せない神聖な空気が漂っていますよ。

天岩戸神社から神々が集まった場所とされる天安河原までは、マイナスイオンたっぷりの渓谷が続きます。道中にある太鼓橋は、最強のパワースポットとして知られているのだとか。歴史を知りお参りすることで、ご利益アップすること間違いなし!天岩戸神社は、宮崎観光では欠かせない歴史スポットなのです。

3.浦島太郎伝説が伝わる「青島神社」をゆっくりと静かに歩く

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宮崎市青島に位置する「青島神社」は、亜熱帯植物が茂る小島の中央に鎮座する由緒ある神社です。
海幸彦と山幸彦が登場する神話のゆかりの地としても知られており、この神話は後に「浦島太郎の物語」として伝えられるようになりました。境内には、竜宮城の入り口とされている「玉の井」もありますよ。

主祭神として祀られているのは、山幸彦である彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト)と豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)夫妻で、縁結びや安産にご利益があると言われています。「しあわせ守り」や「えんむすび守り」などのお守りは、恋愛成就アイテムとして若い女性を中心に人気なのだとか。

周囲が1.5kmほどの青島は島全体が青島神社の境内になっており、かつては一般の参拝者の立ち入りが禁じられていました。現在は弥生橋を渡って行くことができますが、車で橋を渡ることはできないので要注意!青島海岸側の駐車場に車を停めて、歩いて周囲を観光しながら橋を渡りましょう。

4.日本人として一度は訪れてみたい初代天皇を祀る「宮崎神宮」

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「宮崎神宮」は、その名の通り宮崎県宮崎市に位置します。日本の初代天皇とされている神武天皇(カムヤマトイハレヒコノスメラノミコト)と、その父君と母君を祀る歴史ある神社です。日本神話で神武天皇は、青島神社の主祭神である彦火火出見命と豊玉姫命の子孫とされています。

宮崎神宮は、神武天皇の孫である「タテワタツノミコト」が創建しました。なんと神武東遷前までは、この地に都があったと考えられているそうですよ。毎年10月に行われる大祭は「神武さま」の愛称で親しまれており、宮崎の一大イベントとなっています。

事業成就や試験合格、必勝祈願など運気アップのパワースポットとして知られる宮崎神宮は、ここぞという時に強いという評判が広まり、近年ではスポーツ選手も多く訪れるのだとか。また、ご神木の梛木(なぎ)の実が入ったお守りは、縁結びにもご利益がありますよ。日本人として、一度は訪れておきたい神社です。

5.海と空と崖の間のロケーションが絶景の「鵜戸神宮」

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宮崎県南部に位置する鵜戸岬に「鵜戸神宮」があります。岬の崖に沿う石段を下ったところに洞窟があり、その洞窟の中には本殿が!実はここ、豊玉姫命が鵜葺草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)を生んだと伝えられている聖地なんですよ。

海神の娘であった豊玉姫命は、お産のために鵜戸の地を訪れ急いで産殿を作り始めます。しかし、鵜の羽で屋根を覆っている最中に子が生まれてしまい、その出来事にちなんで「鵜葺草葺不合尊」と名付けたのです。歴史上、この鵜葺草葺不合尊の子が後の神武天皇といわれ伝えられています。

鵜戸神宮には、実にたくさんの見どころがあります。豊玉姫命が両乳房を付けていかれたという「お乳岩」は、妊婦さんや子育て中のお母さんたちに人気のスポット。お乳岩からは今でも清水がしたたり落ちており、この「お乳水」を使った飴は安産祈願アイテムとして人気を博しています。

海から陸へ上がる際に豊玉姫命乗ってきたという「霊石亀石(れいせきかめいし)」は、鵜戸神社で最も有名な祈願スポット。岩の背中にある窪みに男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ入れることができると、願い事が叶うと言われています。

本殿前の広場からは大海原を臨むことができ、この地に伝わる神話と相まって何ともスピリチュアルな空間を創り上げていますよ。サンセットスポットとしても有名なので、デートで訪れるのもおすすめ。歴史スポットだけではなく、パワースポットや絶景スポットとしても人気の観光名所なのです。

◎まとめ

宮崎県のパワースポットをめぐる歴史の旅、いかがでしたか?スピリチュアルな感覚を味わいながら心穏やかに旅していると、今にも神々の声が聞こえてきそうですよね。歴史に想いをはせながら神話や伝説を紐解き、心をこめて神様に感謝を伝えにいきましょう!

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