名称:ワロロット市場 / Waroros Market
住所:Witchayanon Rd. T. Changmoi, A. Muang, Chiang Mai 50300
公式・関連サイトURL: http://www.warorosmarket.com/
都市化の波が急速に押し寄せるタイ第2の都市、チェンマイ。人々のライフスタイルも近代的なものへと変化しつつありますが、今も相変わらず市民にとって無くてはならないのが、「タラート」と呼ばれる市場。市内中心部にはまだ多くの市場が残っており、市民はもちろん、観光客には重要なショッピング・スポットとしても機能しています。今日はそんな魅力的なチェンマイの市場「タラート」をご紹介いたしましょう。
目次
やっぱり買い物はタラート!チェンマイ中心部の市場をご紹介
1.ワロロット市場
チェンマイ中心部では最も大きく、賑わっている市場で100年以上の歴史を持つ「ワロロット市場」。ラマ5世時代に王族によって建てられたという、由緒正しき老舗「タラート(市場)」です。場所はターペー門から歩いて約15分ほど。ウチャヤノーン通りをはさんでドイステープ側にある市場です。通りの反対、川側にはトンラムヤイ市場もあり、両者は歩道橋でつながっていますよ。
ワロロット市場は3階まである建物で、1階が主に食料品、2階と3階には衣類にバッグや靴、伝統工芸品など多くのお店が連なっています。また3階にはレストランも有るので見物の合間に一休みするのもいいですね。チェンマイを代表するこの市場、中心部にある為アクセスも良いので一度は訪れてほしいスポットですね。
2.タラート・モン(モン族市場)
とてもカラフルな刺繍を施した少数民族「モン族」の手作り雑貨を入手できる場所が「タラート・モン(モン族市場)」。チェンマイ中心部にあり、「ワロロット市場」の南西200mほどの所にあります。
モン族とは中国南部からタイ、ラオス、ベトナム等の山岳地帯に暮らす民族で、タイでは北部の山々に住んでいます。かつてモン族である事が発覚するのを防ぐ為独自の文字を捨てたといわれ、文字の代りに刺繍を発達させ伝承手段の一つにしていたといわれています。
元々はモン族の人々が作った雑貨を持ち寄って販売する小さなタラートでしたが、今は世界中からもバイヤーが集まる立派な市場になりました。生産者との距離が近い為、驚くほど安い価格で美しい雑貨が手に入りますよ!
名称:タラート・モン(モン族市場)
住所:Soi Mong, Off Kuang Men Road, Chiang Mai
3.JJマーケットのオーガニック市場
出典: White_Cloud / shutterstock
チェンマイの中心部から約1km余り北にある「JJ(Jing Jaiの略)マーケット」で毎週日曜の午前中に開かれるオーガニック市場。定期市(タラート・ナット)で、有機野菜や果物を中心とした安全食品が豊富に揃う市場として知られています。近年タイでも健康や食の安全に対する意識が急激に高まっており、この日曜朝市も健康に気を使っていそうな地元タイ人やチェンマイ在住の外国人で大賑わい。
この市場はISACという信頼ある団体が運営しており、審査して認証を受けたお店だけが出店できるんです。食品以外にも石鹸等の自然化粧品もあるので、お土産を探すのにもピッタリですよ。
名称:JJマーケットのオーガニック市場
住所:45 Assadathon Rd | Patun Subdistrict
公式・関連サイトURL: http://www.jingjaichiangmai.com/
4.イスラム通りの金曜朝市
チェンマイの中心部、ナイトバザールとピン川沿いのチャルンプラテート通りをつなぐ横町には、イスラムのモスクがあります。このモスクの反対側、ナイトバザールのフードコートとポンピンタワーホテルに挟まれた広場で、毎週開かれる「金曜朝市」。この市場は北部タイに移住した中国のイスラム系少数民族「回族」やミャンマーの「シャン族」など、イスラム系の人びとによって開催されているんです。
一般的なタイのものと食文化が違うので、食材等も珍しい物が売られています。漬物やコンニャク等、和食に通ずるものがあったりして、チェンマイ在住の日本人にも好評なんですよ。
名称:イスラム通りの金曜朝市
住所:Charoen Prathet Road Soi1 Chang Khlan
◎まとめ
チェンマイの中心部にある市場を紹介しました。チェンマイに限らず、訪問した町では必ず市場を観光するのがオススメです。市場なら人々の生活を間近に見ることができ、その国をよりリアルに深く知ることができますよ。しかもリーズナブルなローカルプライスで買い物もできるのでお得感タップリ。ぜひチェンマイの市場をチェックしてみてくださいね。