加藤清正の魂が息づく水と森の都、熊本市のオススメのお祭り4選

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加藤清正の魂が息づく水と森の都、熊本市のオススメのお祭り4選

日本三大名城の一つ熊本城で有名な熊本県熊本市。白河・坪井川・井芹川などを市内が流れ、地下水も豊富な熊本市は別名水の都とも呼ばれています。また森の都とも呼ばれるほど水前寺成趣園をはじめ、趣のある美しい公園なども沢山!そんな熊本市は水前寺成趣園のような趣ある美しい庭園から、歴史的史跡や神社仏閣に、加藤清正をはじめ歴史上名高い人物ゆかりの観光スポットが沢山です。今回はそんな熊本市で行われるお祭りをいくつかご紹介します。

目次

加藤清正の魂が息づく水と森の都、熊本市のオススメのお祭り4選

1.清正公祭り

熊本市民からは愛称を込めて「せいしょこさん」と呼ばれる身の丈190cmもあったと言われる大男「加藤清正」。安土桃山時代から江戸時代を駆け抜けた、日本でも有名な武将です。熊本城をはじめ熊本市の発展に力を注いだ加藤清正を祀るお祭りが「加藤清正まつり(せいしょこさんまつり」です。

熊本城内の加藤神社で毎年7月の第4土曜日から2日間に渡って行われるお祭りのメインは、1975年に復活したという「神幸行列」。宮入れや宮出しと呼ばれるお神輿が神社を出入りする勇壮さは、まるで加藤清正を彷彿とさせます。その後、神輿や子供による武者行列の千人清正や太鼓持ちなど総勢2000人もの人々街中を含め1.5kmもの距離を練り歩く姿には圧巻です。熊本市民が敬愛している加藤清正の勇壮なお祭りは必見ですよ。

2.水前寺祭り

熊本県熊本市の「水前寺成趣園」近辺で3月下旬に行われるお祭りが「水前寺まつり」です。お祭りの期間中は様々なイベントが開催されます。水前寺参道では見た目も美しい、すいぜんじ成趣灯と呼ばれる灯りがともされ、夜の水前寺を幻想的な雰囲気に包まれます。

ステージでは神楽から二胡、太鼓の演奏やジャズまで様々なジャンルの芸能や音楽が開催されお祭りを盛り上げてくれるんです。ステージ前には美味しい食事が楽しめる物産展も並びますので、お腹が空いても安心ですね。ポニーに乗れたり、可愛らしいうさぎなどの動物と触れられる「ふれあい動物園」や沢山の屋台が並ぶ縁日にはお子様も大喜びするのではないでしょうか。美しい水前寺成趣園を散歩しながらお祭りを楽しんではいかがですか。

3.火の国祭り

熊本市の夏の風物詩といえば「くまもと火の国祭り」ではないでしょうか。毎年8月に開催されるお祭りで1978年から始まったお祭りです。そんな「火の国まつりの」のメインは「おてもやん総踊り」。おてもやんとは民謡の中に出てくる女性の名前で、熊本弁と高いメロディーの熊本民謡に合わせて5000人もの人々が町中を踊り歩きます。

それぞれ工夫を凝らした衣装を身にまとい、独特の振り付けでおてもやんやサンバおてもやんなどを踊るんです。まるで見ているだけで元気をもらえるような陽気な雰囲気にはついつい、体がリズムを取ってしまうのでは。そんな人はおてもやん総踊りでは飛び入り参加もできますので、一緒に踊ることもできます。ぜひ一緒に踊って夏の暑さを吹き飛ばしてみませんか。

4.藤崎八幡宮例大祭

熊本市にある藤崎八幡宮で毎年9月の第3月曜日を最終日として5日間に渡り行われる秋の例祭が「藤崎八幡宮例大祭」です。このお祭りは千年以上もの歴史を持ち「放生絵」「随兵」などと呼ばれ親しまれてきた、熊本市でも最大のお祭りなんだとか。

お祭りの見所はなんといっても「飾り馬」と「随兵」。「飾り馬」とは元々は神職が乗るための馬に、乗らずに曳いて歩いたため空いた鞍に飾りを施したのが初めとされています。大型の馬に華やかな飾りつけは見ごたえありです。そして鎧と兜をまとった「随兵」と呼ばれる武者行列の威風堂々した姿には感動さえ覚えるのでは。「随兵」とは加藤清正が大阪の戦から無事帰還したことを感謝して、100名の兵を引き連れ神社にお参りしたのがはじめとされています。これらの人々が町を歩く神幸行列は毎年人気で多くの人がその様子を見ようと集まりますので混雑必死ですが、見る価値はあると思いますよ。

◎まとめ

熊本県熊本市のオススメのお祭りはいかがですか?2016年の熊本地震の記憶もまだ新しく、熊本城をはじめ水前寺成趣園でも水が干上がったりと様々な場所で被害が出ているのも確かです。しかし、熊本市民は災害にも負けず、熱い心を持って熊本を立ち直らせようとしています。そんな心が熊本市で行われるお祭りで特に感じることができるはず。ぜひ火の国くまもとを訪れて、その心を感じ取ってみて下さいね。

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