九州を代表する大名・島津家発祥の地!宮崎県都城市のお祭り4選!

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九州を代表する大名・島津家発祥の地!宮崎県都城市のお祭り4選!

宮崎県の南西部、鹿児島との県境に位置する「都城市(みやこのじょうし)は、市内を南北に大淀川が流れ、周囲は霧島山地に囲まれた自然豊かな町です。
そんな豊かな土壌と美しい水に恵まれた都城市では農業や牧畜がとても盛んで、美味しいお肉や焼酎などが名産品として人気。

また都城は江戸時代には島津氏の収める薩摩藩に属していた過去から、島津氏縁の史跡やお祭りなどもあるんです。

今回はそんな都城市でおすすめのお祭りをご紹介いたします。

目次

九州を代表する大名・島津家発祥の地!宮崎県都城市のお祭り4選!

1.おかげ祭り

都城市の総鎮重と言われる神社「神柱宮(かんばしらぐう)」の「六月灯」に合わせて開催される「おかげ祭り」は、宮崎県都城市の夏の風物詩。毎年7月8日9日の2日間に渡って行われるお祭りで、旧薩摩藩領に伝わる歴史あるお祭りなんです。

この「おかげ祭り」の一番の見所はなんといっても宵宮で行われる「献灯祭」。明かりの灯された4mもの巨大大灯籠を乗せた山車が、八坂神社から神柱宮まで約1.5km程を曳かれる姿は、雄大で圧巻です。

お揃いの半纏を着た老若男女が、灯籠と共に、時には踊り、時には笛や太鼓を奏でながら、大灯籠と共に歩く姿はぜひ見逃せません。本宮の勇壮なお神輿や太鼓の演奏もおすすめめのイベントです。迫力と伝統のある都城市を代表するお祭りです。

2.盆地祭り

都城市民が夏に楽しみにしているお祭りが「盆地まつり」。県を隔てずに20万の人々に楽しんで欲しいと、都城市民が地域一丸となって行われる市民参加型のお祭りです。

都城駅から徒歩7分程の国道10号線を歩行者天国にして行われる、お神輿やダンスパフォーマンスは見ごたえたっぷり。また2000人もの都城市民による安久節・サンバヤッサヤッサの総踊りは見逃せない迫力。

数えきれないくらい沢山の屋台もあり、何を食べるか何をして楽しもうか迷ってしまうほどです。夏の一日をみんなで楽しめる都城市のおすすめのお祭りですよ!

3.島津発祥まつり

かつて日本でも有数の大名として薩摩藩をおさめていた島津氏。その島津氏の祖先が最初に与えられた領地は都城市と言われています。このことが、都城市は島津氏発祥の地とされるゆえん。都城市には島津氏の住んでいた屋敷も残っており、都城の人気観光スポットにもなっています。

そんな島津氏の歴史や文化を後世に残そうと2008年から始まったお祭りが「島津発祥まつり」で、毎年11月に開催されます。このお祭りでは剣道大会、お宝さがしなど様々なイベントが催されます。

しかしなんといっても目玉は明道館パレード!中世から現代に至るまでの都城の歴史を表現するべく200人以上もの人々が武者姿、騎馬隊、なぎなた隊など、様々な衣装で都城島津邸から神柱宮間の1.5kmの距離を行進します。まるでタイムスリップしたような気分にさせてくれるお祭りです。

4.東霧島神社例大祭

数多くの伝説や神話が残っている宮崎県都城市にある「東霧島(ツマキリシマ)神社」。都城市随一のパワースポットと言われ、龍神が現れると言われている樹齢400年もの楠の大樹や、イザナギノミコトが流した涙が固まったといわれる神石などが有名です。

そんな東霧島神社で毎年春分の日に行われるお祭りが「東霧島神社例大祭」。このお祭りで多くの人が楽しみにしているのが「神輿の浜下り神事」です。ただお神輿を担ぐだけではなく、鬼が一晩で作ったという急で整備されていない「鬼切階段」を慎重に降りなくてはならないのです。普通に上り下りするだけでも大変な階段を、お神輿を担いで降りる姿が非常に印象的です。

400年もの歴史を持つ東霧島神社のお祭りで、パワーをもらってくださいね。

◎まとめ

都城市のお薦めのお祭りはいかがでしたか?今回ご紹介したお祭り以外にも宮崎県の無形民俗文化財にも指定されている、竹編みのバラを抱えて踊る「熊襲踊り」などもぜひ見てみたいイベントの一つです。そして春には桜祭りやあやめ祭り、夏には花火が美しい高崎まつりなども欠かせません。歴史ある神社のお祭りから、みんなで盛り上がれるお祭りまでいろいろありますが、どのお祭りも都城市を知るいいきっかけになるのではないでしょうか?

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