奇祭「左義長まつり」は必見!滋賀県近江八幡市の伝統的なお祭り6選

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奇祭「左義長まつり」は必見!滋賀県近江八幡市の伝統的なお祭り6選

滋賀県のほぼ中央にある近江八幡市(おうみはちまんし)は、近江商人や安土城で有名な都市。琵琶湖の東側に位置し、八幡堀や安土城跡、日牟禮八幡宮など歴史のある名所も多く、風情のある街並みが楽しめます。

そんな近江八幡市には、歴史にゆかりあるお祭りも行われ、商人の町らしい熱いお祭りが盛りだくさん。滋賀県近江八幡市で毎年開催されているお祭りの中から厳選した6選をご紹介します。

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奇祭「左義長まつり」は必見!滋賀県近江八幡市の伝統的なお祭り6選

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1.近江八幡左義長まつり

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織田信長の時代から続く、近江八幡市に告げるお祭りとしても知られている、近江八幡左義長まつり。毎年3月中旬頃に日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)で開催される火祭です。左義長と呼ばれる山車を引いて町を練り歩く行列も見どころの一つで、山車はその年の干支をテーマにしています。

左義長の担ぎ手は男性が女性の長襦袢を羽織、化粧をして変装するのが習わし。年々その傾向は薄れていますが、これはその昔織田信長が自分の正体を隠して祭りに参加するための名残と言われています。最終日の夜には、左義長奉火が行われ圧巻のフィナーレは必見。ぜひ迫力あるお祭りを見てみてくださいね。

2.沙沙貴まつり

毎年4月の初めに、沙沙貴(ささき)神社で行われるのが沙沙貴まつり。神社の由来は、少彦名神が、ササゲの豆の鞘に乗り海を渡ったという伝説に基づいています。そこからササキ神社となり、現在の沙沙貴神社になりました。神社には沙沙貴山君の祖神や仁徳天皇、大鷦鷯尊が祀られています。

沙沙貴神社は、全国の佐々木さんや佐々木源氏の氏神様としても有名。直径約2m、高さ約5mの大松明を駕輿丁の若衆達が引いて歩きます。夜には沙沙貴神社で奉火され、五穀豊穣と家内安全を祈願。ぜひ見てみてくださいね。

3.あづち信長まつり

近江八幡市とゆかりのある織田信長の命日にちなんで、毎年6月の第1日曜日に開催される「あづち信長まつり」。織田信長を始め、武将や姫の衣装を身にまとったっ人々が町を練り歩き、華やかなパレードが見られます。風情のある街並みと重なり、タイムスリップしたかのような錯覚を覚えるかもしれません。

お祭り会場では、地元の特産品の販売やさまざまなイベントも行われていて、とても賑やか。鉄砲隊による実演や敦盛の舞、放鷹などなかなか見られない催し物もあるので必見です。他にもご当地ゆるキャラも遊びに来るので、ご家族で楽しめますよ。

4.八幡まつり

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1000年以上の歴史をもつ八幡まつりは、近江八幡の火祭りとも言われる伝統的なお祭り。毎年4月14日と15日に日牟禮八幡宮で開催されます。應神天皇近江行幸の際、琵琶湖から天皇一行を大嶋の社まで道案内したのが、祭りの始まりと言われています。

見どころは何と言っても14日の夜に行われる奉火で、10mもの大松明をはじめ合計30本以上の松明に火がつけられ、仕掛け花火とともに夜空に舞い上がる炎は迫力満点。滋賀県無形民俗文化財に指定されている伝統的なお祭りなので、ぜひ体験してみてくださいね。

5.浅小井の祇園祭

浅小井(あさこい)の祇園祭は、近江八幡市浅小井町で毎年7月の第3土曜日と日曜日に開催されるお祭り。神社で松明に火を点け、夏病除けをするお祭りで、病除け祈願の他には、山鉾巡行も行われます。

日曜日になると6基の鉾が町を練り歩き、江戸時代後期に造られた歴史ある鉾は迫力満点。毎年その年の干支にちなんだ山車を屋根につけるのが特徴です。

6.篠田の花火

篠田の花火は、篠田神社の例祭で毎年5月4日の夜に開催されます。花火大会にしては少し早すぎるように思われますが、全国でも大変珍しい火薬を使ったもの。国選択無形民俗文化財に指定されていることでも知られています。

火薬を使った花火は、制作に約10ヶ月を要しますが、高さ10m、幅22mという大きなもの迫力満点。花火で描かれる絵は毎年決められたテーマがあるので毎年違う花火絵が見られるのもポイントです。一般的な花火と少し違うので、独特の花火が見られますよ。

◎まとめ

近江八幡市で毎年開催されているお祭りを6選ご紹介しました。変わっているお祭りが多いですが、それぞれに特徴があり、子供から大人まで楽しめますよ。伝統的なお祭りの多い近江八幡市の観光もあわせて見てみてくださいね。

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