人間で将棋?将棋の町・天童市に伝わる面白いお祭り3選

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人間で将棋?将棋の町・天童市に伝わる面白いお祭り3選

将棋の駒の生産で有名な山形県天童市は、山形県の東部に位置している市のひとつで、温泉町としても有名です。天童市内には、将棋に関連するモニュメントなどが多く見つけることができます。橋の名前にも王将橋、金将橋とあるほどなんです。

そんな天童市は、駅前から徒歩圏内で行ける温泉街がある観光にとても適した町でもあります。刹那な山寺などが多い天童市だけに、希少な仏教祭典などもあります。そんな天童市からとても面白いお祭りを3つ、ご紹介したいと思います。

目次

人間で将棋?将棋の町・天童市に伝わる面白いお祭り3選

1. 天童夏祭り

山形県の天童市で毎年8月8日と9日の両日を使って開催されるお祭りが「天童夏祭り」というお祭りです。この祭りは、市民参加型のお祭りで、地元の幼稚園から中学校までが参加し、協力してパレードを行ったりします。

そのほかに、山形県の有名な踊り花笠踊りのパレードが温泉街で開催されます。二日目には、ハワイアン・フラダンス、天童市オリジナルの踊り花駒バチを持って踊る、「天童花駒おどり」のパフォーマンス/パレードがあり、こちらが見どころの一つです。

そのほかに、夕刻からは将棋の街らしい、将棋神輿を観ることができます。

この時期はちょうど夏休み期間ということもあり、家族旅行に天童市を訪れて見るのはいかがでしょう。ちょうど温泉街も祭りの開催場となっているので、楽しいひと時を過ごすことができると思います。

2. 佛向寺「踊躍念佛」

山形県天童市にある佛向寺は、浄土真宗のお寺です。本尊を阿弥陀如来として祀っていて、1287年に天童市大清水に創建されたといわれています。

歴史の長いこちらのお寺では、700年を超える昔から伝わっている踊りながら念仏を唱えるという「踊躍念仏」というお祭りがあります。

この仏教行事は、毎年11月17日に開催される行事で、一般の方も見学ができる珍しい仏教の祭典となっています。踊り念仏はとても珍しいもので、日本全国でも現在まで受け継がれのこっているのは、3箇所ほどといわれています。

天童市に伝わる民俗芸能として残っている祭り。ぜひ、機会をみつけてみにいってみてはいかがでしょう。見学される場合は、非常に宗教的な要素が強いものなので、問い合わせてからのほうがいいかと思います。

3. 天童さくらまつり

山形県天童市の春のイベントとして、有名なのが、天童さくらまつり。春の訪れをつげる桜が咲く時期に開催されるお祭りで、毎年4月下旬から5月の初旬にかけて開催されます。特にそのお祭りの中でもみものなのが、将棋の町らしい「人間将棋」なるイベントです。

これは昭和31年から開催されている天童市の名物イベントで、およそ2000本のさくらの木が花咲く天童公園(舞鶴山山頂)を会場に、甲冑や着物をきた武者たちが、将棋の駒となり将棋を指すお祭りなのです。

頭に将棋の駒を乗せている人間なので、そのまま人間将棋というダイレクトなネーミングも、面白く、甲冑姿がまるで絵巻物をみているかのように豪華絢爛。花見に映えるお祭りとなっています。このさくらまつりのときは、人間将棋のほかにも、天童市のオリジナルの花駒おどりなどもみられるほか、棋士、そのときによっては有名人によるトークショーなどが開催される一大イベントです。

人間将棋の駒武者には、16才以上なら誰もが応募できるので、興味がある方は勇敢な武者などになってみませんか?また、この日はプロ棋士と勝負できる場ももうけられているので、将棋好きな人は、参加されると楽しい思い出となるにちがいありませんね。

天童市に観光を考えられている方は、春の時期は桜祭りの頃に計画されてみるのがおすすめです。

◎まとめ

天童市のおすすめのお祭りはいかがでしたか?お祭りを見た後に、温泉街まで気軽に行ける距離というのも、天童市の魅力の一つです。子供連れの家族旅行にもぴったりなお祭りも多いのでぜひ、プランをたてておでかけくださいね。

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