美しい花を楽しい気分で観賞しよう！新潟県新発田市のお祭り5選

新潟県新発田市は米どころで知られる地域にある街です。新発田城があり、江戸時代は城下町として発展しました。そのため、神社仏閣や史跡が多く、文化を感じる観光をするのにオススメ。そんな新発田市を満喫するために、今回は新発田市のお祭りをご紹介します！

1.新発田城址公園桜まつり

「新発田城址公園桜まつり」は、毎年4月中旬の桜の見ごろに開催されます。公園内には約300本のソメイヨシノと、約60本の八重桜が植えられています。桜は新発田市の木としても知られていて、毎年桜の季節には地元の人の憩いの場となります。

お祭りは4月中旬ごろの桜が咲いている期間で開催されます。さらに、夜間のライトアップもあるから夜桜も楽しめます。露店なども多数出ており、お祭り気分を盛り上げてくれます。ぜひ春の新発田城の景色をお祭り気分で楽しんでみてはどうでしょう。

2.加治川桜まつり

「加治川桜まつり」が開催される加治川治水記念公園には、かつて6,000本もの桜が植えられていて、桜の季節には全国でも有数のお花見スポットでした。しかし、1966年に起きた水害の影響で多くの桜が失われてしまいました。それでも、2,000本もの桜は現在でも美しく咲き、訪れた人を喜ばせます。

桜は並木になっているので、トンネルを通るように桜の見える道を歩くことができます。夜間はライトアップされるので、昼間とは違う幻想的な光景に。公園の利用料も入場料もかからないので、気軽にお花見に行けるのも嬉しいですよね。祭りの期間中はジョギング大会などさまざまなイベントが開催され、普段は静かなこの場所もお祭り中は大賑わいを見せています。

3.大峰山山桜まつり

日本一小さな山脈の櫛形山脈のにある大峰山。この山の麓にある桜公園には、300本もの桜が植えられています。桜は100種類に及び、それぞれに微妙に違う色合いや形を楽しめます。

「大峰山山桜祭り」はこの桜公園を中心に行われるイベントです。ハイキングやスタンプラリーなど、新発田の自然を満喫できる内容になので、ぜひ参加してみてください。新緑の中に浮かび上がる、カラフルな桜は山でしか味わうことができませんよ。

4.しばたあやめまつり

国内には有名なあやめ園が4つあり、4大あやめ園と言われています。「五十公(いじみ)野公園」の「あやめ園」はその1つに数えられています。毎年6月中旬から下旬にかけて、あやめが見ごろを迎える時期にあわせて、「しばたあやめまつり」が開催。広大な敷地があやめの花でいっぱいになります。遊歩道をあるいて花の景色を楽しんだ後は、新発田名物の「ぽっぽ焼き」というお菓子などが販売されます。ぽっぽ焼きとは黒糖の味がする蒸しパンのようなものです。

300種類のあやめは計60万株にもなり、しばたあやめまつり中は夜間のライトアップイベントなどもあり、夜のあやめを見に来る人も大勢います。あやめ園には遊歩道あり子供連れもOKなので、家族でのんびりお祭りに参加するのもいいかもしれません。

5.城下町新発田まつり

新発田市の鎮守・諏訪神社で行われるお祭りです。「城下町新発田まつり」は、8月中旬から下旬にかけて数日間続きますが、その間にはさまざまなイベントも行われます。普段は静かな諏訪神社周辺も、この時期だけは賑やかになります。

この城下町新発田祭りの名物が「しばた台輪」。大きな屋台を大勢で引き回します。特に祭り最終日に行われる帰り台輪は、街中で台輪を引く様子がすぐそばで見ることが可能です。スケジュールが厳しい際は、最終日だけでも見学しに行ってみてはどうでしょうか？

◎まとめ

新潟県新発田市で開催されるお祭りを紹介しました。史跡が多いだけでなく、花が美しいので、花をまつわるお祭りが多かったですね。観光でお祭りに参加するときは、その文化に深く知っておくとより楽しむことができますが、なかなか観光で勉強するのは難しいです。しかし、花など自然に関するお祭りは、自然を感じ取るだけで満喫できるのが魅力！ハイキングとして、新発田の自然に触れてみてはどうでしょうか？

また、新発田市は食で町おこしを図っています。その一環である「城下町しばた全国雑煮合戦」は、日本一の雑煮を決めるというイベント。1月の寒い時期に食べる温かい雑煮も新発田観光の新たな魅力になりつつありますよ。

美しい花を楽しい気分で観賞しよう！新潟県新発田市のお祭り5選