花火に負けないインパクトがある!新潟県長岡市の有名なお祭り5選

画像出典:kyohei ito/flickr

花火に負けないインパクトがある!新潟県長岡市の有名なお祭り5選

新潟県の主要な都市の一つ、長岡市。古くから長岡城の城下町として発展した街ですが、戊辰戦争や太平洋戦争での空襲の2度にわたって、戦火に遭いました。長岡市はそのたびに、見事復興を遂げた力強い都市です。その長岡市には、どんなお祭りやイベントがあるのでしょうか。長岡市だけでなく新潟県外からもひとが訪れる「長岡まつり」を含めて、長岡市のお祭りをご紹介します!

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花火に負けないインパクトがある!新潟県長岡市の有名なお祭り5選

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1.長岡まつり大花火大会

毎年8月1日~3日まで開催される「長岡まつり」は、長岡市の歴史に関係しています。1945年に空襲により長岡市は焼け野原となり多大なる被害を受けました。空襲から21年目の年に、慰霊と復興に携わった人々への感謝の気持ちを込め長岡復興祭が行われるようになり、それが現在の長岡まつりになったのです。

祭り中は縁日やイベントが開催されますが、メインとなるのが花火大会です。長岡まつりの花火大会は、日本屈指の規模を誇り、全国から見物客が訪れます。名物となっている正三尺玉3連発や、フェニックス、スターマインなど人気の花火が多数打ち上げられ会場を盛り上げます。県内でも花火打ち上げ数が多いことで知られる、人気の花火大会となっています!

夏の思い出をつくるのに、ぜひ長岡まつりの花火を見に行きませんか?

2.ほだれ祭

「越後の奇祭」としても知られるのが、「ほだれ祭り」です。稲や粟の穂がみのり穂先が垂れること、つまり豊作を祈る意味がありますがもう一つ、この地域では道祖神のひとつ、男根形のほだれ様という神様がいて、その神様にまつわるイベントなども開催されます。

毎年3月第2日曜日に開催されますが、地域に嫁いだ女性が男根形を象った神輿の上に乗り、街を練り歩きます。五穀豊穣と安産を願う祭りとして30年以上も続いている奇祭です。ほだれ祭では、名物のたぬき汁がふるまわれます。他にもうどんや焼きそば、お餅など体が温まる食事も用意されており、餅つきの実演では見物客にお餅が配られます。

3.越路ほたるまつり

毎年6月下旬には、長岡市塚野山で「越後ほたるまつり」が開催されます。ホタルの鑑賞は夜暗くなってからですが、それまでにさまざまなイベントが開催されます。イベントも幅広く、郷土芸能や抽選会など、子供から大人まで楽しめるようになっています。

祭りのメインとなるホタル鑑賞では、幻想的な雰囲気にぴったりのコーラスやベルミュージックで会場を盛り上げます。夜には盆踊りなども行われますので、浴衣で行くのもいいかもしれませんね!

4.今町・中之島大凧合戦

毎年6月の上旬に行われる「今町・中之島大凧合戦」。長岡市を流れる刈谷田川の堤防で、中之島地区と見附市今町地区が凧合戦を行うイベントです。

長岡の空を舞う凧の大きさは畳約8枚分!掛け声を出して、盛り上がりはヒートアップします。もともと、堤防を地固めするために行われたこの凧合戦。今でも人々が盛り上がる一大行事です。新潟県の無形民俗文化財にも指定されている伝統行事を一度見に行ってみてはどうでしょう。

5.米百俵まつり

「米百俵まつり」は、毎年10月初旬に開催されます。長岡市はお米の街としても知られていますが、長い歴史を誇る街。米百俵まつりは、その長岡の歴史を今に伝える祭りです。

今から150年前に起きた北越戊辰戦争で、長岡の人々の大勢が被害に遭い、さらに賊軍の汚名を着せられてしまいます。しかし長岡の人々の「質朴剛健」な気概により、見事街を復興させます。これが米百俵の精神であり、米百俵まつりには、この精神を子供たちに伝えていきたいという意味も込められています。米百俵まつりでは、戊辰戦争当時を再現し、着物を着た500人も市民が街を練り歩きます。戦闘シーンを再現されたり、大変盛り上がります。

◎まとめ

新潟県長岡市のお祭りをご紹介しました!長岡市が何度も苦難を乗り越えてきたという歴史を感じさせるお祭りが、いくつもありましたね。やはり、「長岡まつり大花火大会」は、長岡市の夏の風物詩として高い人気を誇る祭りです。ぜひ、長岡市のお祭りに参加して、長岡のさらなる繁栄を願ってみてはどうでしょうか。

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