名称:Thairailways.com
住所 Charoen Muang Rd. | Wat Ket Subdistrict, Chiang Mai 50000, Thailand
公式・関連サイトURL: http://thairailways.com/train-station.chiangmai.html
タイにも鉄道が走っていて、タイ国鉄北線の終着駅がチェンマイ駅です。タイ人だけでなく海外からの観光客も多く利用する鉄道で、その安さから主に欧米からのバックパッカーの利用者が増えているようです。また、その歴史を感じさせるチェンマイ駅の建物もタイらしさを醸し出し、異国情緒を感じられるのではないでしょうか。
ではそのチェンマイ駅について早速、ご紹介したいと思います。
目次
一度は訪れたい、ノスタルジックな北タイの玄関口・チェンマイ駅
1.チェンマイ駅について
チェンマイ駅は、チャンマイ旧市街から約2〜3kmのチャルンムアン通りに位置する北タイの出発・終着駅。また、「ゴールデントライアングル/黄金の三角地帯」と呼ばれるタイ、ラオス、ミャンマーの3か国がメコン川で接する地帯への玄関口としても有名です。
チェンマイ駅からチェンマイの市街地へはトゥクトゥクやソンテオが駅周辺に「客待ち」をしていることが多いので、簡単に移動することができます。また、チェンマイ市内からもトゥクトゥク、ソンテオでチェンマイ駅へ行くことができ、駅の外側には古い蒸気機関車を1台展示していたりと電車に乗らずともチェンマイ駅の散策へ行くだけでも楽しそうですね。
2.チェンマイ駅便利情報
チェンマイ駅正面出入り口を入ると右側に、チケットカウンターがあります。こちらではタイ国内行きの当日の乗車券や事前購入ができます。チケットは駅構内の窓口以外にも旅行会社サイトからのオンライン購入などもできます。いずれの場合にも、パスポートなどの身分証明書が必要とのことですので、チケット購入の際には用意をしておきましょう。
チェンマイ駅内の施設情報
チェンマイ駅内の施設などについてご紹介します。
1.正面出入り口の左側には、荷物一時預かり所もあります。
2.フードコートもあり、タイ料理やバーガー、サンドイッチなどの洋風の軽食、ソフトドリンクを販売しています。
3.チェンマイ駅には、4つのプラットホームがあります。そしてホームに入る手前にはツーリストインフォメーションが設置されていますので、わからないことがあれば聞いてみましょう。また、チェンマイの地図の用意もあります。
4.1番のホームにはマッサージ屋さんが入っているので、電車が来るまでの待ち時間に利用するのもよさそうですね。
5.荷物を運ぶためのカートの利用もできます。1番と2番のホームの間に「luggage trolley」と書かれた看板があります。
3.チェンマイ駅からバンコク・クルンテープ駅へ
チェンマイ駅から、バンコクのクルンテープ駅(フアランポーン駅)へは、特急や普通などのタイプにもよりますが片道12時間から14時間ほどかかります。そして、1日に10本以上の列車がバンコク、チェンマイ間を運航しています。
そして、年末年始やタイの旧正月・ソンクラン、そのほか特別なイベントなどの期間中には、臨時列車も登場するようです。また、お昼の列車よりも夜行列車の方が人気。当日には希望の時間帯、列車が満席となることもありますので、チケットは事前に予約・購入しておくといいでしょう。
エアコン付き・エアコンなしの列車があり、エアコン付きの場合、温度が低く設定されている、または、温度調節が難しいこともありますので冷えすぎることも考えられますので、上着などを用意しておくと便利です。
◎まとめ
チェンマイ駅、いかがでしたでしょうか。仏教の国・タイですので、タイ国鉄は僧侶の方々も多く利用されます。もし、僧侶を見かけても、女性の方は僧侶に触れることができませんのでご注意ください。
そして、北タイの玄関口であり出発地点でもあるチェンマイ駅。歴史のある駅で構内もなんだか、昔の日本の駅を思わせる風景です。ノスタルジックなセピア色の写真が似合いそうですね。チェンマイ駅からの列車の旅、一度は体験したいですね。