トゥクトゥクとは、タイ名物となっているタクシー代わりになる乗り物です。タイに旅行するのなら、見た目もちょっと可愛らしいトゥクトゥクに一度は乗ってみたいですよね。チェンマイにもトゥクトゥクはたくさん走っていて、観光客や地元の方々の足として活躍しています。
そんなタイ名物のトゥクトゥク。いざ初めてトゥクトゥクを利用するとなると、どうしたものかとお困りの方もいるのではないでしょうか。そこでチェンマイに行ったら知っておきたい、トゥクトゥクの利用方法をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
目次
コツはしっかりと確認・交渉。チェンマイでトゥクトゥクを乗りこなす!
1.トゥクトゥクとは?
トゥクトゥクはタイのバンコクやチェンマイなどでよく見かける三輪の車で、運転席は運転手さんの一人掛け、後部座席は2〜3名座れるようになっています。エアコンなどはなく、オープンエアーでタイの風を感じながらのんびりと移動できます。タイの離島・プーケット島では三輪ではなく四輪で軽トラックを改造し、荷台部分に屋根、座席をつけて4〜6人程度まで乗ることができます。
チェンマイ市内ではこの三輪のトゥクトゥクは、主な観光スポットや流しでも走っていますので比較的楽に利用できます。特にチェンマイでは流しのメータータクシーや公共交通機関があまりないので、荷物が多い場合や他の方との乗り合いがいやな場合は、トゥクトゥクを利用するのをオススメします。
2.チェンマイ市内でのトゥクトゥクの乗り方
出典: Danumurthi Mahendra / flickr
宿泊先ホテルやチェンマイの主な観光スポット周辺にはトゥクトゥクが必ずといっていいほど「客待ち」をしていますので、簡単に見つけられます。また歩いていると流しのトゥクトゥクから声をかけられることもありますので、不要な場合は「いらない」とハッキリ意思表示するようにしましょう。
トゥクトゥクを利用する際には、まず行き先を伝えましょう。観光客がよく行く場所はドライバーさんもよくわかっていて比較的伝えやすいですが、聞き間違いやカン違いのないようタイ語で行き先を書いてあるガイドブックやメモなどを見せるのが一番安心です。行き先メモは、あらかじめ宿泊しているホテルのフロントなどに頼んで書いてもらっておけばスムーズですね。行き先を伝えたら、乗車料金の交渉となります。
料金相場はあってないようなものなので、しっかり交渉して納得できる料金でOKしましょう。時間があれば何人かのドライバーと交渉して、条件の良いドライバーを選びましょう。また料金交渉の際にも数字の聞き間違いなどがないようにタイ語の本の数字のページや指を使ってジェスチャーをするなど、しっかりと確認をすることをオススメします。
3.トゥクトゥク利用の注意
行先や料金の確認はもちろんですが、もし料金交渉で値切りに成功した場合、落とし穴があるかもしれません。例えば乗車後に目的地よりも手前で降りるようにいわれることもあるようです。そんな面倒な目に合わないためにも、交渉時に料金を値切っても希望の場所まで乗せてくれるのか確認した方がいいかもしれませんね。
ちなみに「以前にトゥクトゥクを利用した時の違うドライバーさんは、同じ場所へ○○バーツで行ってくれた」という話は、料金相場があってないようなトゥクトゥクだけあり、通用しない場合があります。もし以前に利用した時の料金との差が大きい場合にはトラブルになることを避けるために、百歩譲って高い料金に合意するか、別のドライバーを探すなどで対処した方がいいでしょう。そして楽しいチェンマイ旅行にするためにも、まずはあまり感情的にならず、できるだけ冷静にお話することをオススメします。
◎まとめ
チェンマイでのトゥクトゥク事情、比較的簡単にトゥクトゥクは見つけられますが、料金交渉や目的地を伝えるのが難しそうと躊躇してしまうかもしれません。でも思い切って旅の思い出に一度はトライしてみるのも良いものですよ!
その時にはハッキリと意思表示して、確認をしっかり取るようにしましょう。慣れればスムーズな交渉ができるようになりますよ。チェンマイでトゥクトゥクを乗りこなせれば、もう気分はタイの達人!ぜひお試しくださいね。