タイの首都バンコクでは、交通手段が発達していて、バスや地下鉄、電車など観光客でも簡単に利用できます。そして、旅の移動手段として、もっとも便利なタクシーも、首都バンコクではたくさん街の中を走っています。荷物が多い時でも、他の乗客を気にすることなく移動ができますので、利用される方は多いでしょね。
では、同じタイでも、チェンマイのタクシー事情はどうなのでしょうか。ご紹介します。
目次
街にタクシーが走ってない?!タイ北部・チェンマイのタクシー事情。
1.チェンマイでのタクシーについて
チェンマイでは、空港からの移動手段としてはタクシーがあり、チェンマイ国際空港にはタクシーカウンターが設けられています。
しかし、チェンマイ市内では、メータータクシーは見かけません。バンコクではよく見かける流しのメータータクシーも皆無に等しいです。
まれにチェンマイ市内をメータータクシーが走っていても、空港から市内へ乗客を乗せ、また、空港へ戻る途中の「回送」や「迎車」だと考えておくといいでしょう。
チェンマイを発つときも、タクシーで空港へ行くなら、ホテルでタクシーを手配してもらうようにしましょう。
2.チェンマイではバイクタクシーがある
チェンマイには、タクシーはありませんが、バイクタクシーが2015年頃から出現し始めました。バイクタクシーはバンコクやパタヤ・プーケットなどではポピュラーで手軽な移動手段で以前から走っていました。
チェンマイ市内のバイクタクシーの乗り場(ステーション)は、現在、4か所ほどで台数は60台ほど。ただ、観光客が多く集まるチェンマイ旧市街のお堀の外に、バイクタクシー乗り場(ステーション)があるため、観光客が利用することは少ないようです。
また、正規のバイクタクシーのドライバーは指定のベストを着用し、顔写真入り証明書とバイクのナンバーを胸元に付けています。チェンマイでバイクタクシーを利用する場合には確認しましょう。
料金は、行先により大体決まっているようです。利用前に料金の確認、そして、必ずヘルメットをかぶりましょう。
3.チェンマイでタクシー利用時の注意点
このように、チェンマイ市内では流しのタクシーはありませんが、もし、ホテルで手配してもらいタクシー利用をされる場合には、必ず、行先と料金の確認をドライバーさんにしましょう。メータータクシーと書いてあったとしても、メーターを使わずドライバーへの交渉となることがほとんどです。
【確認必須】
バイクタクシーも行先と料金の確認は必ず利用前にしてきましょう。1台のバイクタクシーに乗客2人を乗せることも稀にあるようですが、この場合1人いくらという料金設定になりますので注意してください。
また、ドライバーは英語や日本語を話せる方は少ないようなので、タイ語で書かれた行先のメモなどを用意しましょう。また、料金確認の場合にもタイ語の本などを見せておくと、聞き間違いや勘違いも減るのではないでしょうか。
【バイクはヘルメットをかぶろう】
バイクタクシーでは、タイの法律でバイクに乗る場合、ヘルメットの着用が義務付けられているので、もし、ドライバーが乗客用のヘルメットを持っていない場合には、利用しないほうがいいでしょう。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。同じタイでも、首都バンコクとは、タクシー事情がかなり変わってきます。暑い時期に気軽にエアコンの効いたタクシーでお出かけができないようですね。その代わり、チェンマイではレンタサイクルが結構多くあります。
自転車でゆっくりとチェンマイ市内を観光というのも、のんびりとした時間が流れるタイならではかもしれませんね。