タイといえばバンコク、そしてリゾート地のプーケット。しかし、古都チェンマイも忘れてはなりません。チェンマイはランナータイ王国の首都として栄え、現在でも多くの歴史的な寺院や遺跡を残しています。
チェンマイはバンコクから北に700kmほど離れており、主要路線なので地元の人向けのローカルなものから観光客向けのものまでさまざまな移動手段があります。値段も安いものから高くラグジュアリーなものまで選択肢は幅広く、自分にあった移動手段を選ぶことができます。いずれも長距離移動となるので、できるだけ快適に旅をしたいですよね！ここでは、バンコクからチェンマイまでの移動方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
目次
バンコクからチェンマイへ！どんな移動手段があるのでしょうか？
1.バンコクからチェンマイへの移動方法
チェンマイは、バンコクの北およそ700kmのところにあるタイ第2の都市。バンコクからチェンマイへの移動手段は、航空機、鉄道、長距離バスのいずれかになります。日本人が観光で訪れる場合には日数も限られている為、航空機での移動が一般的ですが、リピーターやとにかく安く上げたいと言う人には鉄道やバスの利用もおススメです。
移動手段それぞれの所要時間ですが、航空機は約1時間強、鉄道はおよそ10～14時間、バスは10時間程度です。料金は条件によって変動しますが、航空機はLCCを使えば1000～2000THB、鉄道はエアコン付き寝台で800THB～、バスは400THB～（いずれも片道）ほどとなっています。
2.鉄道の旅
バンコクからチェンマイへ、まずは鉄道の旅をご紹介します。バンコクの出発駅は、地下鉄とも繋がっている国鉄フワランポーン駅。首都の駅と言っても路線が少なく規模が小さいので、乗り間違う心配はありません。
チェンマイへの列車は、日に3～5本。10時間を超える旅なので、寝台列車を選びたいもの。料金は、2等寝台で片道約800THB、個室の1等寝台で約1400THB（2人乗車時の1名料金）ほど。そもそもが観光列車なので、利用客のほとんどは外国人、料金もそれなりです。しかし鉄道ファンならずとも、「旅情」を重んじる人には大変お勧めです。
3.長距離バス
長距離バスを利用してチェンマイを目指す最大のメリットはやはりその安さ。多くのタイ人が利用するので、バンコク・チェンマイ間には数多くの便があります。最も安いのは、リクライニングも無い普通の座席でおよそ400THB程度から。ゆとりある横3列の、リクライニング付きVIPクラスでは、およそ800THB前後です。
チェンマイ行きのバスの起点は、BTSモーチット駅から車で10分の所にあるバンコク最大のバスターミナル、北ターミナルです。様々なバス会社の便が有りますが、人気があるのは、途中の停車駅が少ないナコンチャイエアーのバス。電話で予約ができ、セブンイレブンでお金を払ってチケットを買うことも出来ます。
4.やはり快適なのは飛行機
バンコク-チェンマイ間は航空機で1時間そこそこ。勿論その分値段が高いのですが、最近は乗客の増加に伴いLCCの参入が続いており、料金は下落傾向にあります。
バンコク-チェンマイ間のフライトには2ルートあり、スワンナプーム空港から出るタイ国際航空とバンコクエアウェイズの便、及びドンムアン空港からのLCC便（タイエアアジア、ノックエアー）に分けられ、両空港間はシャトルバスで結ばれています。この内料金が最も高いのがフラッグシップのタイ国際航空。安いのはLCCで、場合によっては、片道1000THB程度のチケットも。
飛行時間が短いので、少々狭いLCCでも十分という人が多いようです。
◎まとめ
バンコクからチェンマイへの移動方法についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？
普通なら飛行機以外には目も向けないと言う人が多いのですが、何度もタイに足を運ぶ人が増えた今、もっとタイを知りたいと言う方にはバスや鉄道も面白い選択肢です。
特に海外で寝台列車に乗ると言うような体験は、なかなかできないもの。車掌さんが手際良く整えたベッドで列車の音を聞きながら眠りにつくのも、いい旅の思い出になるでしょう。
