今回ご紹介させて頂くのは、タイ・チェンマイの観光エリアについてです。タイと言えばバンコク、プーケットなどがよく耳にする場所ですが、チェンマイは古来ラーンナータイ王国の首都として古くから発展しており、王国が廃止になってからも今日までバンコク北部の経済・文化・観光エリアの中心地として栄えています。チェンマイは日本でいうところの県にもなっており、県の中にある市(郡)は24の郡から構成されています。その中から一部ではありますがチェンマイの観光スポットになっている郡をご紹介させて頂きます。
目次
バンコクに次ぐ第二の都市チェンマイの観光エリアをご紹介!
1.ムアンチエンマイ郡
ムアンチエンマイグンはチェンマイ県の首都にあたる場所で経済・文化の中心地でもあります。ムアンチエンマイ郡にはチェンマイ国際空港や鉄道があり、タイ北部の玄関口として重要な役割を担っています。ムアンチエンマイ郡で一番の観光スポットは、仏教寺院ワット・プラタートドーイステープです。ワット・プラタートドーイステープはタイ北部でもっとも美しい寺院とされており、また最も標高が高いところに建設されている寺院として観光スポットになっています。
ワット・プラタートドーイステープは標高1080mの場所にあるため、行くためには約350段の階段を登って行くか、ケーブルカーに乗って行くことになります。山頂からはムアンチエンマイ郡の街を一望できるので、絶景ポイントにもなっています。
2.ドーイサケット郡
ドーイサケット郡には、寺院であるワット・ドーイサケットやドーイサケット温泉があります。ドーイサケットは田舎といった感じで、とてものどかな場所です。ワット・ドーイサケットも小高い山の上に建設されています。いたるところに仏像が祀られているのですが、オススメは本堂に祭られている仏像で、5体の仏像がピラミッドのように祀られている姿は圧巻です。また本堂のいたるところに仏教に関する仏画が展示されているのですが、1つ1つが仏教の歴史、教えを表現されている画で神秘的です!
ドーイサケットには温泉もあります。チェンマイで一番人気の温泉はサンガムペーン温泉ですが、ドーイサット温泉は知る人ぞ知る場所なのであまり観光客がおらず、作りも簡素なためのんびり過ごすことができます。
3.サーラピー郡
サーラピー郡は歴史がある街で、1294年ごろに建設されたウィンエンクカームという都市が起源になります。サーラピー郡には当時の古代遺跡群がまだ残っており、その中で一番有名な寺院ワットチェディリアムがあります。ワットチェディリアムは白い四角錐の塔で大仏塔のように見えませんが各層にある窓のようなところに仏陀が祀られています。4面すべてにあるので、計60体の仏陀が祀られています。
サーラピー郡はムアンチエンマイ郡の隣に隣接しているため、チェンマイ市内から車で20分程度で行ける場所にあります。
4.メーオーン郡
寺院巡りだけでは物足りない方には、メーオーン郡がオススメです。メーオーン郡にはロッククライミングの聖地と呼ばれているクレージー・ホース・バットレスや、チェンマイで一番人気の温泉サンガムペーン温泉や洞窟があり、自然を楽しむことができます。クレージー・ホース・バットレスは名前の通り馬の形をした岸壁で、ロッククライミング好きの方にはたまらない場所になっています!
サンガムペーン温泉は日本の温泉とはちょっと違っていて、各個室に浴槽があるタイプや、宿泊施設のような一軒家の中にお風呂があるタイプ、温水プールタイプがあります。また、温泉エリアの中には源泉が噴水のように噴出している場所をみることができるので、そちらもぜひ見てみてください!
◎まとめ
ここまでタイバンコク、チェンマイの観光エリアについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?日本からチェンマイへの直行便の就航はありませんが、韓国を経由したり、バンコクを経由して行く路線は沢山あります。チェンマイはタイの第二の都市ということもあり、日本の会社が多く進出してきていることから日本人も沢山住んでおり、日本食料理店やデパートが沢山あるので、ショッピングも食事も心配することがありません。チェンマイに訪れた際は、ご紹介させて頂いた観光スポットにぜひ足を運んでみてください!