神が降臨した高千穂のパワースポット「秋元神社」で健康祈願

皆さんは高千穂という地名をご存じでしょうか？宮崎県北部の山地にあり、熊本県とも接しています。高千穂は天照大神が籠ったとされる「岩戸隠れ」や、その孫ニニギノミコトが降臨した「天孫降臨」など、様々な神様にまつわる神話の地があり、パワースポットも数多く存在している町です。その中でも心身健全のご利益があるといわれる、隠れたパワースポット「秋元神社」をご紹介したいと思います。秋元神社にはどのような魅力があるのでしょうか？

1. 天孫降臨の地、高千穂にある秋元神社とは

秋元神社は阿蘇神社の祭神、建磐龍命（たていわたつのみこと）が高千穂にある諸塚大白山に造ったと言われ、1683年に現在の地に移されたと伝えられている神社です。

拝殿は鬼が出入りするという鬼門(北東)の方向を向いて邪悪な気を抑え込んでおり、だからこそ秋元神社にはパワースポットとしての力があると言われています。ちなみにそこから鬼門の方向に線を伸ばすと日本本州を貫く直線となり、伊勢神宮と向き合う形になっていると言う諸説もあるんですよ。

アクセスは高千穂のバスセンターから車で約40分。公共の交通機関はないので車を利用します。秋元神社は山の上にある為すれ違いが難しい狭い道が多く、軽自動車など小型車で行った方が良いかもしれません。また高千穂から小型タクシーで行く事もできます。山奥である為、その分人の手が加えられていない自然の景色が圧巻です。

２.高千穂のパワースポット、秋元神社の具体的なご利益とは

高千穂は天孫降臨の地として伝わっており沢山のパワースポットがあります。旅行者の口コミなどで広まり、パワースポット巡りとして多くの芸能人が高千穂を訪れています。

中でも秋元神社は国常立尊、国挟土尊、豊斟淳尊の三神を祀っており、主神の国常立尊が国土・大地の神様である為、国土安泰や心身健全などにご利益があると言われています。健康祈願や穏やかな暮らしを祈願するには、秋元神社は最適の場所と言えるでしょう。

３.秋山神社の3つの魅力、高千穂の町にあるコーヒーもぜひ！

1つ目は鬼門の方向に建てられた拝殿をはじめとする「パワースポット」です。秋元神社の社殿裏には天高くそびえる岩山があり、かつて山伏が修行したという洞窟もあります。

2つ目は天孫降臨の地、高千穂諸塚山から長年かけて湧き出ている「神水」です。神水をペットボトルに入れておみやげとして家に持ち帰る人も多く見られます。高千穂の町には神水でいれたコーヒーも売られていますよ。

3つ目は秋元神社の「自然」です。高千穂の町から離れた山中にあるからこそ、あるがままの自然の姿が魅力の一つ。春には咲き乱れる草花に囲まれ、秋には秋元神社の御神木である銀杏が色鮮やかに境内を彩ります。

４.高千穂、秋元神社までのアクセス

秋元神社まで行くにはまず高千穂までたどり着かなくてはいけません。高千穂は熊本県と大分県に接しており、他県からもアクセスしやすい所にあります。バスは博多駅(約3時間30分)、熊本駅(約3時間)、延岡駅(約1時間半)から運行しています。

ただ博多駅、熊本駅はバスが1日数本しか出ていないので、路線バスとして運行している延岡駅が一番アクセスとして利用しやすいでしょう。熊本空港から向かうには一旦熊本駅に出る必要がありますので、熊本駅から出るバスの時間はチェックしておきましょう。

高千穂に着いたら秋元神社までは、更にタクシーまたはレンタカーでの移動になります。秋元神社は人の集落からも離れた秘境にありますので、車1台がやっと通れる道を進んだ先にあります。バスセンターから約40分です。

◎まとめ

秋元神社は高千穂の山奥にありますが鬼門を封じる拝殿、諸塚山から湧き出ている神水などパワーに満ち溢れており、苦労してでも訪れる価値ありです。また人の世界から離れた自然に囲まれ観光地としてもとても魅力ある場所です。神が降臨した高千穂にある秋元神社、是非訪れてみてください。

神が降臨した高千穂のパワースポット「秋元神社」で健康祈願