紅葉の名所16選!自然豊かな宮崎県で秋の風景を満喫しよう

画像出典:envision / PIXTA(ピクスタ)

紅葉の名所16選!自然豊かな宮崎県で秋の風景を満喫しよう

秋の宮崎はコスモスが有名ですが、九州山地の雄大な自然に囲まれた宮崎は、秋の旅行の醍醐味である紅葉スポットが数多く存在します。

宮崎は「古事記」や「日本書紀」の舞台とも言われ、その雄大な自然と合わさり、色とりどりの紅葉に囲まれたパワースポットはより一層神秘的です。宮崎県各地には温泉も点在しているので、見所は満載ですよ!

目次

紅葉の名所16選!自然豊かな宮崎県で秋の風景を満喫しよう

目次を閉じる

1. 紅葉の森をトレッキング!「えびの高原」

出典: ダグ / PIXTA(ピクスタ)

「森林浴の森百景」にも選ばれている、えびの高原。宮崎の雄大な自然が楽しめるトレッキングコースでは、約2時間ほどのコースで3つの火山湖を眺めることができます。紅葉の時期になれば、空の青と色とりどりの紅葉のコントラストが楽しめます。

体力に自信があれば、少し急勾配の坂を登り、白鳥山の山頂に行くのもオススメです。標高1,363mの山頂からは、紅葉の霧島山系だけでなく、桜島や熊本県と宮崎県の県境にそびえる市房山まで見渡せます。

火山湖である六観音御池や不動池の水は酸性が強く、コバルトブルーの美しい色です。紅葉の彩りと水の色が見事に調和します。トレッキングで紅葉を堪能した後には、疲れを癒せる足湯もあります。

2. 圧巻のモミジが出迎えてくれる「白鳥神社」

えびの市からえびの高原へ向かう道すがらにある白鳥神社には、鳥居の横に大きなモミジの木があり、紅葉の時期をむかえると真っ赤に染まり圧巻です。ぜひえひの高原に行く際に立ち寄りたい宮崎でも人気の紅葉スポット。

パワースポットとしても有名な宮崎~鹿児島の霧島山を囲む六つの神社・霧島六権現のうちの一社で、古い歴史を持ちます。日本武尊を祀り、勝負運にご利益がありますが、嬉しいことに旅行・交通安全のご利益もあります。境内もモミジが綺麗なので、道中の安全を祈願しながら散策するのもオススメです。ぜひ鳥居横のモミジだけでなく境内にも入ってみてください。

本殿の彫刻は江戸時代末期に彫られたもので、宮崎県と鹿児島県にしか存在しない珍しいものだそうです。お参りの際にはぜひ注目してみてください。

3. 高さ142m!照葉大吊り橋から絶景を望む「綾の照葉大吊り橋」

高さ142m、そして長さ250mの宮崎県が誇る世界最大級「綾の照葉大吊り橋」。大分県の「九重"夢"吊り橋」に次いで日本で2番目の高さなんです。

下が見えるように一部金網になっている、宮崎を代表するなんともスリル満点のスポット。これだけ高い吊り橋なので、眺めは最高ですよ。ちょっと足がすくみますが、勇気を出して吊り橋の中ほどであたりの景色を眺めてみてください。鮮やかな緑の照葉樹林帯の中に点在する色付いたモミジが一望できます。この宮崎の絶景を見ればきっと怖さも吹き飛ぶかとおもいます。

また、吊り橋を渡った先では約2kmの遊歩道があり、所要時間は40分ほど。森林浴を楽しみながら、上から下からモミジを見ることができます。また、綾町は宮崎県でも有数の温泉地でもあるので、立ち寄ってみてはいかがでしょう。

4. 神話の故郷「高千穂峡」

出典: ヨッケ / PIXTA(ピクスタ)

宮崎と言えば高千穂を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。天然記念物にも指定されている高千穂峡。真名井の滝は日本滝百選にも選ばれています。遊歩道から見る紅葉も見事ですが、ここでのオススメはなんと言ってもボート!落差17mの迫力ある滝と、色とりどりの木々を見上げるのは、高千穂峡ならではです。川の水も澄んでいるので、川に映る紅葉もまた見事。

また、さすがは神話の里・宮崎県だけあり、近くには神話にも出てくる玉垂の滝もあります。滝の周りに生した苔の緑に色付いた紅葉がとても良く映えます。また、おのころ池や月形など、神話に出てくる高千穂ならではのスポットにも紅葉の見所が多々あるのも、宮崎県の大きな魅力のひとつではないでしょうか。

5. 高千穂のパワースポット「高千穂神社」

1200年もの歴史があり、夫婦杉のご神木もあり縁結びのご利益でも名高い宮崎を代表する神社である高千穂神社。秋には境内のイチョウが黄色く色付きます。高千穂神楽では毎晩20時から神社境内にある神楽殿にて、高千穂に伝わる夜神楽が奉納されます。境内の明かりでイチョウが照らされる姿は幻想的です。

11月22日~23日に行われる夜神楽まつりでは、さらに遅くまで夜神楽を楽しめるので、神楽の見学がてら境内を散策するのも素敵です。紅葉と夜神楽を一緒に楽しめるのは宮崎ならではかもしれません。高千穂峡から遊歩道でつながっているので約20分ほどで歩いて来ることもできます。途中の槍飛橋のあたりでも紅葉が綺麗に見ることができるんですよ。急な山道になっている箇所もあるので、動きやすい服装がおすすめです。

6. 神話の里で見る紅葉!「天岩戸神社」

出典: グッチー / PIXTA(ピクスタ)

日本書紀や古事記の有名なエピソード、岩戸隠れ。宮崎は神話の舞台と言われています。スサノオの乱暴が原因で天照大神が隠れたと言われる天岩戸神社。高千穂エリアを巡るなら、ぜひとも訪れたい宮崎県を代表する神話スポットです。この境内には色とりどりのモミジを見ることができます。天照大神を岩屋から出すために舞った踊りが高千穂夜神楽の始まりと言われています。

毎年11月3日には夜神楽が舞われているので、夜の神社で境内の明かりに照らされた紅葉を見るのも趣きがあります。天岩戸神社から10分ほど歩くと、天照大神が天岩戸に隠れてしまった時に、八百万神が集まって相談をした天安河原があります。ここは石を積んで願い事をすると、それが叶うと言われているパワースポット。大切な人と一緒にお願い事をするのも楽しいですね。

7. 大パノラマを満喫「国見ヶ岳」

2011年のミシュランガイドで1つ星を獲得したこともある国見が岳。高千穂盆地の町並みから阿蘇山を一望できる大パノラマは圧巻です。特に秋の紅葉の時期には、運が良ければ壮大な宮崎の雲海を見ることができます。

雲海が見られるのは早朝。雲海がみられなくても朝焼けに染まる秋の山並みを見るだけでも綺麗なので、早起きをする価値はあります。高千穂中心地から車で10〜15分で行くことができるので、高千穂に宿泊していれば朝食前に行くことも可能。雲海が見られる要件のひとつに1日の寒暖差があります。宮崎県は暖かいイメージがありますが、防寒対策は万全にして行きましょう。

8. 紅葉の中を本格登山「祖母山」

魅力的な山が数多くある宮崎県。標高1,756mで日本百名山にも選ばれている祖母山は、原生林の山肌一面が紅葉で色付きます。モミジ、カエデやケヤキなど、色付く木々も多種多様なので、天然のグラデーションが楽しめます。本格的な登山になるので、ある程度の装備は必要。3時間程度のコースから山小屋泊まで、たくさんのコースがあるので難易度や予定に合わせて選ぶことができますよ。

9合目山小屋では、ビールの予約をすることができます。一面の紅葉に囲まれて飲むビールは格別なので、思い切って山小屋に一泊するのもオススメです。山小屋は素泊まり専門なので、紅葉を見ながらのキャンプ飯作りを楽しむ絶好のチャンス。宮崎での一味違った思い出になりそうです。

9. 懐かしい風景「去川の大銀杏」

薩摩街道にあるこの大銀杏は、なんと樹齢推定800年。幹の太さは約10m、高さ約40mもある立派な銀杏です。山里の風景が広がるなかにそびえる姿は圧巻です。薩摩街道は薩摩藩が江戸へ向かうための重要な街道でした。そのため、去川地区は関所や武家屋敷など、歴史的な見所が多くある宮崎県でも有数の歴史的スポット。二見家の武家屋敷も、ぜひ大イチョウと一緒に見学へ訪れてみてください。

史跡巡りや薩摩街道で、色付いた秋の里山散歩をするのもおすすめ。この大銀杏は夜間ライトアップされ、宮崎の山里の風景の昼とはまた違う華やかな姿も見ることができます。

10. 一日遊びつくそう!「すきむらんど」

小野湖周辺に広がるすきむらんどでは、広い敷地内で色とりどりの紅葉が楽しめます。散策には大吊り橋からの小野湖、ままこの滝の眺望や、食事や宿泊もできる「かるかや」の藁葺き屋根の懐かしい風景が見所です。また、紅葉の下でキャンプやBBQをすることができ、宮崎の紅葉を全身で楽しむことができます。駐車場の近くには温泉があるので、たっぷり遊んだあとにゆっくりと疲れを癒せます。

宮崎県小林市といえば、ユニークなPR動画でも注目を集めたのも記憶に新しいところ。ユニークさもさることながら、小林の美しい風景が強く印象的でしたが、すきむらんどではそんな宮崎の美しい自然や里山の風景が一度に見られる魅力もあります。

11. のんびりトレッキング「加江田渓谷」

宮崎自然休養林内にある加江田川沿いの遊歩道のトレッキングが楽しめる紅葉スポット。道中はなだらかなので、ゆっくりと紅葉や草花を楽しみながら散策することができます。駐車場から遊歩道の終点の椿山キャンプ場までは約8km。途中の見所や休憩所も多いので、体力やスケジュールに合わせて自由にコース設定ができるのも嬉しいポイントです。

まず最初の見所はひょうたん淵。その名の通り、ひょうたんの形に似ています。広河原休憩所では河原に降りることができ、夏なら水浴びもできちゃいますよ。紅葉の季節なら、川面に映る木々を眺めるのも格別です。

12. 見渡す限りの絶景「見立渓谷」

日之影川の上流にある見立渓谷は、秋には多くの人が集まる、宮崎県でも有数の人気紅葉スポットです。遊歩道入口の駐車場から、色付いたモミジが出迎えてくれます。遊歩道からは、時期によってはヤマメや鮎が釣れるほどの綺麗な清流と、そこに映る色とりどりの紅葉を見ることができます。

ここのもう一つの見所は、河原の奇岩。長い年月をかけて面白い形に削られた岩は、見ていて飽きません。河原の散策ができるので、お弁当を持ってきて紅葉を見ながらピクニックをするのも楽しいですよ。なにしろ、見渡す限り色付いた紅葉なのですから。宮崎県日之影町は、森林セラピーにも力をいれているだけあり、この見立渓谷ものんびり紅葉を眺めていると癒されます。

13. 石垣の村で寄り道「戸川地区」

戸川地区は、見立渓谷へ行く道すがらにある棚田百景にも選ばれている石垣の村です。南国の印象が強い宮崎県に、石垣や棚田はなかなかイメージにないかもしれませんが、九州ののどかな里山の風景が広がっています。

ここには民家が7戸しかなく、静かな時間が楽しめます。7戸の家すべてに石倉があり、石垣とともに素敵な風景が広がります。古い石垣は安政の時代にできたと言われ、棚田の耕作地も石垣でできています。一年中綺麗な景色でその表情を変えますが、とりわけ秋にはこの村を囲む山々が綺麗に色付き、紅葉を楽しむことができます。

駐車場も完備されているので、見立渓谷に行く際には歴史の詰まった石垣と紅葉を見に、ぜひ寄り道してみてください。

14. 紅葉の中でキャンプを楽しもう「鹿川渓谷」

出典: Oasis Miyazaki / PIXTA(ピクスタ)

ヤマメが生息するほど澄んだ清流の鹿川渓谷は、色とりどりのモミジとカエデのコントラストがとても綺麗です。鹿川渓谷入り口から約2kmほどで、宮崎県有数のキャンプスポットである鹿川キャンプ場に着きます。ナラやケヤキ、モミジなどが色付いて青々としたアカマツを背景に映えます。

鹿川キャンプ場にはバンガローやオートキャンプの宿泊ができるエリアから、日帰りでも楽しめる炊飯棟やフリーエリア、遊具広場、休憩所があります。紅葉を楽しみながらアウトドアを楽しめる盛りだくさんなスポットです。遊具広場があるのは家族連れには嬉しいところ。渓谷の入り口に駐車場ももちろんありますが、オートキャンプ場を拠点にし宮崎の自然を満喫しながら散策しても楽しいですよ。

15. 日本庭園でモミジ狩りもできる「青井岳自然公園」

青井岳自然公園は、地元民に人気の紅葉スポット。キャンプ場で川沿いの色付いた森を眺めながらアウトドアを楽しむのも魅力ですが、青井岳荘にある日本庭園でモミジ狩りをしながら散策するのもオススメです。

ここはキャンプ場だけでなく、青井岳荘にも宿泊することができます。温暖な宮崎県ですがこの時期は肌寒いので、紅葉の大自然の中でのんびり一晩過ごしたいけど、本格的なキャンプはちょっと…と思う方でも安心して泊まることができますよ。レストランもあるので、気楽な高原リゾートとしても利用が可能。

また、宮崎駅からはバスで1時間ほど。鉄道やバスも多く気軽に行くことができます。車を運転しない方にも嬉しい宮崎の紅葉スポットです。

16. 紅葉の中をドライブ「五ヶ瀬渓谷」

出典: アルバトロス / PIXTA(ピクスタ)

日本一星が綺麗に見えることで知られている宮崎県五ヶ瀬町ですが、秋には綺麗な紅葉を見ることができます。五ヶ瀬川の源流に位置する五ヶ瀬渓谷。川沿いには国道が通っていて、紅葉の中をドライブすることができるんですよ。

車窓から見る紅葉も素敵ですが、国道から2kmほど入ると、落差60mもある白滝の紅葉が出現。滝が白い糸のように流れる姿と苔の緑、紅葉の赤や黄色のコントラストが美しく見応えは抜群です。滝のすぐ手前に駐車場があるので、気軽に絶景を楽しむことができますよ。また、11月3日にはこの国道沿いで白滝もみじ祭が開催される予定で、つきたてのお餅やヤマメの塩焼きが食べられるそうです。宮崎の渓流でお祭というのも楽しそうですね。

◎まとめ

宮崎県の紅葉スポットは、常緑樹の中に点在する色付いた木々が綺麗です。南国ならではの風景かもしれません。宮崎県は温暖なイメージから、海の見所が真っ先に浮かんできますが、神話の里高千穂や霧島など、山々の風景がとても綺麗です。大自然の中にはキャンプ場や宿泊施設も点在しているので、旅の計画も立てやすいかと思いますよ。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

skyticketならこんなにおトク!

最新の宮崎行き格安航空券

宮崎でおすすめの記事

宮崎のアクセスランキング