旅行の楽しみには色々ありますが、中でも女性に多い答えはショッピング。特に海外へ行くときには、つい免税店をのぞいてみたくなりますよね。品物自体への興味もさることながら、欲しいものをいかにお得にゲットできるかという点でも、免税店は人気があります。
今日はそんな方たちに、週末に行ける海外としてリピーター人気の高い台北の免税店を、賢く利用するための情報をお届けしましょう。
目次
台北の免税店をもっとオトクに賢く利用するための注意事項をご紹介！
1.台北の免税店はどんなところ？
台北の免税店（DFS）は台北市内に1店、桃園国際空港と松山空港にそれぞれ1店ずつあります。品揃えについて、松山空港はブランドの種類があまり多くありません。
台北市内にある免税店で買物をする場合に注意すべきことは、実際の品物の受け渡しが空港になることです。少なくとも出国便の半日前までには買い物を済ませておくようにしましょう。市内と空港にある免税店との価格にはほとんど差がないので、空港で買い物時間が取れるような場合には空港の方が便利です。但し、ブランド品以外のお土産や民芸品などは、空港の方が少し高い傾向があります。
2.エバーリッチ免税店
台北市内唯一の政府公認免税店が「エバーリッチ」。松山空港に近い復興北路と民権東路の交差点近くにあり、MRT中山国中駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
入り口を入ると直ぐに下りのエスカレータで地下へ。そこには空港でよく見るような広々とした免税店の空間が広がっています。高級ブランド品から酒、タバコ、パイナップルケーキなどのお土産品まで何でも揃っています。
ここでは試食サービスも行われており、食品は自分で味を確認できますよ。お茶のコーナーでは試飲もOK。何度でも快く応じてくれますので遠慮せずに頼みましょう。さらにここでは両替サービスもやっていますので、パスポートがあれば不足しそうな現地通貨を補充することもできます。
3.免税店以外にも、免税制度が！
皆さん知ってますか？台北では免税店以外でも免税措置が受けられることを。実は台湾では、営業税という形で付加価値税が商品価格に上乗せされています。しかし、海外旅行者は、この付加価値税（価格の5％）を還付してもらえるのです。
ただし、条件があるので注意しましょう。
（1）付加価値税還付制度が出来るお店（TRS）で購入する
（2）同じ日に同じ店で、税込合計NTD2000以上購入する
（3）購入日から30日以内に商品を携帯して出国する
以上の3条件です。
税金還付手続きは空港で、購入品を提示して行います。従って手荷物で預けられない大きなものを買った場合は、チェックイン前に手続きを済ませるよう注意しましょう。
4.具体的な免税手続き（付加価値税還付）
では税金還付手続きについて、具体的にご説明します。
市内のデパートや大型店、ブランドショップなどはほとんどTRS（Tax Refund Store）認定を持つお店です。購入商品を決めたら、店員に税金還付を受けたい旨を告げ、パスポートを提示しましょう。すると、「外籍旅客購買特定貨物退税明細申請表」と「公式領収書」が発行されます。これらを持って、売り場とは別の「退税専用カウンター」に行き、申請書に署名した後、レシートに「TRS」「可退税貨物」というスタンプを押してもらいます。購入額がNTD20000以下の場合は、購入したお店の退税専用カウンターで即日還付金を受け取ることができます。
帰国当日、空港の「海關及外籍旅客退税服務台」と表記されたカウンターにこれらの書類を提出し、返金してもらいます。還付金はNTDです。なお、開封してしまうと還付の対象外になってしまうので、手続きが終わるまで開封しないように注意してください。
◎まとめ
台北の免税店情報や免税手続きについての注意事項等をまとめてみました。欲しいものをよりお得に買えたりすると、旅は一層楽しいものになります。短期滞在が主流の台北観光では、事前に情報を頭に入れて時間を有効に使うことことが大切。この記事を参考にしていただき、より一層お得に旅行されることを願っています。
