名称:台北駅
住所:台北市中正区黎明里北平西路3
公式・関連サイトURL:台北市北平西路
高鐡こと台湾高速鉄道(新幹線)を始め、地下鉄や高速バス等台湾におけるあらゆる交通の起点となっている台北駅。実は、乗り物に乗らなくても大変楽しめる場所です。東京駅を観光スポットとして訪れる人がいるように、台北駅も知る人ぞ知る穴場観光スポット。ショッピングあり、グルメあり、周辺にも見所が一杯。今日はそんな台北駅の魅力をまとめてご紹介いたしましょう。
目次
台北のメインステーション!台北駅は電車に乗らずとも行く価値有り !!
1.台北駅とは?
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台北駅の外観は、巨大な真四角でとてもどっしりとした建物。地上6階、地下2階建てで、3階から6階まではオフィス、1-2階が商業施設で地下は改札口や地下街と繋がっています。内部の中心は吹き抜けになっており、天井はガラス窓なので、太陽の光が降り注ぎます。こんなに広いフリースペースが駅の中にある光景は、日本ではなかなかお目にかかかれません。台北駅舎は特に歴史的な建造物と言う分けではありませんが、吹き抜けの開放感と空間デザインが素晴らしく、ここを見に来るだけでも価値がありますよ。さすが台湾を代表する台北駅、外せない記念撮影スポットです!
2.台北駅でショッピング
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台北駅の1階には、台鉄や高鉄の切符売り場、自動券売機、觀光案內所、台鉄案内所、台鉄当直駅長室等の他、中心にある広場の周囲には様々なお店があります。
お茶屋さんを始め、お土産などを売る店が多く、ここに来るだけで台湾のお土産がほとんど揃うほど。パイナップルケーキだけでもかなりの種類があります。又、鉄道ファンならぜひ覗いてみて欲しいお店が、「台鐡夢工場」という鉄道グッズのお店。様々なグッズが並んでおり、子供のお土産にも良いかもしれません。1階には駅弁の「台鐡弁当本舗」が。日本のものとはちょっと違う、名物の台鉄排骨弁当を味わってみるのはいかがでしょうか。2Fのフードコートで食べられますよ。
3.台北駅のグルメ
台北駅の2階には、大きなフードコートを始め、吹き抜けを取り囲むようにレストラン街が有ります。
日本食のレストランもいくつかありますが、驚いたのは、日本でもあまり店舗数がまだ多くない天丼の有名店”金子半之助”がある事。日本橋の三越前にあるこのお店の本店にはいつも長蛇の列が出来ていますが、ここ台北駅店でも1階にまで続く長い列。台北でも大変人気があります。
フードコートには擔仔麺や小龍包を始めとして様々な台湾グルメがありますが、中にはここで駅弁を食べている人もいます。駅の見学に疲れたら、思い思いのスタイルで自由に利用できるフードコートで台湾フードを戴きながら休憩をしてみてくださいね。
4.台北駅周辺の観光スポット
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台北駅の見学が終わったら、周辺にも足を延ばしてみましょう。直ぐに歩いていける場所だけでも、いくつか観光スポットが有ります。
まず、台北駅から歩いておよそ10分で行ける国立博物館。228和平公園の中にある、日本統治時代からの古い建物です。重厚な大理石でできた博物館は1908年(明治41年) 、当時の台湾総督「児玉源太郎」と民政長官「後藤新平」を記念して建てられたもので、台湾最古の博物館です。
もう一つは、台湾総統の官邸、総統府。日本時代の1919年に建てられたルネッサンス様式の赤レンガ造りの建物は第2次大戦の爆撃で損壊しましたが、その後修復され、百年近く経った今も台北の中心として威容を誇っています。
◎まとめ
台北駅を丸ごとご紹介してみました。新幹線に乗る等しない限り、わざわざここを訪れる観光客はそう多くはありません。しかし、台北駅の威厳のある外観や内部の迫力ある巨大スペースは一見の価値ありです。ショッピングやグルメも揃っており、ここだけで一日遊べるような場所。まだ行ったことが無い人は、是非次の台北旅行では予定に入れてみてくださいね。