士林で茶葉料理が食べたくなったときに行きたいお店をご紹介します！

台湾へ旅行に来たら食べてみたいものの一つが茶葉料理。90年代に入ってから、茶葉料理は台湾で健康食として人気を呼び、多くのレストランができました。お茶の風味を引き出す料理法や新メニューが次々と登場し、台湾の人だけではなく観光客にも人気となっています。

残念ながら、士林エリアには茶葉料理の専門店が多くはありません。ここでは、台湾各地に店舗を展開している茶葉料理のカジュアルレストラン「天仁喫茶趣」と、台北で最高級の茶葉料理を味わうことができると言われている「竹里館禪風茶趣」をご紹介します。

1. 天仁喫茶趣

1953年に台湾南部の岡山で創業した天仁茗茶は、日本の横浜のほか、アメリカやカナダ、オーストラリアなど世界各国に店舗を構え、世界的に有名な茶葉のブランドとして知られています。その仁茗茶が手掛けるレストランが天仁喫茶趣。台湾各地に店舗がありますが、中山店は士林駅のすぐ近くにあります。

天仁喫茶趣は、天仁茗茶が扱う茶葉を使った創作ドリンクや創作茶葉料理がリーズナブルな値段で楽しめ、いつも多くの人で賑わっています。幅広い年代の人に気軽にお茶を楽しんでもらおうと、従来の茶芸館とは異なるカジュアルな雰囲気の店づくりをしているのも、天仁喫茶趣の特徴！カフェのように気軽に立ち寄れるのが嬉しいですね。

お茶屋さんだけあって、当然ながらお茶のメニューが豊富！高級茶もティーパックで手軽に飲むことができますよ。またオリジナルのタピオカミルクティーやお茶粉末とオレンジなどを合わせたドリンクも人気です。そして、お料理のほとんどに茶葉が使われていて、手軽に茶葉料理が楽しめるんです。一般的に茶葉料理は高級というイメージがありますが、ここでは牛肉のクレープ巻きや茶葉天ぷら、小籠包など、茶葉料理を手軽にいただくことができます。ワッフルなどのデザートもありますよ。

2. 竹里館禪風茶趣

士林地区からは少し遠いのですが、茶葉料理で有名な「竹里館禪風茶趣」もおすすめです。竹里館はお茶の精神を大切にしているレストランで、店内には茶道具や貴重な老茶が飾られていて、いるだけで心が落ち着くようなお店です。お店で煎った様々な茶葉を組み合わせた茶葉料理が楽しむことができ、台湾茶の文化を堪能することができますよ。

竹里館では、北京の宮廷料理を学んだシェフたちが、腕によりをかけて作った茶葉料理の数々を味わえます。おすすめは「茶葉風味套餐」というセットで、前菜やメインから、ご飯、デザートに至るまで、料理のこととごとくが茶葉尽くし！重発酵の雲南紅茶に漬け込んだスペアリブや、中発酵の果実の香りがする台湾鉄観音を使った燻製、花蓮産の香り米を使って作られた牛蒡飯など、どれも洗練された美味しさです。

このお店は、台湾の著名人や政治家も利用するほどだとか。サービスにも定評があり、気持ちよくお食事が楽しめます。美味しいお料理とともに茶の文化を大切にした店内の内装もぜひ楽しんでくださいね。台北に来たら、竹里館禪風茶趣で茶葉料理をご堪能下さい。

◎まとめ

台北の士林には茶葉料理のお店は少ないのですが、台北の他のエリアには茶葉料理のお店がいくつもあります。とくに永康街や猫空には雰囲気の良い茶芸館があるので、台北に来たらぜひそれらのお店も訪れてみてください。

また、台北には多くの茶葉専門店があり、茶葉をお土産にするのもおすすめです。

士林で茶葉料理が食べたくなったときに行きたいお店をご紹介します！