金海(キメ)国際空港から、釜山市内へのアクセスには、リムジンバス、タクシー、そして鉄道・金海軽電鉄が利用できます。金海軽電鉄は英語で、「Busan Gimhae Light Rail Transit」で「BGL」と略してよばることもあるようです。2011年9月に金海軽電鉄が開通。それまでは、金海(キメ)国際空港から釜山市内への移動はバスかタクシーでしたが、移動方法が増え、より便利になりました。
今回は、金海(キメ)国際空港から金海軽電鉄を利用した釜山市内へのアクセス方法をご紹介します。
目次
金海国際空港から金海軽電鉄で釜山(プサン)市内へのアクセス、鉄道利用方法
鉄道・金海軽電鉄の概要
鉄道・金海軽電鉄は、金海(キメ)国際空港から釜山市内や金海市の中心部「伽倻大(カヤデ)」などを結び、バスやタクシーよりも料金がリーズナブル、そして、時間が正確なことから釜山の人々や外国人観光客にも人気のある便利な交通手段です。また、地下鉄ではなくモノレールのように高架を走るため、釜山の風景を見ながらの移動ができます。
無人運転システムが採用され、車両種類は2両1編成。21駅あり、23.9kmをつないでいます。金海(キメ)国際空港から釜山市内へは、金海軽電鉄の終点「沙上(ササン)駅」で、釜山地下鉄2号線に乗り換えれば、西面(ソミョン)、センタムシティ、海雲台(ヘウンデ)などへ行くことができます。
金海国際空港から鉄道・金海軽電鉄の利用方法
それでは、金海国際空港から鉄道・金海軽電鉄の利用方法をご紹介していきます。
金海国際空港ターミナルから案内板に沿って進み空港を出て、徒歩約5分ほどで金海軽電鉄の駅が見えてきます。空港のそばに高架があり線路が通っているので、わかりやすいのではないでしょうか。また、空港内の表示も見やすいので特に迷うこともなさそうです。
切符の購入は?
駅に到着すると自動券売機が設置されていて、日本語を選ぶことができるので非常に助かりますね。券売機スクリーンに表示される目的地(駅名)をタッチし、乗車券の種類、枚数を選択、乗車料金を投入すると、トークン(コイン)が出てきます。このトークンで乗車できます。
※釜山では、「ハナロカード」「マイビカード」という交通カードがあり、金海軽電鉄利用時にも使用可能、カードチャージ機も設置されています。また、ソウルなどで購入できる「T-moneyカード」も利用できるそうです。
乗車方法は?
日本と同様、自動改札機があります。改札を通るときに購入したトークンを改札機にタッチさせて入ります。交通カードを持っている場合には、同じように改札機にタッチさせます。改札を通ったら、駅のホームへ行きます。すべての駅でホームは地上にあり、スクリーンドアもあり安全性を感じますね。電車が来たら、スクリーンドアが開くのをまって、順序良く乗車してください。
金海軽電鉄は無人の電車なので運転席がありません。少し不思議な感じかもしれませんね。目的の駅についたら下車、自動改札機でトークンを回収口へ投入。交通カードは乗車時と同様、自動改札機にタッチさせます。
金海国際空港から鉄道・金海軽電鉄で釜山市内へのアクセス方法
観光客にも人気のある「西面」などの釜山市内中心部へ行く場合は、「沙上駅」で釜山地下鉄2号線に乗り換えます。鉄道・金海軽電鉄「沙上駅」と釜山地下鉄2号線「沙上駅」の改札間は、徒歩で約5分程度です。2つの駅の間に連絡通路がありますのでわかりやすいでしょう。また、乗車券は金海軽電鉄と釜山地下鉄2号線、それぞれで購入が必要となります。もし、交通カードを利用する場合には、地下鉄やバスなどのからの乗り換え割引きがあります。(※下車後30分以内の乗り換えに限る)交通カードを利用すると、便利で割引もあるのでうれしい特典ですね。
運賃は、区間により異なりますが、1区間1回券、一般の料金は、1300ウォン、2区間の場合は1500ウォンです。子供、青少年は割引となっています。
◎まとめ
いかがでしたでしょうか。金海国際空港から金海軽電鉄の利用方法、釜山市内へのアクセス方法。交通カードを使えば割引があり、日本語も選べる自動券売機の設置など、特に難しいこともないように思います。釜山に行かれた際には、地下鉄、電車をうまく利用して、渋滞のない、快適な移動、そして、観光やお買い物を存分に楽しんできてください。