食べて・遊んで・癒されて！都城市のオススメ観光スポット8選

宮崎市に次ぎ、宮崎県内第2の人口を擁する都城市。訪れる者の心に癒しを与えてくれる美しい自然と、豊かな土壌が育む美味しい名産品の数々が自慢の町です。アクティブに楽しめるレジャースポットなど、見どころの多い観光先として、近年人気を集めています。おひとり様でグルメやパワースポット巡りをするも良し、カップルでワイナリーや温泉巡りを楽しんでも良しです。また子供連れで、滝や牧場などのレジャー巡りをするのもオススメ！都城市には誰もが楽しめる観光スポットにグルメがたくさんあります。今回はそんな都城市のオススメ観光スポット&グルメを8選を紹介します。

1. 都城焼き肉三昧舟盛り御膳

都城市に来たら観光に出かける前に、まず「都城焼き肉三昧舟盛り御膳」で腹ごしらえ！「都城焼き肉三昧舟盛り御膳」とは、地元で生産された牛・豚・鶏の三種類のお肉と、同じく地元産の新鮮な野菜を舟盛りにした、自分で網焼きにしていただく焼肉御膳です。実は都城市は、牛・豚・鶏の畜産業が盛んで、いずれにおいても産出額が日本一なんですよ。

こだわりの小鉢料理もセットになっている他、「都城焼き肉三昧」というネーミングにちなんで、タレも三種類ずつ用意されている豪華セット。ご飯が進みそうな御膳ですが、このお米ももちろん都城産です。また、焼肉に使用する七輪も、地元の新燃岳の炭を使用したものというこだわりっぷりなのだとか。

この焼肉御膳には、地元産の素材を使用するという決まり以外にも定められているルールがあります。中でも面白いのが、替え玉ならぬ「替え肉」システム！まるで同じ九州・博多のラーメン「替え玉システム」を彷彿とさせますね。観光しながら都城の魅力を感じつつ、観光客を楽しませるエンターテイメント性の高い都城グルメです。

2.高千穂牧場

都城市観光でオススメしたいのが高千穂牧場。家族旅行でもカップルの観光でも楽しめる観光スポットです。こちらは大人も子供も入場料無料！なので、大きな公園のように時間や予算を気にせず、みんなで楽しむことが出来ます（体験料等別途料金要）。牛や羊などと触れ合えたり、日によっては乳しぼりやバターづくりなどの体験も行われているので、たっぷりと観光できますね！

牧場内にある売店では、高千穂牧場ならではのフレッシュなミルクを使ったソフトクリームを楽しむこともできます。チーズ、ソーセージやハムなどの販売も行っているので、牧場観光せずにお土産を買いに来るだけでも良いでしょう。ちなみに、高千穂牧場は駐車料金も無料です（2018年9月現在）。

3.多田りんご園

りんごと言うと、青森など東北地方をイメージするかもしれませんが、実は九州でもりんご栽培が行われているんです。ご存じでしたか？多田りんご園は、南九州では珍しいりんご狩りが出来る観光農園。ぶどう狩りや梨狩りも行われており、南九州のジューシーな味覚を楽しめます。もちろん、自ら狩り取らなくても直売所で購入できますよ。

こちらの農園は西都城駅からバスで10分、宮崎道都城ICから車で20分とアクセスも良好です。豊かな土壌と、農園主の多田さんの愛情をたっぷり受けて育ったりんご。「日本最南端のりんご農園」というだけでも訪れる価値アリの観光スポットです。

シーズンオフの時や、逆に特に秋のシーズンは多田農園の美味しいりんごを求める人で溢れている可能性もあるので、観光前の電話予約もお忘れなく。

4.都城市立美術館

都城市の観光で美術館を訪れてみてはいかがでしょうか？都城市市街地にある「都城市立美術館」。地元、都城市にゆかりある作家の作品をはじめ、国内外の作家の作品を所蔵しています。その内容は日本画、写真、書など幅広いジャンルです。

中でも美人画を得意とする都城市出身の日本画家、益田玉城の作品はこの美術館の目玉。帝国美術院展覧会に出品した「姫街道」や、「大井川」「現代隅田川風景」など、代表作を鑑賞できますよ。ちなみに常設展は無料です（2018年9月現在）。

1年を通して企画展も多数開催しています。都城市を観光する時はHPもぜひチェックしてみてください。

5.都城ワイナリー

都城市に日本最南端のワイナリーがあります！宮崎自動車道の高原ICから車で約30分の「都城のワイナリー」です。霧島山麓は昼夜の寒暖差が大きく、香り高い葡萄でできたワインは絶品！ワインも購入でき、観光で工場見学もできますよ（要予約）。もちろん試飲も可能です。

都城ワイナリーのワインには「オモイカネ」「アメノウズメ」など、どれも高千穂にまつわる神様の名前が付けられていてとてもユニーク。お土産として渡せば会話も弾むこと間違いなしです。訪れた観光スポットでの思い出を振り返りながら、前述の高千穂牧場で購入したチーズやハムとともに、じっくり都城ワイナリーのワインを味わってみてはいかがでしょう？

6.関之尾滝

「関之尾滝（せきのおのたき）」は高さ18mにも及ぶ大滝と、男滝、女滝の3つからなっていて、それぞれが神秘性と力強さが同居する美を生み出しています。都城を訪れたからには見て帰りたい観光名所の一つです。吊り橋から関之尾滝を眺めれば、水しぶきを吹き上げる関之尾滝を間近に感じることができるでしょう。夏季はライトアップが行われていて、ロマンティックな関之尾滝を拝むこともできますよ。

滝だけではなく、川の上流に広がる「甌穴(おうけつ)」もぜひチェックして頂きたい観光ポイント。甌穴とは川の流れの浸食によって出来た穴のことで、今もなお形成を続けています。最大幅80ｍ、長さ600ｍで世界でも珍しい甌穴群です。ちなみに、甌穴群はその規模の大きさから国の天然記念物にも指定されていて、その格の高さを感じさせる壮大さで訪れる観光客を魅了しています。

7.関之尾　緑の村

関之尾滝の近くには「関之尾　緑の村」というキャンプ場があります。甌穴を見ながら川沿いに歩いていくと、緑の村キャンプ場にたどり着きます。都城市の観光でアウトドアを楽しみたいなら、こちらに宿泊して自然に囲まれて過ごすのはいかがでしょう？

キャンプ場には宿泊レジャー施設が充実しており、自炊可能な台所やお風呂、冷蔵庫に冷暖房まで完備されたのケビンが10棟用意されています。また、トイレと洗面所も設置されており、バンガローもあります。近くにある自然活用センターではそば打ち体験やフラワーアレンジメントなどのイベントも行われているので、運が良ければキャンプ中に文化体験ができるかもしれません。

夏休み期間中には新鮮な地下水を利用したプールも利用でき、「ソーメン流し」などワクワクするイベントも実施！特にお子さんは大喜びすること間違いなしの魅力的な観光スポットです。

8.かかしの里ゆぽっぽ

都城市の観光でお湯を楽しみたい！という人のために、最後に温泉施設をご紹介します。観光で疲れ切った体を癒すなら、「かかしの里ゆぽっぽ」がオススメ！「かかしの里ゆぽっぽ」は、壮大な霧島連山を眺めながら湯を楽しめる温泉として有名です。「びじにゅ」と呼ばれ、つるつるした肌ざわりが特徴なんですよ。

その中でもオススメなのが家族湯。ゆぽっぽの家族湯は全部で12室あり、その全てが源泉かけ流し。利用者が入れ替わるたびに全部お湯を捨て、また新たにお湯を入れ直しているというからなんとも贅沢！当日であれば電話で事前予約も可能ですが、浴室はどれも内装が違うのでどの客室に当たるか楽しみにして観光するのも面白いかもしれません。

◎まとめ

雄大な自然と豊かな土壌が生んだ美味しい名産品、それと暖かい太陽。都城市にある観光スポットとグルメの数々は、観光に訪れる人々が宮崎に抱くイメージを完璧に満たしてくれます。都城はちょうど宮崎県と鹿児島の中間地点にあるので、鹿児島旅行に行った際に立ち寄るのも良いかもしれません。宮崎空港からも鹿児島空港からも同じ位の距離なので、美しい景色を眺めながら車で訪れるのもオススメ！ぜひ都城を訪れて、その豊かな食資源とカルチャーを思う存分楽しんでください。

食べて・遊んで・癒されて！都城市のオススメ観光スポット8選