釜山で愛され続ける冷麺を南浦洞で！おすすめ冷麺店を紹介！

釜山の夏を代表する料理といえば冷麺です。郷土料理として親しまれる冷麺は、釜山に訪れたら一度は食べたいでしょう。そば粉やでんぷんを使う韓国式冷麺とは少し違い、釜山の冷麺は小麦粉を原料としているので日本人にも親しみやすいようです。そこで今回は釜山の繁華街・南浦洞にある、おすすめしたい冷麺のお店を紹介します！

1.元山麺屋

約50年以上の歴史を持つ元山麵屋は、平壌式冷麺を出す人気のお店です。初代店主が北朝鮮の元山出身で、1953年から初代のふるさとの味を受け継いでいます。このお店では、平壌式水冷麺と咸興式のピリ辛のビビン冷麺の2種類が味わえます。麺もそば粉を使った歯ごたえの強いものですよ。

特にスープは好評。牛肉、豚肉、鶏肉、そして10種類以上の野菜を数時間煮込んだ淡泊なもので、歯ごたえのある麺との相性も抜群です。卓上に置いてある暖かいユッス（スープ）は、濃厚で美味しいですよ。このユッスのスープを使ったマンドゥスープもおすすめの逸品です。

2.ジョントンスッミルミョン

ジョントンスッミルミョンは、漢方を使って作るスープとよもぎの麺を使った冷麺を提供しています。よもぎは消化によく、胃腸の病にも効果があるといわれているので、韓国グルメを食べ過ぎた時にはおすすめですよ。

スープには豚や牛の骨だけではなく、たくさん入った野菜や漢方薬に使われている薬草も入っていて、10日間ほど煮込みます。そして、不思議なことに漢方の臭みは全く感じません。よもぎ汁を入れてもしっかりとした歯ごたえのある麺と、奧深い味わいもある透明で美しいスープとのコラボは絶妙です。学生の街にあるので、栄養満点な上にリーズナブルな値段で提供されています。

3.ハルメカヤミルミョン

ミルミョンと聞けば、「釜山の冷麺の老舗」とすぐに回答が返ってくるほど、南浦洞でも有名なお店です。店内は200席を誇る広さですが、夏にはこのさっぱりとした冷麺を食べる人で行列ができています。

モッチリとした小麦粉麺は、コシがあってスルっとした食感です。漢方が香るスープは牛骨で出汁を取り、奥深いコクがありながらさっぱりとした味わいです。上にのった激辛の薬味ダレを混ぜて食べますが、これを除けばお子さんでも食べられますよ。卓上の酢とからしを好みで使うと味の変化も楽しめます。ぜひ食べにきてくださいね。

4.ハルメチッ（南浦洞）

ハルメチッは2代続くグクス（素麺）のお店。開業から50年この街で親しまれている老舗中の老舗店です。先代がエプロン姿でお客さんの前に出るのは失礼だということで、カウンター式に改装されました。今でもカウンター席はお客さんで賑わっていますよ。夏は冷たいグクス、冬は暖かいグクスがいただけるのも嬉しいですね。

人気のメニューはエイの刺身がのったフェグクス。シンプルなトッピングでキャベツの千切りとわかめ、サニーレタスがのっています。見た目よりかなり辛いので、シャキシャキの新鮮野菜を混ぜていただくとちょうどいい辛さになります。麺は小麦粉で作られているので、スルスルっと食べられますよ。アルミの丼で提供されるのもユニークです。

◎まとめ

南浦洞にある冷麺のお店の紹介はいかがでしたか？夏にはさっぱりと冷麺を食べたい方も多いと思います。今回紹介したお店は、南浦洞でも名店といわれるお店ばかりです。歯ごたえがあり喉ごしのよい麺は、牛骨だしでとったスープとよく合い、一度食べたらやみつきになること間違いなでしょう。南浦洞で、市民に愛されている老舗店の冷麺を思う存分に味わってくださいね！