台湾人も日本人もやっぱり麺が好き！信義周辺のおすすめ店4選

プランナーの都市計画に沿って発展した信義区。台北101や世界貿易センター、三越デパートなどの高層ビルの足元に遊歩道や緑あふれる公園が広がる、台北の中でも特に美しい地区です。

そんな計画都市にも、やっぱり欠かせないのが台湾グルメ。食べることが大好きな台湾の人たちの舌を唸らせるお店がたくさんあるんですよ！そのなかでも今回は、日本人にもおすすめの麺料理のお店をご紹介します。

1. 江蘇老趙刀切麺

信義路に広がるB級グルメの宝庫「信維市場（シンウェイスーツァン）」の一角に位置する「老趙刀切麺」のおすすめは、じっくりと煮込んだプルプルの豚足が入った豬腳麺。調理場で注文と支払いを済ませたら、テーブルで待ちましょう。

最初は男性のこぶし大ほどもある豚足に驚いてしまいますが、一口食べるとその柔らかさにうっとり！見た目ほど味も濃くなくあっさりしているので、最後まで余裕で食べられてしまいます。豬腳麺は汁のない麺なので、汁気のある麺が食べたい方は王道の牛肉麺もおすすめですよ。どのメニューも大と小がありますが、小でもボリュームがあるので、注文時は器の大きさを確認した方がいいかもしれません。

2. 晶華冠軍牛肉麺坊CBN

CBN（チャンピオンビーフヌードル）を店名に掲げるお店「晶華冠軍牛肉麺坊」は、ホテルリージェント台北がプロデュースする牛肉麺の店。ホテル本店の牛肉麺は、2012年の台北牛肉麺コンテストで見事グランプリを勝ち取り、その信義店が2015年にオープンした「微風信義店」の4階に入っています。普段は庶民の味の代表といわれる牛肉麺ですが、ここまでくると本格的なグルメといっても過言ではありません。

なかでもおすすめは、やっぱりグランプリを獲得した清燉牛肉麺。透き通るほどのあっさりスープに、牛肉や野菜がたっぷり乗った、身体にも優しいボリューム満点のメニューです。たまには普段とは少し違う、贅沢な牛肉麺もいいですね。

3. 奇福扁食

台中で100年近く続く奇福扁食が、永康街にオープンしたのが1990年代のこと。今では永康街の顔ともいえる有名店となりました。

奇福扁食の1番人気は、鮮蝦扁食麺。日本でいう海老ワンタン麺です。ワンタンを一口噛めば、口の中にしっかりとした海老の風味が広がります。少し加えられたお肉の旨味もあいまって、他では食べることのできない味わいが、地元民の間でも大人気となっています。余裕があればオーナーさんが話しかけてくれる、アットホームなお店です。

そのほか金魚扁食という面白いワンタンメニューがありますが、中身は魚のすり身、海老、カレイの干物など。余った皮の付いたワンタンが、スープの中を泳ぐ金魚のように見えることから、この名前がついたそうです。

4. 鼎泰豐

言わずと知れた名店「鼎泰豊（ディンタイフォン）」が、ここ信義にも出店しています。世界中に小籠包の名を知らしめた鼎泰豊ですが、実は麺類のおいしさも侮れないんですよ！中でもおすすめなのが牛肉麺です。

鼎泰豊の「紅焼牛肉麺」は、ダシの効いた醤油ベースのスープに、きちんと歯ごたえを残した牛肉が乗った、地元の人たちにも一目置かれる牛肉麺。若干細麺なのが特徴で、醤油ベースなので日本のラーメンに近からず遠からず、といったところでしょうか。他にも鼎泰豊が得意とするワンタンの入ったワンタン麺や、激辛通に大人気の紅油燃麺など、麺メニューも充実しています。ぜひ小籠包と一緒にお試しあれ！

◎まとめ

今回は、信義周辺でおいしい麺類を食べられるお店を4つご紹介しました。ご飯としてがっつり食べるも良し、小吃としてちょこっと立ち寄ってみるも良し。

ご紹介したお店はピーク時には行列ができることもままありますが、並んで食べるだけの価値がある名店ばかりなので、ぜひ信義を訪れた際には行ってみてくださいね。

台湾人も日本人もやっぱり麺が好き！信義周辺のおすすめ店4選