下町とオフィスビルが混在するビジネス街信義のフルーツ3選

信義と言えば象山から眺める台北101で有名ですが、地元の人が支持するフルーツのお店もあります。信義は台北101周辺を除けば、昔ながら町並みが残り、日本で言うと東京の新宿のような街です。そのため、再開発されていない地域にポツンと店を構えていることもあります。デパートにもフルーツのお店がありますが、近所の人に人気のあるフルーツが多いのも特徴です。それでは、信義のフルーツ3選を紹介します！

1. 寒舍冰舖

寒舍氷舖は交通が便利です。和平東路三段に位置し、MRT文湖線（1号線）の六張犁駅と麟光駅の間にあり、どちらの駅から行っても同じくらいの距離にあります。「寒舍冰舖」は冷たくて、おしゃれなメニューが特徴です。夜になると看板が輝き、バス停からとても目立ちます。店の外には写真付きの紹介があり、暑い日には多くのお客さんが訪れます。

店内はそれほど大きくありませんが、席と席の間はゆったりしています。また、壁には食材の産地が書かれています。サトイモには有名な大甲産が使用されています。制氷エリアは清潔感があり、メニューも見やすいです。また、台湾風かき氷の他、豆腐花やアイス・シャーベット、飲み物を提供しています。アイス・シャーベットと豆腐花のシリーズは、4つ種類から選ぶことができます。種類が豊富なので迷うお客さんもいるでしょう。また、冬季限定のメニューもあり、店内にはセルフサービスのスープもあります。

メニューには日本でも有名なかき氷のメニューの一つ宇治金時があります。台湾でも有名で、抹茶が評判です。抹茶のかき氷はやや濃厚な味が特徴で、暑さしのぎにぴったりです。上には、抹茶のアイスクリームがのっています。また求肥も弾力があり、かすかなに抹茶の香りがします。日本の小豆と違い、台湾の小豆はじっくり煮ているので、味が少し違うのもポイントです。

豆腐花は少し氷を加えることもできます。ポイントは大甲産のサトイモです。下の黒砂糖は冷たく、食べるとコンニャクのような食感です。また、大甲のサトイモは台湾を代表するサトイモとして人気です。口当りがよく、香りもいいです。柔らかい食感が大甲産の特徴です。

他にもフランス風チーズは、とても濃い味が特徴のフランス風チーズで、口いっぱいにチーズの香りが広がります。上には杏仁の飾りがあります。大甲のサトイモミルクジュースは、容器の下がサトイモでいっぱいです。サトイモをすりつぶしたものが中に入っています。周囲にはミルクの香りが漂います。ミルクティーは口当りがよいと評判の一品です。台湾でメジャーな飲み物といえるでしょう。

店内は清潔で食材の産地が書かれているので、地元の人にも人気のお店です。そのため、客層は観光客より、近所の人の方が多いのが特徴です。

2. ATT 4 FUN 甜点王国

ATT 4 FUN甜点王国の入り口では、豪華な馬車がお客さんを迎えてくれます。頭上には「ATT 4 FUN甜点王国」の歴史を紹介するディスプレイがあります。もともと昼の女王と夜の女王はデザートの愛好家でしたが、デザートについて意見が対立したのです。そのため、ATT 4 FUN甜点王国は2つのエリアに分かれています。

トンネルを抜けると夜の女王が統治するエリアに入ります。中にはシャンパーニュの滝があります。ライトアップやドライアイスなどの演出があり音楽が流れてきます。まるで別世界に来たかのようです。美しい昼の女王の世界は、回転するケーキの塔に始まり、楽しい雰囲気に包まれます。ATT 4 FUN甜点王国には、デザート店を10店舗以上合わせたぐらいの種類が用意されています。中には1時間近く迷うお客さんもいます。店内には至るところに遊び心があり、テーブルの上にはアイスクリームが逆さに落ちた形のディスプレイがあります。子供はとても喜ぶかもしれませんね。

3. L'etoile 楽朵法式甜点

L'etoile Patisserieはフランス風のお店です。信義店は隅の方に店舗があり、ビジネスとショッピングの街と言われる信義区でも目立たない場所にあります。車が2台あるだけで、道は埋まってしまうほどです。信義店の装飾が普通で、阪急の地下一階にあるお店とは雰囲気が違います。

◎まとめ

信義のかき氷やケーキが食べられるお店をピックアップしました。いずれもデザート専門店なので、食事はありません。ちょっと小腹が空いたときや、おしゃべりをして時間をつぶしたい時などに利用するといいでしょう。台湾の制服には夏服しかないように、台湾は一年中温暖な気候です。そのため、かき氷は日本にはない商品もあり、種類も豊富で工夫が凝らされています。また量も多いので、数人で分けて食べるといいかもしれませんね！

下町とオフィスビルが混在するビジネス街信義のフルーツ3選