古くから開発が進んだ台北駅（中山・西門）周辺の屋台 5選!

寧夏夜市は、MRT（地下鉄）の西門駅の西側にある屋台が集まるエリアです。近くには「寧夏夜市」の看板もあるので、それほど迷うことはないでしょう。中山や西門といったエリアは、政府機関が置かれ台湾の交通ハブとなっている台湾駅も近いことから、人の往来も激しいです。

また、古くから開発されたエリアなので、多くの地元民が住んでいる場所としても知られています。夜市は台北を代表するお店の一つに成長し、台湾の食生活を語る上で欠かせない存在となっています。メニューが少ない分、注文もそれほど難しくないので、指差しや個数を告げて買ってみるのもいいかもしれませんね！それでは、台北駅の屋台を紹介していきます。

1.詹記鶏腳翅

「滷味（ロウメイ）」は夜市で必ず食べる軽食の一つと言われています。平たく言えば台湾風のおでんです。西門に近い寧夏夜市の滷味と言えば、誰もが「詹記鶏腳翅」の名前を挙げます。詹記鶏腳翅の屋台は西門駅の西、民生西路と寧夏路の十字路にあるHANG TENのそばに位置しています。

本当に小さい屋台ですが、滷味の種類が豊富で味も評判です。そのため、いつもお店の前には大勢の人で賑わっています。人気のメニューは鶏爪、牛筋、内臓類、蒟蒻、米血などで、とても食欲をそそられます。また、営業時間は17時から24時ぐらいです。

2.慈音古早味阿婆飯団

「慈音古早味阿婆飯団」は、以前は朝と夕方の二回販売していました。近所の人の多くが朝食として学校に持って来ていて、屋台は朝も夕方もとても賑わっていました。しかし、現在では屋台は夜のみの出店に変わりました。「慈音古早味阿婆飯団」は、西門駅から近い寧夏夜市の入口(HANG TEN向かい)で営業しています。

他にもあんこ入りのおにぎりや、中華風揚げパン、肉の麸、白菜のピクルスなどがあり、好みによって落花生粉や白砂糖を追加できます。おにぎりのほか、豆乳や紅茶、豆乳紅茶などの飲み物も販売しています。西門駅からも近いので、機会があれば一度食べてみるといいかもしれませんね！なお、営業時間は17時半から完売まで。たいてい23時ごろまで営業しています。

3.賴記蚵仔煎

寧夏夜市（西門駅が最寄り）の屋台には、たくさんのカキの台湾風オムレツがあります。圓環邊蚵仔煎、蚵仔煎大王、賴記蚵仔煎などです。「賴記蚵仔煎」は西門駅から歩いていける寧夏夜市の入口(HANG TEN向かい)に位置し、商売も繁盛しています。そのため、テイクアウトでも屋台で食べる場合でも先に並んでから注文し、席につきます。

賴記蚵仔煎のカキの台湾風オムレツは地元の卵を使用し、ボリュームもあります。卵の他にも、エビ炒めやゴマ油のスープなどもあります。冬にカキの台湾風オムレツを食べながら、ゴマ油のスープを飲むのが通の食べ方です。なぜなら、体もあたたまるからです。営業時間は16時から深夜の2時までです。

4.園環邊蚵仔煎

「園環邊蚵仔煎」は昼に営業している屋台です。園環邊蚵仔煎でも地元産の卵を使い、カキの一つ一つが大きいです。新鮮でおいしいと西門や中山の地元民にも評判です。もう一つの看板メニューは「米のカステラ」です。甘くてしょっぱいソースをかけて食べるのが人気のようです。屋台の営業時間は昼の12時から14時、夕方の16時半から深夜の2時までですので、昼間の空いた時間にもカキの台湾オムレツを体験できます。

5.劉芋仔蛋黄芋餅・香酥芋丸

「劉芋仔蛋黄芋餅・香酥芋丸」は寧夏夜市（西門駅近く）で、ぜひとも味わっておきたい屋台・軽食の一つです。いつ行っても屋台に行列ができていますが、誰もができたてのサトイモ餅を求めて、長い列に並びます。劉芋仔蛋黄芋餅・香酥芋丸のサトイモ餅は、すりつぶしたサトイモにブタ肉を包んで、半分ほどの大きさの味付けした卵黄を加えます。一口かむと、外の皮の食感とちょうどよい甘さのあんが口の中に広がると人気を呼んでいます。

営業時間は夕方17時から23時までです。なお、17時ごろが比較的空いているとのことですので、MTRの西門駅からのルートを事前にチェックしておくといいかもしれませんね！

◎まとめ

寧夏夜市にある屋台を5つ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？日本と違って多くの屋台が集まる台北の寧夏夜市には、朝から晩まで何かしらの屋台が出店しています。どの店も個性があり、できたてを好む台湾人は列に並んででも買います。朝食として出勤前にテイクアウトする人も多く、台湾ではよくみかける光景です。コンビニでは再現できないおいしさを求め、台湾人と一緒に列に並ぶのもいいかもしれませんね！

古くから開発が進んだ台北駅（中山・西門）周辺の屋台 5選!