釜山（プサン）の冬の風物詩を楽しもう。冬の観光スポットをご紹介！

釜山の冬はソウルなどの地域に比べて温かく感じられますが、年によって12月にマイナスの気温になる日もあるので、しっかりと防寒対策をして下さい。手袋、帽子、厚手のコートは必需品。建物の中はとても温かいので安心してください。また、日本以上に空気が乾燥するので、ホテルで休むときにはバスタブにお湯を張るなど工夫して、乾燥を防ぐようにしましょう。

冬に釜山を訪れるなら、クリスマスや年末年始のイベントも楽しみの一つ。日本と同じように華やかな雰囲気が楽しめますよ。そんな釜山の冬のおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.釜山クリスマスツリー文化祭

冬に釜山に来たら楽しみたい１つが「釜山クリスマスツリー文化祭」。毎年11月末から新年まで南浦洞のメイン通り光復路で開催されます。釜山の冬を代表する大規模なクリスマスイルミネーションで通りが埋め尽くされ、華やかな雰囲気に包まれます。

通りのあちらこちらに飾られているツリーは、夜になるとライトアップされ幻想的な雰囲気に。身支度整えて街を歩いてみてくださいね。また釜山駅と龍頭山(ヨンドゥサン)公園の一部でもフォトゾーンや文化公演、体験プログラムなどが開催され、年末までの1ヵ月間、楽しいイベントが続きます。冬に釜山を訪れたら、この華やかなクリスマスシーズンをお楽しみくださいね。

2.梁山エデンベリースキー場

韓国にもあちらこちらにスキー場があるのですが、釜山からは梁山のエデンベリースキー場がいちばん近くておすすめ。毎年12月中旬ごろにオープンします。釜山から車で１時間ほど。梁山エデンベリースキー場は規模はそれほど大きくないのですが、アクセスがいいので、釜山の人たちに人気のスキー場ですよ。初級、中級コースが充実していて、ボード、スキー、ウエアとすべてレンタル可能。冬に釜山を訪れたら、手ぶらで楽しめる梁山エデンベリースキー場まで足をのばしてみるのもいいですね！

3.広安里の初日の出

お正月に釜山を訪れたらぜひ初日の出を拝んでください。広安里は釜山では有名な初日の出スポット。普段は車両専用の広安大橋が、元旦の数時間だけ歩行者にも開放されるんです。

広安大橋は2003年に開通した、海雲台と広安里ビーチを結ぶ国内最長を誇る900ｍの懸垂橋。この橋の上から見る初日の出は韓国でも最高の日の出と言われていて、夜明け前から多くの人が安大橋を訪れます。地元の人と一緒に初日の出を迎えられるなんて、素晴らしいですね！1年に１度の貴重な機会、冬の一大イベントとして、釜山に初日の出を見に行くのもおすすめですよ。

4.龍頭山公園の除夜の鐘

年末年始に釜山を訪れたら、除夜の鐘を聴きに行くのもおすすめです。龍頭山公園では除夜の鐘の打鐘式があり、多くの参拝客でにぎわいます。特に鐘つき堂の近くは大変な混雑なのですが、釜山の人々の熱気を味わいながら、新しい年を迎えるのもいいものですね。

日本の108回に対して、韓国では除夜の鐘は33回打つそうです。これは観世音菩薩が衆生済度のために、33に分身したという仏教説話が由来すると言われています。新年を迎えると、願いを書いた風船が飛ばされ、新しい年の始まりを告げます。冬に釜山を訪れるなら、地元の人と一緒に迎えるお正月はいかがでしょうか。

◎まとめ

寒い冬には、温かい鍋が食べたいですね。釜山にもたくさん美味しいお鍋のお店があるので、ぜひ足を運んでみてください。釜山は海産物で有名な都市で、寒い時期だからこそ楽しめるグルメがたくさんありますよ。また街から少し離れたところに温泉リゾートもあるので、訪れるのも楽しいですよ！寒い冬はエステやショッピングなど室内での観光もおすすめ。部屋全体に床暖房が敷かれているオンドル式の宿に泊まるとさらに快適です。クリスマスから年末年始にかけてイベントが目白押しの釜山の冬の旅を楽しんでくださいね！