釜山（プサン）の秋を楽しもう！紅葉を楽しむおすすめ観光スポット5選

釜山で紅葉を楽しむなら10月下旬～11月。釜山にはハイキングにおすすめの観光スポットがいくつもあり、紅葉を見ながら秋の自然を楽しむことができます。秋に釜山を訪れたら、ぜひそれらの紅葉スポットにも足を運んでみてくださいね。

1.梵魚寺（ボモサ）

梵魚寺（ポモサ）は韓国の禅宗の総本山。釜山の北のはずれの金井山（キムジョンサン）の麓にあり、韓国５大寺院のひとつに数えられています。梵魚寺は山に囲まれたお寺で、釜山の紅葉スポットとしても人気があります。

梵魚寺は、新羅時代の文武（ムンム）王18年、西暦678年に唐から帰国した義湘（ウィサンン）大師によって建てられたお寺。1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に焼失し、現在残っているのは1614年に再建されたもの。創建当時のもので残っているのは、三層石塔という石塔のみですが、再建された寺も繊細で華麗な朝鮮王朝の造りになっていて大変見ごたえがあります。

このお寺には三層石塔、四本の柱で出来た門、天王門、４天王、大雄殿などの見どころがあります。山に囲まれたお寺なので、紅葉を見ながら散策するのにぴったり。深まりゆく釜山の秋を梵魚寺と共にお楽しみください。

2.金井山城

釜山の山といえば金井山（クムジョンサン）。ハイキングコースが整備されていて、週末は多くの人で賑わう人気の山。金井山には韓国最大の城壁が築かれていて、万里の長城とまではいきませんが、見ごたえのある光景が広がっています。10月末から11月中旬にかけて、紅葉目的の登山客が韓国全土から集まる場所としても知られています。

近くには金剛(クムガン)公園と海洋自然史博物館、金剛植物園などの施設があり、一帯は自然にまつわる見応えのある観光スポットとなっています。金剛(クムガン)公園にはケーブルカーがあり、紅葉で色づいた山並みを眼下に見ながら楽しむことができます。

金井山城の南門はケーブルカーの駅から歩いて20分ほどのところにあります。4つある金井山城の門の中でいちばんシンプルな作りとなっています。金井山城の敷地はとても広く、全部を見てまわるにはそれなりに時間がかかります。紅葉を楽しみながら、ゆっくりと歩いてみてくださいね。

3. 乗鶴山

乗鶴山(スンハクサン)は、鶴が飛ぶ形をしていていることから名付けられました。紅葉よりススキが壮観をなしています。他の山よりも登りやすく、秋にはハイキングに訪れる人々で賑わいます。風に揺られるススキが巨大な波を作り、その様子は圧巻！

秋には音楽祭、写真コンテスト、写生大会などが行われる「乗鶴山ススキ文化祭」が開催されます。この時期に釜山を訪れたら、ぜひ乗鶴山まで登ってみてください。山のふもとには東亜大学もあり、学生街の様子も見ることができますよ。

4.聖知谷水源池

聖知谷水源池は登録文化財に指定されている景勝地。釜山の中心地・西面（ソミョン）からバスで約10～15分でアクセスすることができます。1972年に上水道供給が中されてからは水源地一帯が公園化され、今は釜山のオリニ（こども）大公園の一部になっています。聖知谷水源池は一帯に杉、檜、モミの木などの森があって、秋は紅葉の名所として知られています。近くには動物園もあるので、家族で楽しめますね。

5.荒嶺山

荒嶺山（ファンリョンサン）は釜山の絶景ポイントとして知られている観光スポット。釜山の夜景や海が一望でき、釜山のデートスポットとしても人気があります。タクシーで頂上まで登れるので、登山は苦手という方でも秋の紅葉を楽しむことができますよ。眼下に広がる釜山の街並みと美しい紅葉をお楽しみください。簡単に頂上まで行かれるので、観光の途中に気軽に立ち寄ることができます。

◎まとめ