名称:松原
住所:ソウル市 中区小公洞117
韓国を訪れる観光客が一度は足を運ぶソウル一の繁華街、明洞。東京で言えば丁度銀座の様なところです。しかし、その昔、ここはただの農村だったとか。日本統治時代に日本人がこの辺に住み始め、街づくりを始めたのが、今日の発展した明洞の始まりだそうです。
そんな日本とも因縁の深い明洞で、韓料理に食べ疲れ一寸和食が恋しくなった人たちにご紹介しましょう、明洞でおススメの和食屋さんです!
目次
ソウルの銀座!明洞で和食を食べるならここがおススメ!!
1.フグ料理「松原(ソンウォン)」
ソウルにおけるフグ料理店の元祖が、明洞の近く、市庁のプラザホテル裏手にある「松原」。何と店を構えて35年余と言う老舗です。日本でもフグ料理専門店と言えば、和食全体の中ではマイナー系。よくぞ韓国で長年頑張ってきたのには、脱帽です。
このお店の名物は、定番のふぐちりに加えて、”ふぐチゲ”。しかし当初の思惑とは反対に、このふぐチゲ、日本人には人気なのですが韓国人客には伝統のふぐちりの方が好まれるとか。やはりここを訪れる韓国人客は日本の味を楽しむ事が目的のようです。
この店でお得なのは、フグのフルコース。何と自動的にヒレ酒飲み放題が付くとか。因みにフグは毎朝済州島から送られてくるもので、鮮度もバッチリ!
2.明洞ロッテ百貨店
明洞のランドマークとも言えるロッテデパートは、いつも大勢の買い物客でいっぱい。中でもここのデパ地下は、お土産を買う観光客や地元の買い物客に大変人気があるのでオシアイヘシアイで大変です。そんな時体を休めるのに好都合なのが、この地下にあるフードコート。
お土産の海苔やキムチ等を買い終わったら、ここで休憩がてらランチにしましょう。明るくきれいな500席のフードコートには各国料理のお店がズラーっと並びます。韓料理はもとより和食、中華、洋食、回転寿司まで。中でもここの和食、中々レベルが高いんです。明洞店は韓国一のデパートだけあってテナント料は高額だとか。レベルの低いお店は即撤退せざるを得ないそうです。
名称:ロッテ百貨店地下フードコート
住所:ソウル市 中区 小公洞 1番地
公式・関連サイトURL:http://www.lotteshopping.com/japanese/
3.うどん居酒屋「ウェスト」
ソウル一の繁華街明洞で安心価格で日本の味を楽しめるのが、ここウェスト。福岡で生まれた老舗うどんチェーン店のアジア初進出店舗です。日本では九州を中心に、お手頃価格のうどん居酒屋として人気をよんでおり、そのコストパフォーマンスには定評が。
場所は明洞にあるメトロホテルの地下一階。昼はうどんや丼物、夜になるとこれに居酒屋メニューが加わります。有り難いのはここ明洞店でも大衆的な値段は変わらない事。夜のメニューには、揚げ出し豆腐や、オデン、もつ鍋など日本と変わらぬメニューが。韓国では日本酒の価格が比較的高いのですが、相場を考えるとこれも相当頑張った価格なのがうれしいところです。
名称:ウェスト
住所:ソウル市 中区乙支路2街 199−33 地下1階
4.トンギョンウドン
ここにご紹介するのは明洞からも近い乙支路・忠武路にあるうどんのお店、「トンギョンウドン」。ソウルは意外にうどん屋さんが多い街なのですが、その味となると、日本人の味覚に合ったお店はそう多くありません。
韓国では和食のお店を”日式”と呼びますが、日本の味を守って尚且つ韓国人にも人気の日式うどん店が、このトンギョンウドン。どちらかと言うとファストフード的なお店で、日本で云えば広めの立食い蕎麦屋に椅子を並べたようなお店。韓国人がひっきりなしにやって来る、常連さんも多い地元で評判のお店です。観光やお買い物の合間にササッと小腹を満たしたい時に寄ってみましょう。
名称:トンギョンウドン
住所:ソウル市 中区草洞17−1
まとめ
ソウルの銀座、明洞にある和食のお店をご紹介してまいりました。如何でしたでしょうか?
どこの国に行っても、そこに、いざとなれば頼れる和食屋さんがあるのは心強いもの。現地の食事に食傷してしまったり、何かの加減でお腹の調子が悪かったりした時には、やはり和食が一番です。又、その国の和食屋さんを訪ねるのは、日本文化がどう受け止められているのかを観察する絶好の機会にもなりますよね!