飛行機に乗る際はチェックインや荷物預かり、保安検査など、様々な手続きが必要となってきます。そうした手続きを終えて、ひと息つきたいところですが、そうもいかないのが飛行機。最後に「搭乗時刻」に間に合わなければなりません。航空会社によって時間が異なっていて、さらに国内線と国際線でも変わってくるため、事前にしっかりチェックする必要があります。しかし、チェックするのもひと手間かかりますよね。ここでは、各航空会社の搭乗時刻についてまとめました。
目次
飛行機は搭乗時刻にも注意!ゲート締め切りは出発時間の何分前?
注意!出発時刻=飛行機が動き出す時刻
飛行機のチケットを取るときには、「この時間なら乗れる!」と出発時刻でチケットを選ぶ場合も多いと思います。しかし、そこで気をつけたいのが、「出発時刻に間に合えば飛行機に乗れるわけではない」ということ。出発時刻というのは、文字通り飛行機が出発し、離陸に向けて動き出す時間です。飛行機に乗り遅れないためには、「搭乗時刻」に間に合うように飛行機の搭乗ゲートに着いている必要があります。
搭乗時刻に間に合わなければ、もしチェックインを済ませた場合であっても、飛行機に搭乗することができなくなってしまうので注意してください。
各航空会社の搭乗ゲート締め切り時刻
それでは、飛行機の搭乗ゲートには出発時刻の何分前に到着していればよいのでしょうか?各航空会社が指定している搭乗ゲート締め切り時刻を紹介していきましょう。
♦JAL・ANAは国際線30分前、国内線10分前
JALとANAでは国際線が出発時刻の30分前、国内線が10分前までに飛行機の搭乗ゲートにいるよう指定されています。そのため、国際線の搭乗手続きは出発時刻の60分前に済ませておきましょう。国内線の場合、保安検査の締め切り時間は出発時刻の15分前ですが、2019年10月27日から20分前に変更するため注意が必要です。
♦ジェットスターは国際線40分前、国内線25分前
ジェットスターにおける搭乗ゲートの締め切り時刻は、国際線の場合が出発時刻の40分前、国内線の場合が25分前に設定されています。国際線のカウンターチェックイン受託手荷物の締め切り時間は、出発時刻の60分~40分前です。機体によって時間が異なるため、前もってきちんと確認しておきましょう。国内線の場合は出発時刻の30分前です。
♦スカイマークは15分前
出典: Noriko YAMAMOTO (CC BY 2.0)
スカイマークにおいては、出発時刻の15分前がゲートの締め切り時刻となっています。また、搭乗手続きは出発時刻の20分前です。
♦ソラシドエア・エアドゥは10分前
出典: Kentaro Iemoto (CC BY-SA 2.0)
出典: KishujiRapid (CC BY-SA 4.0)
ソラシドエアとエアドゥにおいては、出発時刻の10分前がゲートの締め切り時刻となっています。チェックインと手荷物のお預け手続きは出発時刻の20分前、保安検査場の締め切り時間は出発時刻の15分前です。
♦バニラエアは国際線・国内線ともに20分前
バニラエアにおいては国際線・国内線ともに、出発時刻の20分前がゲートの締め切り時刻となっています。チェックインの締め切り時間は、国際線は出発時刻の50分前まで、国内線の場合は30分前です。なお、バニラエアはピーチと統合するため、2019年10月26日をもってバニラエアでの運航が終了します。
♦ピーチは国際線30分前、国内線20分前
ピーチにおいては国際線は出発時刻の30分前、国内線は20分前がゲートの締め切り時刻となっています。国内線の保安検査場の締め切り時間は出発時刻の25分前まで。ただし、関西空港は国際線30分前、国内線20分前になるため注意してください。
◎余裕を持って早めに行動することが大事
「出発時刻に飛行機に搭乗しようとしてもできない」ということに注意しましょう。確認すべきは搭乗開始時刻です。今回紹介したのはあくまでも搭乗ゲートの締め切り時刻なため、万が一のためにも、可能な限り余裕をもって搭乗ゲートに着くようにしてください。保安検査場はGWや夏休み、年末年始や連休などの繁忙期は特に混み合うので、早めに到着することをおすすめします。