飛行機は全席予約制ですから、予定の変更や体調不良などでキャンセルしたいという場合も往々にあります。そんなとき、すでに支払いを済ませたチケットは払い戻してもらえるのでしょうか?気になる、そして切実な払い戻しに関する疑問にお答えします。
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飛行機に乗れなくなったらチケットは払い戻してもらえる?もらえない?
払い戻してもらえるかどうかはプランによりけり
払い戻しを受けられるかどうかは、個々のチケットのプランによります。同じ航空会社でも、プランによっては払い戻してもらえる場合と、もらえない場合があります。
また、払い戻されるときでも、キャンセルのタイミングによって返金額の割合が異なることもしばしばあります。なので飛行機に乗らないことが決まった時点で、航空会社または旅行代理店に連絡をして、払い戻しの有無を確認しましょう。
ただし、航空会社の都合による欠航(天候不順や機材繰りなど)の場合は、基本的に全額無条件で返金されます。
払い戻し方法
どこでどのように飛行機チケットの払い戻しの申し込みをするのかは、各航空会社ごとに異なります。利用する予定だった飛行機の航空会社のHPを参照してください。たいていの場合は、購入した窓口と同じ部署へ連絡することになります。
飛行機のキャンセルには、「取消手数料」と「払戻手数料」が別途かかります。払戻手数料はそれほど高額にはならず、航空会社によりますがおおよそ400~500円程度となります。
手続きの際に注意してほしいのが、旅行会社を通じて申し込んだ飛行機のチケットは、同じ旅行会社からしかキャンセルできないという点です。この場合は航空会社ではなく、旅行会社に連絡をしてください。返金の方法は、基本的に支払い時と同様となります。現金の場合は現金で、クレジットカードの場合は引き落とし額に反映される形となります。
病気の場合は診断書があれば全額返金の可能性あり
重度の病気や感染症などの場合は、無理に搭乗されては困るケースとなるので、全額返金のうえキャンセルとなります。ただし、払い戻しを受けるためには医師の診断書が必要です。
まとめ
飛行機に乗らないことが決まった時点で、できるだけ早期に航空会社ないし旅行会社に連絡をするようにしましょう。飛行機の出発前であれば、取消手数料と払戻手数料を引いた額の返金を受けることができます。出発後でもキャンセルはできますが、返金額が大幅に少なくなるか、まったく受けられないことになります。
病気による飛行機のキャンセルは、医師の診断書があれば、全額の返金を受けられる可能性があります。こちらもあらかじめ医師や航空会社にその旨を伝えてください。