釜山といえばチャガルチ市場。ここで海鮮料理を食べるためだけに釜山を訪れている日本人もいるくらい、新鮮で安い海鮮料理が楽しめる市場です。昔はディープな雰囲気が漂う市場でしたが、2006年に地下2階から地上7階の近代的なビルに生まれ変わり、観光客が気軽に入れるような雰囲気に変身しました。ビル周辺にもたくさんの露店が並び、辺りは海産物一色です。釜山でもう一つ有名な市場は国際市場。まさにありとあらゆる物が売られているので、お土産選びにおススメです。
目次
釜山で外せない観光スポット、チャガルチ市場と国際市場を歩こう!
1.チャガルチ市場で海産物を買う!
チャガルチ市場ビルの1階には200店以上のお店があります。店内には、新鮮な魚介類がずらりと並んでいて圧巻です。その日の水揚げによって品揃えは様々ですが、アワビ、牡蠣、蟹、タコ、穴子などが揃っていますよ。交渉すれば少しだけ値切りに応じてくれます。お店の近くに小さなスペースがあって、ここで調理してもらって食べることが可能です。
海を見ながらゆっくり食べたい方は2階の食堂へ行きましょう。自分が選んだ食材を持ち込むことができるのが嬉しいですね。特に貝類などは日本で見かけないような珍しい種類があります。
2.チャガルチ市場で海産物を食す!
食堂には写真付きのメニューがあります。お得なセットなどもあるので、最初からここで選んでもいいのですが、1階で自分で食材を選ぶのも楽しいですよ。1階で買った魚介類を調理してもらう場合は調理代、薬味代などが別途かかります。ずらりと並ぶ突き出し(バンチャン)は、釜山らしく海産物が多く中でも肉厚のワカメが人気です。
ここで韓国風のお刺身を食べてみましょう。韓国で刺身というと白身魚がメインです。さっきまで泳いでいた鯛やヒラメなどにコチュジャンを付けて、ニンニクスライスを入れて野菜に巻いて食べるのが韓国風。もちろん日本風にわさびと醤油もあるので両方試してみるのもいいでしょう。アワビの刺身やバター焼きも絶品ですよ!
3.チャガルチ市場でお土産を買う!
チャガルチ市場2階の一角には乾物が並ぶ場所があります。韓国海苔に昆布やワカメはもちろんですが、乾イカにタコやじゃこなどもお土産にいいでしょう。乾物はパック入りだけではなく、量り売りもあるのであれこれ少しずつ買えるのが嬉しいです。
おススメは自家製の塩辛。いろんな種類の塩辛があって、試食させてくれるところも多いのでどんどん味見して気に入った物を選びましょう。ピリッと辛くてご飯が進むこと間違いなしの美味しい塩辛はお土産に喜ばれそうですね。卸売りなので、市価より安く買えるのが魅力です。ただし夏場は保冷剤を持参するのをお忘れなく。
4.国際市場でお買い物三昧
釜山でお買い物というと真っ先に名があがるのが国際市場。地下鉄1号線チャガルチ駅から3分のところにあります。釜山随一の賑やかな街と知られている南浦洞のすぐそばにあります。
市場は大きく「照明の通り」「マーケット通り」「アリラン通り」「若さの通り」「青春の通り」の5つに分かれていて、7500坪の広大な敷地の中に1200店ものお店が密集しています。中でもアリラン通りは、日本人観光客が必ず訪れる人気のショッピングエリアです。有名眼鏡店や革製品、韓国らしいお土産屋さんなどが並び、お土産選びには困りません。下町情緒あふれる釜山市民御用達の国際市場は、ブラブラと歩くだけでも楽しいですよ、ぜひ訪れて見てください。
◎まとめ
釜山の魅力はなんといっても新鮮な海産物。最近は物価が上がっているとはいえ、チャガルチ市場でたらふく食べてお会計を見たら、その安さにびっくりするはずです。釜山で地元に密着した旅行をしたい方なら、チャガルチ市場と国際市場は外せない観光スポットです!美味しいシーフードを食べて、掘り出し物のお土産を見つけましょう!