キャンセル待ちで飛行機に乗るには?JALとANAでの方法をご紹介

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キャンセル待ちで飛行機に乗るには?JALとANAでの方法をご紹介

乗りたい日時に便はなし…。どうしてもその日の飛行機に乗りたいのに!ということ、あり得ますよね。逆にフライトを予約していたのに、急な用事で行けなくなったということもあるかもしれません。全席指定席の飛行機では、キャンセルによる座席のやりとりは珍しくありません。その際の手続きについては、航空会社によってさまざまです。ここでは、日本でもっとも代表的なJAL(日本航空)とANA(全日空)の2社を例にとって、キャンセル待ちで飛行機に乗る方法を解説します。

目次

キャンセル待ちで飛行機に乗るには?JALとANAでの方法をご紹介

マイレージ会員なら予約のキャンセル待ちが可能

予約検索で満席表示が出ている場合、出発2日前までなら空席照会画面からキャンセル待ち申し込みをすることができます。その後キャンセルが出れば、メールまたは電話で通知してもらえます。

このサービスは、JALとANAではマイレージ会員のみ受けることができます。ただ、1つの便にキャンセル待ちが集中している場合、申し込み自体がシャットダウンされてしまいます。人気の高そうな便については、当然ながら予約もキャンセル待ち申し込みも早めにした方がよいでしょう。

当日の空席待ちについて

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どうしてもその日の飛行機に乗りたいけど、キャンセル待ち申し込みでは席が取れなかったというときでも、当日の空港で空席を待つという方法があります。

JALやANAの場合、まずカウンターか自動券売機で「予約のない航空券」と「空席待ち整理券」の2つを購入・入手しましょう。その後、保安検査を済ませ、出発ゲート近くの「空席待ちカウンター」前で待ちます。飛行機にキャンセルが出れば、出発時刻の15分前に整理券の番号の若い順に呼ばれるので、自分の順番がくれば搭乗できます。

ただし、整理券の番号が若くても、自分より上位のマイレージ会員がいればそちらが優先されてしまうので注意してください。

整理券は1日有効なので、その便がダメでも次の飛行機でキャンセルが出れば、乗ることができます。もし自分の分の空席が出なかった場合は、予約のない航空券は払い戻しも可能です。

キャンセルはどれくらい出るの?

キャンセル待ちの方法が分かっても、実際のところキャンセルが出なければ、試してみる価値はあまりないでしょう。では、飛行機のキャンセルはどの程度見込めるものなのでしょうか。

結論としては、もちろん絶対ということは言えませんが、飛行機のキャンセルは高確率で出ます。とくに、1週間以上前からキャンセル待ち申し込みをしている場合には、空席が得られる可能性が高くなります。

というのも、多くの飛行機では、個人の座席枠とは別に旅行会社用の販売枠があります。その旅行会社に割り当てられた座席が売れ残れば、キャンセル枠に回されることになります。この旅行会社枠からの振り替えは、だいたい出発の1週間~10日前ごろまでに行われるといわれているので、それ以前のキャンセル待ち申し込みであれば、空席にありつける確率が高くなるのです。

まとめ

マイレージ会員であれば、JALとANAで空席照会画面から飛行機のキャンセル待ちの申し込みができます。当日の飛行機のキャンセル待ちは、「予約のない航空券」と「空席待ち整理券」を購入すれば可能です。

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