釜山で食べられる辛くない韓国料理オススメ4選をご紹介します！

韓国第二の都市そして韓国最大規模の漁港のある港町、釜山（プサン）は観光地としても日本人に大人気！賑やかな国際市場や魚市場、観光名所やビーチ、それにショッピングにもピッタリな魅力的な町です。そんな釜山の大きな楽しみの一つといえばグルメ。韓国といえばやはり辛い料理を思い浮かべますが、お子様や辛いものが苦手な方でも食べられる辛くない料理も釜山にはたくさんあるんですよ。今回はそんな釜山でおすすめの辛くない美味しいグルメをご紹介します！

1. 松亭3代クッパ

最初にご紹介する釜山でおすすめの辛くないグルメは、釜山名物テジクッパ。豚骨スープにご飯と豚肉を入れたお料理です。韓国料理によく見られる唐辛子の赤いスープではなく、テジクッパは豚のうまみがたっぷり出た白濁スープ。とてもコクのあるマイルドな味わいです。そこにご飯ととけるほど煮込んだ豚肉、ネギを入れた、長い間釜山の人々から親しまれている伝統の味です。スープ自体全く辛くないのでピリッとしたタテギをといたり、網エビの塩辛やニラを加えたりとご自身のお好みの味でお楽しみください。

釜山にはテジクッパ専門店が集まる「テジクッパ通り」があり、そちらの老舗「松亭3代クッパ」は超人気店！地元客や観光客に愛されるシンプルで奥深い老舗のテジクッパ、是非お楽しみくださいね。

2. 済州家西面店

釜山でおすすめの美味しくて辛くないグルメ、次にご紹介するのは鮑（アワビ）をたっぷり使った「鮑粥」です。鮑粥を食べるのにおすすめなのは「済州家」。地元客と観光客に大人気の鮑専門店で、アワビをはじめとした魚介類を安心価格で食べれられると評判です。新鮮なアワビをお米と一緒に炊いて、ぷりぷりのアワビの切り身を載せた豪快かつ贅沢な鮑粥、さすがは港町釜山！キモから出たダシもたっぷり効いた、滋味深い格別なお味です。磯の香りと韓国らしいごま油の香りが口いっぱいに広がります。何とも贅沢な鮑粥、釜山にいったらぜひ食べてみてくださいね。

他にも済州家ではアワビのバター焼きやウニのスープ、アマダイの塩焼きなど、新鮮な魚介類を活かしたお料理がそろっています。さっぱりしていて辛くない鮑粥は朝ごはんにもおすすめですよ！

3. クムスポックッ

続いてご紹介する釜山で食べたい辛くないおすすめグルメはフグ料理です。韓国では庶民的な「ポックッ（フグチリ）」は、あっさりしていて辛くない味でお子様やご年配の方にもおすすめ。釜山のポックッは土鍋スタイルで、フグの出汁が効いた優しいお味は地元でも朝ごはんや昼ご飯に人気のメニューです。

釜山の海雲台には「フグ通り」と呼ばれるフグ料理のお店が軒を連ねるエリアがあり、おすすめなのはその中の有名店「クムスポックッ」。1階は地元らしい土鍋入りのポックッなど比較的リーズナブルなメニュー、2階はお値段設定も高めでフグ刺しなどが頂けます。日本では高級料理で、そこまで気軽ではないイメージのフグチリ。ここ韓国のポックッならカジュアルに楽しむことができますよ。を是非堪能してくださいね。

4. 東莱ハルメパジョン

最後におすすめする釜山の辛くないグルメは、釜山の温泉街である東莱の郷土料理「パジョン」です。庶民の料理だった「チヂミ」を李氏朝鮮時代の貴族たちが高級食材などでゴージャスにグレードアップさせたのがパジョンの始まり。チヂミとの大きな違いは、チヂミの生地は小麦粉ベースに対してパジョンは米粉をベースにしていることです。具材もたくさん入って見た目にもゴージャス。

そんなパジョンの老舗「東莱ハルメパジョン」は創業1930年。釜山でパジョンといえばこちらのお店といわれるほどの超有名店です。かつては宮廷への献上品でもあった東莱パジョンの特徴は外はカリッと中はしっとり、トロリとした仕上がり。たっぷりのネギに、牡蠣、ホタテ、ハマグリ等を載せて生地を流し、ふたをして焼き上げます。魚介のうまみとネギの甘みと香りがたっぷりとつまったパジョンはそのまま食べても、お酢のはいったコチュジャンを付けても美味しくいただけます。辛くなく旨味タップリ。どなたにも好まれるような食べやすい味ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

◎まとめ

釜山で楽しめる名物グルメにはおいしいものがいっぱい。ヘムルタン（ピリ辛魚介鍋）やナクチポックン（タコの激辛炒め）など辛いものも良いですが、辛くない優しい味も魅力的ですよね！あっさりタラ鍋や市場で食べる新鮮なお刺身など、今回ご紹介しなかった辛くないお料理もまだまだあります。お子様連れでも辛い物が苦手な方も是非釜山グルメを堪能してくださいね。

釜山で食べられる辛くない韓国料理オススメ4選をご紹介します！