名称:チャガルチ市場
住所:釜山市中区南浦洞4街37-1
公式・関連サイトURL:http://jagalchimarket.bisco.or.kr/
韓国第2の都市釜山は、日本から近い事もあり「最も近い海外」として人気の旅行先。基本的には経済都市ですが、美しいビーチや歴史スポット、港町故の海鮮グルメ等、観光資源にも恵まれていることから、多くの人を魅了する大変活気のある街です。釜山を活気づけている理由の一つが、市場の存在。大きな集合住宅の脇には必ず市場があると言われる程、釜山には市場が数多くあります。そんな釜山のおすすめの市場をご紹介します。
1.チャガルチ市場
釜山で一番有名な市場と言えば、このチャガルチ市場。韓国の港町釜山を代表する海鮮市場で、新鮮な海産物が最大の売りです。
この市場があるのは、地下鉄1号線のチャガルチ駅から徒歩1分にある超近代的なビルの中。約10年前に建て替えられたもので、昔の風情を懐かしむ人もいるそう。1階を覗くとエビやヒラメ、ウニ等新鮮な魚に溢れています。目当ての魚を買ったら、2階のお刺し身屋さんへ直行しましょう。直ぐに調理して新鮮なままに味わうことができますよ。昔ながらの市場の風景を見たいと言う方は、お隣のチャガルチ乾魚物市場へ。ここは乾物ばかりの市場なので、お土産も買えますよ。
2.国際市場
チャガルチ市場と並び釜山観光で外せないのが、この国際(クッチェ)市場。出来たのは終戦直後です。元はただの空き地でしたが、それまで居た日本人が立去り際に統制物資をここで売り始めたのが始まりとか。その後自然発生的に常設市場が生まれたそうです。
今では約650軒の店が並び、寝具やキッチン用品を始めとする生活用品、韓国伝統衣装、カバン、眼鏡等様々な物が安く買える釜山を代表する市場です。最近は老朽化が進んだ為、近代化計画も持ち上がっているようですが、まだ実現はされていません。国際市場は小さな店が沢山並んだ迷路のような場所。最初は分かりにくいので、住所代わりの番号(A,Bと番号の組合せ)を覚えるようにしましょう。
名称:国際市場
住所:釜山市 釜山鎮区釜田洞
3.釜田市場
釜山の人達の日常の台所と言えるのが、釜田(プジョン)市場。釜山の中心にあるロッテデパートから徒歩数分の距離にあり、アクセスの良さからいつも多くの人々で賑わっています。この市場は、規模から言うと国際市場に匹敵するほどの巨大市場。しかしその性格は、食品の無い国際市場とは正反対のもの。
肉や野菜、魚、果物やパン等、我先にと言わんばかりに通路までせり出した店には、あらゆる食品が並んでいます。お店の数も相当なものですが、商品の価格が他の市場に比べるとかなりリーズナブルに設定されているそうで、これが人気の秘密だとか。市場の2階部分には高麗人参専門街もありますので、安くて質のよい高麗人参を購入したい場合には釜田市場がおすすめです。
名称:釜田市場
住所:釜山市 釜山鎮区釜田洞573
4.釜山鎮市場
こちらは釜山最大の繊維市場、釜山鎮(プサンヂン)市場。釜山で衣料用品系のものを買いたいという方におすすめです。韓国伝統服のチマチョゴリはもちろん、普通の服や子供服、また布や毛糸、ボタン、ビーズといった様々なものが売られています。とにかく種類が豊富なので、女性なら、お買い物目的でなくとも楽しめるかもしれません。
釜山鎮市場は、地上4階、地下1階建ての建物で、約8000坪の売り場があり、およそ1800の店舗が入居する大規模な市場。釜山では、「結婚が決まったら鎮市場へ行く」という暗黙の了解があると言われており、結婚準備に必要な食器、韓服、布団等々全てが揃う市場として有名だそうです。
名称:釜山鎮市場
住所:釜山市東区凡一洞鎮市場路24
◎まとめ
釜山の市場を4つご紹介してきました。韓国で「韓国らしさ」を味わうには、やはり市場が一番。市場の多い釜山は多くの観光客から注目をされています。ご自身の目的に応じて市場を選んで訪れてみてくださいね。ちなみに、「市場」を韓国語読みすると「シジャン」と発音します。釜山に行く前には、必ず覚えていってください。